Preface I 2023- 序章 Ⅰ -

2023.1.16.Mon - 1.21.Sat
12:30-19:30*
*1.21.Sat until 17:00

石田 真弓  井上 真友子  大村 優佳  金重 久子  重岡 由起
高橋 璃  中原 青餅  矢口 圭子  AYUKO

本展覧会名の“Preface-プリフェイス”とは物語の序章という意味があります。弊画廊の一年間の展示全てをひとつの物語として例え、年明け最初の展示をその物語の始まりとし、その始まりを予見させる序章(Preface)として本展を企画しました。
本展では2023年の序章(Preface)を飾るのに相応しいと思われる弊画廊選抜による実力派アーティスト数名による選抜展となります。
2020年は、世界レベルで蔓延した新型コロナウイルスの感染拡大の始まった年として私達の生活に様々な変化をもたらしました。2023年はCovid-19との共存という新しい生活スタイルを模索する年となるでしょう。

 本展ではコロナの感染拡大によって生まれた新しい社会、人類の次のステージとしての序章(Preface)をテーマにアートポイント選抜によるアーティスト達の自由な表現作品を通してwith Covid-19世界の様々な様相を展観するとともに新しい価値観や世界観の提示を試みるアーティストを紹介することで次なる物語の序章(Preface)を予見しwith Covid-19世界のアートシーンについて考察します。
弊画廊の試みとして、ギャラリーにて実際の作品を観賞する方法とオンラインにて作品を観賞する方法、ハイブリッドな形式で展示を開催いたします。 また、本展は弊画廊bisスペースで開催されるPreface IIとの共同開催となります。

The title of this exhibition, “Preface”, means the beginning of a story. The first exhibition at the beginning of the year is the beginning of the story, and we planned this exhibition as a preface that foreshadows the beginning of the story.
This exhibition is a selection of artists selected by our gallery who we think are worthy of decorating the Preface of 2023.

 The year 2020 marked the beginning of the spread of the new coronavirus that has spread on a global level and brought about various changes in our lives. 2023 will be the year when we seek a new way of living in harmony with Covid-19.

 The theme of this exhibition is “Preface”, a new society born from the spread of corona, and the next stage of humanity, and we will show various aspects of the world with Covid-19 through freely expressed works by artists selected by Artpoint. We will also introduce artists who are trying to present new values and worldviews, in order to foresee the preface of the next story and to discuss the art scene in the world of with Covid-19.
As a trial for our gallery, the exhibition will be held in a hybrid format where visitors can view the works in person at the gallery or online.
This exhibition will also be held in collaboration with Preface II, held at GALLERY ART POINT.bis.



  • 石田 真弓<br>Mayumi Ishida

    石田 真弓
    Mayumi Ishida

    音と色・形に対する共感覚を持ち、見える音を色や形で構成した抽象絵画を制作している。幼少期より独自の方法で曲作りをはじめ、’19年にはオリジナルピアノアルバム「décadence」をリリース。近年は自作の音楽と絵画を取り入れたインスタレーションにも取り組んでいる。
    2022年
    個展「天球の音楽」Shelter KUKO cafe&gallery
    2021年
    個展「古代のメロディー」gallery cafe 3
    個展「dialogue」コート・ギャラリー国立企画
    2020年
    個展「水の戯れ」gallery cafe 3
    個展 「音楽がきこえる」GALLERY SPEAK FOR企画/AL
    2019年
    個展「おとあつめ」 NONOWA KUNITACHI PAPERWALL CAFE
    2018年
    個展「ー対の森ー」ギャラリー檜
    2017年
    個展「音の間 oto no ma」 art space88企画
    2014年
    個展「ー古代の音ー」ギャラリー檜
    グループ展
    国立新美術館「国展」/すどう美術館/兵庫県立美術館 他

    "音のいびつなバランス風景"
    幼い頃から、音楽や身の周りにあふれる音に、「見る」ような感覚があった。
    それらはカオスでランダムに現れるため、常に頭の中で音を組み替えたり描き直して、均衡を保とうとしてきた。
    それらはとてもいびつな、かろうじてバランスを保つ風景や街になり、頭の中に広がっている。
    この風景が、創作のインスピレーションとなっている。

  • 井上 真友子<br>Mayuko Inou

    井上 真友子
    Mayuko Inou

    1991年 北海道旭川生まれ
    2012年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻入学
    2018年 武蔵野美術大学造形研究科修士課程美術専攻油絵コース卒業
    佐藤国際文化育英財団 26期奨学生
    一般財団法人神山財団 3期奨学生
    活動歴
    <2016年>
    ACTアート大賞2016 佳作
    武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業制作 優秀賞 根岸賞(武蔵野美術大学)
    FACE2016 入選                                                      
    グループ展 exist vo.10(JINEN GALLERY 東京、日本橋)                                 個展「そこにあるものを じっとみつめるとき」(JINEN GALLERY 東京、日本橋)
    <2017年>
    アートオリンピア2017 審査員特別賞
    世界絵画大賞2017 協賛社賞
    佐藤国際文化育英財団 奨学生展
    <2018年>
    ワンダーシード2018 入選
    第39回 三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
    個展「1日、1日」(アートギャラリー絵の具箱 東京、吉祥寺)
    <2019年>
    個展(ゆう画廊 東京、銀座)
    個展「ひとなみ」(アートギャラリー絵の具箱 東京、吉祥寺)
    <2020年>
    個展(JINEN GALLERY 東京、日本橋)
    <2021年>
    グループ展 「琳 1990年代生まれの作家たち」(渋谷・東急本店8階 美術ギャラリー) 
    個展「I’m here」(ゆう画廊 東京、銀座)
    個展(のにある 北海道、旭川)

