SCOPEs-それぞれの視展 -
2019.5.27.Mon - 6.1.Sat
12:30 - 19:30*
6.1.Sat. until 17:00
川上 春奈 岸 勇樹 キタダタキ 小林 源 佐薙 真由 原 憲太郎 宮本 千瑞 山田 裕吉
”SCOPEs”とは、ギリシャ語の「見るもの」を語源とし視点、範囲、識見、見通しといった意味を持ちます。
現代社会においては、さまざまな分野、人文社会から科学にいたる諸領域がより専門的に拡大しつつあります。それら諸分野と緊密に関連しながら、既存の価値観や枠組みにとらわれない自由な発想によりこの社会の多様性を映し出していくことが現代アートの役割ともいえます。現代アートは現代社会にかかわる種々の領域の問題に対し、さまざまな視点や識見(SCOPEs)により新しい方向性や価値観を提示します。
本展ではアートポイント選抜による8名の現代アーティストたちの多種多様な視点(SCOPEs)による表現作品を紹介することにより、その多様なスタイルの中に現代アートと社会の関わりや本質を再考します。
“SCOPEs” ,with the Greek word “what to see” as the word source, has the meaning of viewpoint, range, insight, prospect and so on.
In modern society, various fields from humanities to science, are expanding more specialized fields. It can be said that the role of contemporary art is to reflect the diversity of this society while being closely related to these fields. With free ideas that are not tied to existing values and frameworks, Contemporary art presents new directions and values from various viewpoints and insights (SCOPEs) for problems in various areas related to modern society.
In this exhibition, 8 contemporary artists and their artworks are introduced. Through their each viewpoints (SCOPEs), we will see the relationship and nature of contemporary art and society in its diverse styles.
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川上春奈
now printing...
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岸勇樹
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キタダタキ
★プロフィール
【作家略歴】
2013年 セントラル・セント・マーティン・カレッジオブアーツ
ファインアート修士号取得
個展
2013年 「SWITCHED-ON LOTUS」13 THE GALLERY、ロンドン主なグループ展
2017年 「Art Point Selection 展」ギャラリーアートポイント、銀座
2016年 「TURNER AWARD 2015入選者展」TURNER GALLERY、東長崎
2015年 「私の世界展」ミレージャギャラリー、銀座
2014年 光陽展、東京都美術館、上野受賞歴
2015 TURNER AWARD 2015 未来賞 受賞
2014年 光陽展 小品佳作賞 受賞
2012年 EWAA Award 2012入選
2012年The Debut Contemporary Art Award入選★コメント
「すてき」「美しい」と、「汚い」「醜い」の線引きをするものは、一体何なのか。
制作においての一つのテーマは、当たり前だと思われている物事や表現の線引きに問いかけを行う事です。
「美・醜」の感覚はサブジェクトを越えて、その時・場所や個人の持つ価値観によって七色に変化する、
自由で、流動的な性質だと感じます。となると、「醜」が」「美」となる事や、またはその逆、
もしくはその二つが画面の上で共存し調和することは可能なのではないでしょうか。例えば現代の東京で暮らす私にとって、
人で溢れかえり高層ビルや産業地帯に覆われた景色を醜く忙しいと思う一方で、美しさに息を呑む瞬間があります。
こうした割り切れない感覚を基に、ゴミ集積所やストリートアートで埋め尽くされた廃墟の景色、
心惹かれた都市のモチーフをベースに、浄土絵やイコン画のモチーフを交差させた世界を制作しています。
流動的な感覚を行き来しながら、「美しい・醜い」とはなんなのかを問いかける画面作りがテーマです。 -
小林源
1989年宮城県生まれ
展示
2015年 個展(SARP、仙台)
2016年 第79回 河北美術展 (藤崎、仙台)
第18回 フィレンツェ賞展 (雪梁舎美術館、東京都美術館)
第12回 世界絵画大賞展 (東京都美術館)
シェル美術賞2016 (国立新美術館)
個展 (SARP、仙台)
2017年 グループ展 PrologueⅩⅢ (GALLERY ART POINT 東京)
