重要なお知らせ – 裁判の経過について –

 

重要なお知らせ  Important Notice

GALLERY ART POINT 商標使用に関する裁判の経過について


突然のお知らせとなりますが、弊画廊の商標使用に関する裁判の経過(一審、二審の結果)についてお伝えします。

弊画廊は、GALLERY AND LINKS 81の代表渡部清子氏より下記の請求により訴訟を提起され係争中であります。

渡部清子氏の主張、
”「GALLERY ART POINT」は、渡部清子氏が弊画廊「GALLERY ART POINT」代表の私(吉村義彦)より事業譲渡を受けて正式な権利者として運営を行っており、弊画廊は、「GALLERY ART POINT」名で上記事業譲渡契約及び商標法に違反しながら渡部清子氏の登録商標を無断使用している。”
弊画廊は、上記、渡部清子氏の主張により”「GALLERY ART POINT」商標の使用の差止め”と”400万円の損害賠償を求める”訴訟を提起されました。

裁判で渡部氏は、「GALLERY ART POINT」の商標を取得したこと、画廊の事業譲渡については、弊画廊代表である私の署名が入った事業譲渡契約書が存在するとして正式な事業譲渡契約があったと主張しましたが、弊画廊は、渡部氏に一時的に「GALLERY ART POINT」の商標の使用を許可したことはあっても画廊の事業を譲渡したこともなく、事業譲渡契約も結んだこともありません。弊画廊は、先代、私の実母、私と3代に渡り50年以上の歴史のある画廊で渡部氏に画廊を譲渡する理由がありません。渡部氏より裁判で提出された事業譲渡契約書は私の署名を含め明らかに偽造により作成されたもので、これら渡部氏による不正行為は、事業譲渡の偽装と商標の取得により長年築き上げてきたギャラリーアートポイントの信用にフリーライドし、画廊乗っ取りを画策する行為に他なりません。弊画廊は、これら渡部氏の不正行為に対し損害賠償を求め反訴を提起しました。

そして、昨年10月に裁判一審の判決が下りました。
一審の判決では、弊画廊の主張”事業譲渡が偽装であること””事業譲渡はなかった”ことが認められ、弊画廊の勝訴となりました。この判決により渡部氏には、”「GALLERY ART POINT」の商標の使用の差止め”、また、渡部氏の行為は、”信用を害する虚偽の事実の告知ないし流布に当たる”とし損害賠償として100万円、営業妨害として約30万円の賠償が命じられることになりました。
一方、渡部氏の主張と請求は、一部営業妨害として40万円の請求が認められましたがそれ以外は全て棄却されました。
渡部氏はこの判決の後、画廊名を「GALLERY ART POINT」から「GALLERY AND LINKS 81」に変えましたが、一審の判決を不服とし控訴を提起し、控訴審(二審)で改めて審議が行われることとなりました。そして、その控訴審(二審)の判決が、今年6月に下りました。
控訴審(二審)の判決も”事業譲渡が偽装であること””事業譲渡がなかった”こと、また渡部氏の”「GALLERY ART POINT」の商標取得による差止め請求は権利の濫用にあたる”とし棄却され、渡部氏の行為は、”信用を害する虚偽の事実の告知ないし流布に当たる”という判決も変わらず、弊画廊が勝訴しました。
ただ、一審の判決として渡部氏に命じられた”「GALLERY ART POINT」の商標使用の差止め”は取り消されました。この取り消しについて裁判所の見解は”商標使用は、一時的でも相互の合意があったもので、商標取得による差し止め請求は権利の濫用にあたりお互いにそれを認めない”というものですが、 訴訟前は弊画廊も渡部氏への商標使用を一時的に認めていたこともあり、裁判所のこの決定については、異存はありません。弊画廊が反訴で渡部氏に行った商標使用の差止め請求は、あくまでも渡部氏が訴訟提起により弊画廊に対し行った商標使用の差止め請求を退けるためのものであり、判決で渡部氏の差止め請求は退かれ棄却された以上、裁判所の決定に異存はなく、上告(控訴)する予定はありません。
一方、渡部氏は控訴審(二審)の判決も不服とし上告を申し入れましたが、その申し入れが受理されるかどうかは裁判所の判断に委ねられることとなります。 裁判所の判断で申し入れが受理されなければ、控訴審(二審)の判決をもって弊画廊の勝訴が確定することとなります。
いずれにしても一審、二審ともに渡部氏の本件における請求”弊画廊及び私が事業譲渡契約及び商標法に違反しながら渡部氏の登録商標を無断使用している”は棄却され、渡部氏には、”信用を害する虚偽の事実の告知ないし流布に当たる”とし損害賠償が命じられたことにより弊画廊が勝訴したことをお知らせします。

今回の件では、弊画廊の運営事情について皆さまにご心配ご迷惑お掛けし大変恐縮ですが、裁判一審、二審の判決では、弊画廊が勝訴し、弊画廊の「GALLERY ART POINT」の商標使用にも違法性がないことが認められたことを改めてお伝えいたします。

皆様には、改めてご心配をお掛けしました深くお詫び申し上げます。

弊画廊は、今後も正しい情報を広く告知し、画廊の信頼回復に努めるつもりです。
今後ともご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

GALLERY ART POINT
ギャラリーアートポイント
代表 吉村 義彦