Session I- セッション -

2022.2.28.Mon - 3.5.Sat
12:30-19:30*
*3.5.Sat until 17:00

阿南 さざれ ジャスミン つかもと ゆうき
junkroom Factory Rmoo

Session展では、年数回(年4回を予定)の開催により弊画廊が注目するアーティスト15-20名を紹介します。今回は、Session展第1回目の展示となります。
本展では、アートポイント選抜による作家たちの多種多様な表現スタイル、個人の内面で紡ぎだされる多元的なイメージや世界観を現代のアートシーンのひとつの潮流として展観し、ホワイトキューブを彩るひとりひとりの作家の作品が織りなす共鳴を即興演奏(session)に例え、アートの持つ多様性と共鳴性について考察します。様々なメディア表現を駆使するアーティストたちが、個々の持つテーマと表現スタイルを主張しながらも、それぞれが美しく響き合う様をご覧ください。

In the “Session” exhibition, which are held several times a year, 15-20 artists selected by the gallery will be introduced. This exhibition is the 1st time in this year. As the purpose of this program to specialize in fine art without setting the theme of being unusual, we aim to show the “fine art” which is formed with so many layers of art movements.
This exhibition focus on selected artists with unique perspectives, approaches, and techniques. Through their variety of expressive styles, pluralistic image and worldview, we could see their own different perspectives as one stream of the contemporary art scene.



  • 阿南 さざれ<br>Sazale Anan

    阿南 さざれ
    Sazale Anan

    1989年、福岡県生まれ。2014年、武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン学科卒業。
    現在、東京を拠点に制作活動を行っている。

    2013  Zank & Mars LLC 公募展 入選 / Ouchi Gallary(New York)
    2014  平成24年度 武蔵野美術大学卒業制作優秀作展/武蔵野美術大学美術館(東京)

    2015  第70回行動展 新人賞受賞 / 国立新美術館(東京)

    2016  行動美術協会 新人選抜展 / 東京都美術館(東京)
    2018  個展「夕暮れについて」 / BLOCK HOUSE(東京)
    2019  SICF20 グループ展 / SPIRAL(東京)

     第3回ART OLYMPIA 公募展入選 / 東京都美術館(東京)

    2021  SICF22 グループ展 / SPIRAL(東京)

     SIBUYA AWARDS 2021 入選 / (東京)

    「 習合 」
    習合[syu-gou]とは様々な宗教の神々や教義などの一部が混同ないしは同一視される現象のことである。
    1400年ほど前、大陸から日本列島に仏教が伝来した時、日本土着の神道と習合した。私たち日本人は、この神仏習合の信仰体系を現代に至るまで持続させている。
    この特質に着眼し作品を制作した。目を入れることで魂を込めてアニミズムの要素とし、着彩された部分は未完であり変化させ続けることで諸行無常を示している。1点の作品の中に神道的要素と仏教的要素を融合させ、そこに現代のポップを加えて表現した。

  • ジャスミン<br>JASMINE

    ジャスミン
    JASMINE

    2020年秋頃、ある人との関りからどん底の精神状態の中でデジタルコラージュアートに出会う。
    そこから創作に夢中になりインスタグラムで投稿を続ける。

    私のコラージュアートは私が見た景色、ものや人、また耳に入った音楽や言葉などからインスピレーションを感じ、そこから写真や加工アプリを使い創作しています。私は周りの評価や世間体を気にするあまり、自分を抑えて生きてきました。コラージュアートは自分の頭の中に思い浮かんだままのイメージを自由に創造できる、そこにルールは一切なく、自由な世界を感じるところに魅力を感じます。
    「自由に自分を表現する」
    私にとってそれがデジタルコラージュアートでした。私の作品はその時私の中から沸き上がった感情を表現しています。それはウキウキするような喜びであったり、希望、楽しさなどの感情だけでなく、今まで見ないようにしてきた悲しみ、寂しさ、妬み、焦り、苦しみ、憎しみ、絶望感や怒りなどの暗い感情も作品に表現しています。メッセージ性の強い作品をどんどん生み出していきたいです。周りの評価や世間の常識なんて関係なく、私が選択し、その後の結果を受け入れる。その覚悟を作品通じて私の生き方として表現します。あなたが私の作品を見て癒しであったり豊かさを感じたり、なんらかのメッセージを受け取っていただけると嬉しいです。

  • つかもと ゆうき<br>Yuki Tukamoto

    つかもと ゆうき
    Yuki Tukamoto

    2000年 大阪芸術大学附属大阪美術専門学校卒業
    舞洲陶芸館研修生として入館

    個展
    2004年 Gallery HOT(大阪)
    2006年 Gallery HOT(大阪)
    2007年 ぎゃるりーくさ笛(名古屋)
    2009年 Gallery HOT(大阪)
    2010年 現代クラフトギャラリー(大阪)
    2011年 GALLERY マロニエ(京都)
     Gallery HOT(大阪)
    2013年 2KW Gallery(大阪)
    2014年 GALLERY はねうさぎ(京都)

