Prologue XI第11回 プロローグ 展
2020.7.27.Mon - 8.1.Sat
12:30-19:30*
*8.1.Sat until 17:00
安藤 美香 大瀧 洋平 北川 香乃花 許 寧 城間 雄一 陳 強 檜垣 春帆 三上 智史
この将来の日本のアートシーンでの活躍が期待される作家を紹介することで次世代の日本の現代アートの方向性を可能性を展観します。メディア表現が多様化している今日、新進気鋭のアーティストたちが見据えるその先には一体どのような世界が待っているのか。本展のタイトル”Prologue-プロローグ”には序章、序詞、序幕という意味がありますが、アートシーンの”序章”を8人の作家たちの多種多様な表現スタイルを通じ展観します。
The exhibition titled “Prologue” is an exhibition composed of selected artists of the “Shell Art Award” exhibition, which is one of the most prestigious public recruitment exhibitions in Japan.
The “Prologue” exhibition, which has been held every year, is the 11th time this year. This year, we aim for more open exhibition with introducing artists other than the selected artists from the “Shell Art Award 2020” exhibition.
By introducing artists who are expected to play an active role in the future Japanese art scene, we will explore the possibilities of the next generation of contemporary Japanese art.
In today media expression is so diversifying, what kind of world is waiting beyond the eyes of up-and-coming artists? The title of this exhibition, “Prologue”, means “introduction”, “biginning”, and “opening”. The “introduction” of the art scene will be seen through artworks by eight artists.
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安藤 美香
Now Printing
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大瀧 洋平
Profile
2007年 シェル美術賞2007入選
2008年 第14回2008公募:ふるさとの風景展 準大賞
2015年 第26回美浜美術展 福井県知事賞
2015年 第17回雪梁舎フィレンツェ賞展 優秀賞
2016年 ワンダーシード2016 入選
2017年 損保ジャパン日本興亜美術賞FACE2017 入選
2019年 シェル美術賞2019
入選Statement
①佇まいにひかれた建物などのモチーフを写真に撮る
②形・色彩などを再構成し、構図を考える
③キャンバスに形を描き、絵の具で塗る
このように淡々としたやり方で制作しています。
今回の作品も生活圏内にある建物をモチーフにしました。
自然に出会った身近なものの美しさを借りて、さりげないけど素敵な作品を造りたいと思います。 -
北川 香乃花
Profile
2012 グループ展「よむ よむ ふむ」 GALLERY NIW、東京
2014 個展「北川 香乃花 展」 ギャルリー東京ユマニテ、東京
グループ展「平成25年度第37回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」 国立新美術館、東京
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業
2015 グループ展「第9回三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション」三井不動産商業マネジメント株式会社、東京
2016 グループ展「平成27年度第39回東京五美術大学連合卒業・修了制作展」国立新美術館、東京
多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域修了
個展「北川 香乃花 展」 ギャラリーQ、東京
2017 グループ展「99人展」ギャラリーQ、東京
2019 個展「北川 香乃花 新世代への視点2019」 ギャラリーQ、東京
公募シェル美術賞2019 入選Statement
鏡に映る自分を見つめて自己陶酔にひたったり、嫌悪感を抱いて物思いにふけったり、自分を見つめて一喜一憂している女。時間を忘れて自分を見つめ続ける他人の姿は、傍から見ると滑稽に思えるが、いざそれを目の当たりにしたとき、そんなときが自分にもあるのではと、はっと気付かされるかもしれない。
そんな内面の思いを時には隠し、時には際立たせるように、柄を多用して描いています。 -
許 寧
母国中国の古代絵画の哲学思想とネーデルラント絵画の影響を受け、制作している。私の絵画は面相筆とペンディングナイフによる表現が麻地を最大限に残して生かすことを試みている。絵描きとして勿論、一人の人間として、私は心の底から真を求めています。その真は例え時の流れと共に、物事が変化していても、純粋のままな真である。至誠の姿勢で生きている全ての喜び、悲しみ、感動、閃きを絵画で探求すること。それらは私一人のものに留まらず、生きていたこの時代の人々の感情になってほしい。
許 寧
Kyo Nei中国北京生まれ 神奈川県在住
2020年3月 多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程絵画専攻油画研究領域修了受賞・展示歴
2016年 アクリルガッシュビエンナーレ2016 佳作
2017年 第38期国際瀧冨士美術賞 優秀賞
第38期国際瀧冨士美術賞受賞学生小作品展(明治記念館)2018年 第2回平成30年度ギオン芸術スポーツ振興奨学金 奨学生
第23回福沢一郎賞
平成29年度第41回東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館)2019年 多摩美術大学創立80周年記念 奨学金
多摩美術大学校友会2019年度 奨学生
多摩美術大学校友会2019年度チャリティー展2020年 辰野登恵子賞
令和元年度第43回東京五美術大学連合卒業・修了制作展(国立新美術館)
月間ギャラリー2020年3月号新連載「アート松井塾 卒業制作座談会2020 Part1」に紹介 ページ90-91 -
城間 雄一
第27回全日本アートサロン絵画大賞展 文部科学大臣賞
shibuya awards 2018 入選
世界絵画大賞展2019 遠藤彰子賞
シェル美術賞2019 入選
Face展2020 入選 -
陳 強
陳 強
CHEN QIANG1994年 中国・江西省九江市生まれ、今東京都在住
2016年
「人民に入り込み・生活に近づく2016江西油絵展」 優秀賞2017 年
江西師範大学美術油絵専門を卒業し、学士号を取得
江西師範大学美術学院 学院賞二等賞
論文「玩世現実主義を解析」西江文芸一等賞
江西師範大学美術学院作品「n5」収蔵2018年
東京「軌跡」個展(MoNNa Gallery)高田馬場2019年
日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程 造形芸術専攻に入学
「まち中2019+回遊美術館」 グループ展 (豊島区みらい館大明)
シェル美術賞 角奈緒子入選 (国立新美術館)
第44回土日会 入選 (国立新美術館)2020年
日本大学大学院芸術学研究科 「M6」 グループ展(ギャラリー絵夢 新宿)
東京「格物」個展 (熊谷守一美術館)豊島区
Prologue XI 2020 グループ展 (GALLERY ARTPOINT) 銀座
未来展 五美大グループ展 (日動画廊)銀座
Hopeful 日本大学大学院芸術学研究科 グループ展 (ゆう画廊) 銀座 -
檜垣 春帆
1995年生まれ 山梨県在中
2020年多摩美術大学修士課程修了
2018 美術新人賞デビュー2018 奨励賞
2020 FACE2020 特別審査員賞コメント
そもそも、必ずあることは分かっているのに眼球だけでは追いつかない事象が、私はいつも気になって仕方がない。宇宙みたいに単純に遠く広大で視界に入りきらないもの、深海みたいに恐らく一生この目で見ることが出来ないもの、知りたくても開けられない蛹の中身や、音の様に視界以外から得られる感覚は勿論、時間や記憶など質量は無いのにどこかに必ず蓄積されるものも当てはまる。
でも全容全てが見えない訳ではない。実は、様々なものにそれらの切れ端は漂っている。
だから形あるものを触って確めては絵を描いて、見えない奴らがどの様にして自分の目の前に立ち上がってくるのかをじっと考えるのだ。もし見えるものと見たいものを同時に見ることが出来たなら。
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三上 智史
2015年 文化服装学院ファッション工科専門課程アパレルデザイン科メンズデザインコース 卒業
2016年 美術ラボ 受講
2019年 シェル美術賞2019 入選
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