    私は以前は、「人々の手に負えない大きいものとその中で営まれる生活」に対する自分の眼差しを作品に込めてきました。
    しかしこの1年ほどで、「人々の手に負えない大きいもの」も、ある意味自分自身の一部で、
    あらゆる区切りが溶けていくような感覚を持ち始めました。
    おそらくそれは、生まれてすぐにすべての人が持っているようなものだと思います。
    生活する上で、世界を区切って把握することは欠かせないことですが、
    観たときにその区切りが絶対的ではないということを思い出せるような作品にしたいと思い、
    今回の作品を作りました。

    「昼間のほし」
    2022年 455×380㎜ キャンバス、油彩 ¥140,000
    「川の上の坂」
    2022年 455×380㎜ キャンバス、油彩 ¥140,000
    「インフルエンス(ヒト)」
    2022年 333×242㎜ キャンバス、油彩 ¥80,000
    「路端のはな」
    2022年 333×242㎜ キャンバス、油彩 ¥80,000
    「インフルエンス(中隔)」
    2022年 333×242㎜ キャンバス、油彩 ¥80,000

  • 大村 優佳<br>YUKA OMURA

    大村 優佳
    YUKA OMURA

    1976 愛知県生まれ
    2000 愛知県立芸術大学美術学部油画科卒業
    渡英
    2002 Chelsea College of Art & Design Foundation Course 卒業
    2003 Chelsea College of Art & Design PGD in Fine Art 卒業
    BP Portrait Award 2003 入選(National Portrait Gallery、ロンドン) 
    2006  「名古屋」の美術-これまでとこれから- 入選(名古屋市美術館)
    2010~2011  December Show(GALLERY APA、名古屋) 
    2011  個展(GALLERY APA F2、名古屋)
    2012  APA選抜金工堂リレー(金工堂、名古屋)
    2013  APA集大成!(GALLERY APA Fine Room、名古屋)
    夢の間へ…(翔風館、北名古屋)
    2014  The Win Win 展(弐込味亭、名古屋)
    2015~2019 北村尚子×大村優佳Live Painting(ハートフィールドギャラリー、名古屋)
    2015 個展「パーティーのはじまるまえに」(ハートフィールドギャラリー、名古屋)
    五感で感じる祈りの時間展 ライブペイント(文化のみち橦木館、名古屋)
    CAT CAT CAT展(Ox cafe、名古屋)
    2016~2018 ながくてアートフェスティバル(文化の家、長久手)
    2016 個展「prijatno(セルビア語で「召し上がれ」)」(月の庭、名古屋)
    2017 お寺deアート(顯正寺、豊田)
    2019 個展「lovely sweet party」(ハートフィールドギャラリー、名古屋)
    2021 Couleur II -彩- 2021(GALLERY ART POINT、東京)
    2022 ハルモニアI - harmonia -(GALLERY ART POINT、東京)

    子供の頃に感じたパーティーが始まる前のどきどきわくわくする気持ちを、油絵で描いています。色作りには時間をかけ、隣り合う色同士が引き立ち調和するよう表現しています。

  • 金重 久子<br>Hisako Kaneshige

    金重 久子
    Hisako Kaneshige

    岡山県出身
    京都精華大学芸術学部素材表現学科テキスタイルコース卒業
    2018 創造的ドローイングー作家になるためにー
            (京都精華大学ギャラリーフロール/京都)
    2018 ペンタゴン
            (THREE STAR KYOTO ギャラリースペース/京都)
    2018 駅ナカアートプロジェクト2018
            (京都国際会館駅構内/京都)
    2019 祈り〜9stories〜
      (Gallery maronie/京都)
    2019 The 38th JAPANTEX2019 INTERIOR TREND SHOW NIF•YOUNGTEXTILE2019
            (東京ビッグサイト/東京)
    2020 京都精華大学展2020
    2022 Beyond I -Covid-19を超えて-
            (GALLERY ART POINT/東京)

    1分、1秒ごとに様々な事柄が起こる。
    それは良くも悪くも、大なり小なり、私に影響をもたらす。
    ゆっくり、少しずつ私の中に浸透していく。
    染めは布の繊維にゆっくりと丁寧に色を浸透させていく。
    私に影響を与える事柄と染めを「浸透」という言葉で結び、
    今、私の中に浸透しているものを表現する。