    グループ展
    2005年 陶とガラスのオブジェ展(新世紀工芸館・瀬戸)
    2006年 陶とガラスのオブジェ展(新世紀工芸館・瀬戸)
    2008年 つるつるとつぶつぶの器(同時代ギャラリー・京都) 
    見せたいもんがあるねん展(神奈川県民ホール・横浜)
    2009年 安山国際アートフェア(韓国)
    2010年 見せたいもんがあるねん展(GalleryHOT・大阪)
     陶二人展(海岸通りギャラリーCASO・大阪)
    2011年 見せたいもんがあるねん展(GalleryHOT・大阪)
    2012年 うらら展(GalleryHOT・大阪) 
     アーティスティックなくらし展(Gallery TAA・大阪)13~21
    2013年 見せたいもんがあるねん展(be-kyot・京都) 
    2016年 見せたいもんがあるねん展(2KW Gallery・大阪)
    2017年 御堂筋アート(大阪)18~20
     つかもとゆうき・おかもとかおり展(be-kyo・京都)
    2018年 手業展(GalleryRyo・大阪)19~21
    2020年 Accessories【アートを装う】(GalleryRyo・大阪)
    2021年 うつわにはな(GalleryRyo・大阪)

  • junkroom Factory

    junkroom Factory

    1984年生まれ
    ペンとインクで線と点を描く。

    2010年頃よりグループ展やCDジャケットを中心に活動。
    描くことで古代から現代まで続く感情や、現象を浮き彫りにしていきたいと思っています。

    『美しい線に祈りが宿る。』
    空間の中で主張しすぎることのない、さりげないようで確かに空間に存在する主張を描画する。
    時が流れても色褪せることのない大切なものを描く。

    Japanese contemporary fountain pen artist.“I wish world be always filled beautiful.”

  • Rmoo

    Rmoo

    2018年より個展を開始、2020年よりオンラインでの販売開始、2021年よりミラノ、パリ、ロンドン、ニューヨークのギャラリーや団体展・企画展に参加。(令和日本芸術アカデミー大賞(現代作家部門)JCAT Gallery Award 1st Prize Winner(SUMMER2021) 
    すべてはインスピレーションによりキャンバスに浮き出てきたものを描いています。写実やデッサンは習作のために行いが最初しかモチーフを見ない習性があり、治りません。どんどんうろ覚えで描き、感情が入り込み、色に任せます。その日の湿度、温度、絵の具の硬さに逆らわず描くのですから、いつも大自然と合作しているだけなのです。

    Rmoo HP:https://www.r-moo.com/

    個展
    2018 Rmoo展 はらっぱ 青森市 日本
    2019 華展 はらっぱ 青森市 日本
    2019 Rmoo展 ふゆめ堂 五所川原市 日本
    2019 ブヒン展 NOVITA 青森市 日本
    2019 もうすぐunicorn展 グルッペ 青森市 日本
    2020 動物展 ふゆめ堂 五所川原市 日本
    2020 BUNGEI ART GALLERY ギャラリーくぼた 東京 日本
    2020 Rmoo展 ささら 青森市 日本
    2021 Rmoo展1月2月 エネルギー館 青森市 日本
    2021 March solo exhibition JCAT ONLINE NY US
    2021 Rmoo展4月5月 エネルギー館 青森市 日本

    企画展・団体展
    2020 日本文藝 平和藝術展
    2021 あけましておめでとう展 平間ギャラリー 旭川市 日本
    2021 Flower展 JCAT ONLINE NY US
    2021 2021   MDAS MILANO ONLINE ITALY
    2021 Home Sweet Home展 JCAT NY US
    2021 Life展 JCAT NY US
    2021 FOCUS Art Fair Paris 2021 FRANCE
    2021 Inspiration  展  JCAT NY US
    2021 SUMMER 展  JCAT NY US
    2021 Is trash, trash? 展  JCAT NY US
    2021 ジュンク夏展 旭川ギャラリージュンク 日本
    2021 FOCUS Art Fair LONDON 2021 England
    2021 HOPE  JCAT NY US
    2021 Courage  JCAT NY US
    2021 第5回美術評論とともに見る美術展 日本
    2021 November solo exhibition JCAT ONLINE NY US
    2021 Gift JCAT NY US
    2021 GALLERY NOVITA 青森
    2021 SUMMER of LOVE 高円寺
    2022 新年明けましておめでとう2022 旭川ギャラリージュンク 日本
    2022 NEW JCAT NY US
    2022 戦争と平和を考えるオリジナル切手展in沖縄 日本

    作品 Profile

    「塔屋から」
    いつも小さい絵は屋根にくっついた小屋のなかで描いています。目に見えるものは絵の具と空、雲だけ。感じるものはお天道様が自然と教えてくれたものになります。

    「SKY TEARS」
    ただ絵の具を重ねただけなのに何かに見えます。それに逆らわず見えたままなぞっていくとなにかと繋がっているような感覚に。タイトルはいつも後付けです。空の涙はどんな人にも共感できる心のアイテムであるような気がします。

    「Synapses Spead」
    筆がノってくると自分の感覚で絵を描いていない状態になります。なにかと繋がってわたしはわたしではないのですがわたしが描いている状態に戻ってくることさえももったいない気がするのです。シナプスが勝手に踊ってるみたいね。と、思います。

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また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

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