  • 重岡 由起<br>Yuki shigeoka

    重岡 由起
    Yuki shigeoka

    2022 中津アートフェスティバル2022 大阪/42195COFFEE
    2022 POP POP POP in Amsterdam オランダ/LOSDOK GALLERY
    2022 うつし絵 7人展 大阪/gallery そら
    2022 Abstraction展 東京/GALLERY ART POINT
    2022 企画展「ARTる!」能動的に攻める!-偶然- 大阪/gallery そら
    2021 中津アートフェスティバル2021 大阪/PIAS GALLERY
    2021 個展「comunicar sentimientos」大阪/gallery そら
    2021 企画展「YAO EE 米蔵ギャラリーおひろめ記念展」大阪/茶吉庵・米蔵ギャラリー
    2020 企画展 関西新象展〈表現者達〉京都/同時代ギャラリー
    2020 個展「sabiduria」大阪/gallery compliments
    2020 公募 AQUART2020 和歌山/gallery&cafe AQUA(協賛ギャラリー賞)
    2020 企画展「ジャパンあるてぃすと えくすとら」大阪/茶吉庵ギャラリー
    2019 公募 第62回 新象展 大阪展 大阪/大阪市立美術館 (入選)
    2019 公募「ジャパンあるてぃすと展」大阪/茶吉庵ギャラリー(徳治昭賞)
    2019 企画展「ARTる!」能動的に攻める!-□shikaku- 大阪/gallery そら
    2018 個展「Anochecer」大阪/gallery compliments
    2018 公募 第61回 新象展 大阪展 大阪/大阪市立美術館(入選・八尾市長賞)
    2018 公募 第74回 現展 大阪展 大阪/大阪市立美術館(入選)
    2018 公募 第74回 現展 東京/国立新美術館(入選)
    2018 企画展「タイポ展」横浜/AAA GALLERY
    2018 TRANSNATIONAL ART 2018 大阪/大阪府立江之子島文化芸術創造センター

    私は文字の形に魅力を感じています。
    文字の造形がもつリズムと言葉のもつイメージで抽象的に描くことは、表現を深遠なものとし、
    見る人に具体的にわからなくても感覚的に伝わるのではないかと考えています。
    私が大事にしているのは感性を磨くこと。
    文字は身近なモチーフであり人に何かを伝えるコミュニケーションツールのひとつです。
    身近な存在の視点を変えることは、 新しい感性に出会うきっかけだと考えています。
    絵画的、視覚的、感覚的なアプローチで表現することで、見る人の思考の展開を促したり、
    感覚に刺激を与えるような作品を創り出したいと思っています。

  • 高橋  璃<br> Aki Takahashi

    高橋 璃
    Aki Takahashi

    愛知県在住。仏画に親しむ父親に大きな影響を受け、美しく宇宙的な色彩を観て育つ。
    デザイン学校卒業後は、陶器の絵付けや看板アートを経験。
    2016年に初個展。以降、毎年個展を開催。

    抽象的な色とかたちは、始まりと終わりの連続で、広大な色彩の海を描くことは解放と回復、循環と感じ、制作している。

  • 中原 青餅<br>Aomochi Nakahara

    中原 青餅
    Aomochi Nakahara

    1983.03 三重県生まれ

    人間の持つ繊細な心の機微を、植物などと併せ表現できればと思いイラストを描いています。
    少しでもどなたかの心に触れることが出来れば幸いです。

  • 矢口 圭子<br>Keiko Yaguchi

    矢口 圭子
    Keiko Yaguchi

    1987 日本イラストレーション展 特別賞
    1990 個展 『熱植物Ⅰ』ギャラリーハウス MAYA 
    1990 個展 パブリックハウス Zuu in (企画)
    1991 個展 『万葉』ギャラリーハウス MAYA
    1993 個展 『熱植物Ⅱ』アミーホール (企画)
    2008 個展 『水の花、風の花、土の花』ホワイトパレット (企画)
    2008 寺家回廊 参加
    2019 個展 『ウテナ』アート・トゥルース (企画)
    2021 個展 『Water Plant』アート・トゥルース (企画)
    2021 Vivid art展 参加
    2022 Vivid art展 参加
    2022 『insight』展 参加 Gallery Art Point

  • AYUKO<br>AYUKO

    AYUKO
    AYUKO

    東京都出身。文化学園大学造形学部 卒業。
    イラストレーター・フリーランスデザイナーとして活動したのち、アーティストへ転身。
    去年よりアート制作を開始。50年代〜90年代にかけた古いディズニー作品や、メッセージ性の強い現代アートの影響を受ける。

    2022年はロシアによるウクライナ侵攻が始まり、安倍前首相の殺害、英国エリザベス女王の死去など、悲しい出来事が一層多く見受けられた年となりました。そんな混乱した世界情勢の中で露骨に見えた、命の扱われ方の違いに違和感を抱き、今回のテーマにしております。一見表面的に見える女の子の中に、現代における人々の"平等性"ついての皮肉を表現しました。

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