シェル美術賞2017(国立新美術館)
個展(SARP、仙台)
2018年 個展 (GALLERY ART POINT.bis )
シェル美術賞2018 (国立新美術館 東京)
受賞歴
2016年 第12回 世界絵画大賞展 協賛社賞
シェル美術賞2016 オーディエンス賞
シェル美術賞2017 オーディエンス賞コメント
モチーフを吸収し画面上に再構成することでその状況や相互の関係性から人間の内的世界、また審美的価値観の新たな象徴を生み出すことをコンセプトとしています
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佐薙真由
[略歴]
1985 東京都生まれ
【個展】
2011 「Momentary Fluctuation」ギャラリーモーニング / 京都
2012 「Fictitious」ギャラリーモーニング / 京都
2014 「KINEAESTHETIC」ギャラリーモーニング / 京都
2018 「NOWHERE」ギャラリーQ / 東京【グループ展】
2008 「ヴァニタス」乙画廊 / 大阪
2009 「第4回大黒屋現代アート公募展」入選 / 栃木
2009 「Art Camp」ギャラリーヤマグチ / 大阪
2009 「中之条ビエンナーレ2009」 / 群馬
2010 「ミチミチル」ギャラリーRAKU・ギャラリー16 / 京都
2011 「OLA」ギャラリー国立 / 東京
2013 「HANARART」 / 奈良・大和郡山
2014 「KUAD graduates under30 selected」京都造形芸術大学
2015 「第10回TAGBOAT AWARD」入選 / 東京
2015 「Life 2015」GALLERY ART POINT / 東京
2016 「ART POINT SELECTION 2016」GALLERY ART POINT / 東京
2017 「New Year Selection 2017」GALLERY ART POINT / 東京
2017 「第15回NAU21世紀美術連立展」国立新美術館 / 東京
2018 「Reflections2018」GALLERY ART POINT / 東京[コメント]
絵画は全ての人に同じように見えていると思っていた。しかし視覚的・心理的な作用に経験などの
様々な要素が重なり、同じものを見ていても私たちはそこに全く違うものを見出してしまう。私は
絵の中により強固な、より視覚に訴える空間を作りたいと考えている。自分が見ている世界と同じ
ものを見せたい、そしてただ感覚を共有したいと思っているのだ。 -
原憲太郎
【プロフィール】
1979年 長崎生まれ
2005年 大阪教育大学大学院修士課程芸術文化専攻修了
個展
2004年 「原憲太郎展」海岸通ギャラリーCASO(大阪)
2007年 「fragments」海岸通ギャラリーCASO(大阪)
2008年 「ウミガラス、何も言わずに」アートスペース虹(京都)
2012年 「植物の自死に関する一考察」神戸アートビレッジセンター(神戸)
2013年 「エクリプス67日間」新宿眼科画廊(東京)
2014年 「tender」キチジョウジギャラリー(東京)
2015年 「swing-by」SAKuRA Gallery(東京)
2017年 「原憲太郎展」GALLERY ART POINT(東京)
2017年 「still」ZULA Art Gallery(東京)
2019年 「透明な酔いと両義的な眼差し」 Gallery NIW(東京)グループ展
2014年 「千代田芸術祭2014 3331アンデパンダン」Arts Chiyoda 3331(東京)
2016年 二人展「seam-less」ギャラリーKINGYO(東京)
2017年 「YAHAGI’s SENSE展」T-Art Gallery(東京)
2018年 「時は春」ギャラリーKINGYO(東京)ほか多数【コメント】
カメラのレンズはイメージ(図像)を通過させ、液晶のディスプレイはイメージを留める。
このレンズとディスプレイは幾ばくものイメージを処理し続ける。
無慈悲にも今はもうないそのイメージたちが、
痕跡として、記憶として、冷たい表面に残っていたとしたら、
網膜のような熱を持って無遠慮な感情を発揮してしまうのか、
を実験している。 -
宮本千瑞
[プロフィール]
2000年
筑波大学芸術専門学群卒業
第14回現代日本絵画展(宇部ビエンナーレ)/宇部市文化会館2001年
第19回上野の森美術館大賞展(一次賞候補)/上野の森美術館・田川市美術館
第11期佐藤国際文化育英財団奨学生2002年
宮本千瑞 展/アートスペース羅針盤
筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了
第15回現代日本絵画展(宇部ビエンナーレ)/宇部市文化会館2003年
第11回奨学生美術展/佐藤美術館
CROSS LANE展/兵庫県立美術館王子分館 原田の森ギャラリー2013年
Life2013展/ギャラリーアートポイント銀座2014年
ART POINT Selection Ⅰ展/ギャラリーアートポイント銀座2015年
PAMERANPOSKAD2015/Gillman Barracks Blk 7 #01-13 Lock Road Singapore2016年
New Year Selection 2016/ギャラリーアートポイント銀座
芸術の存在意義「展」No.23/アートイマジンギャラリー2017年
招待作家展【異】/アートイマジンギャラリー
綴る -drawings & works - EXHIBITION/リベストギャラリー創2018年
芸術の存在意義「展」#27〜この時代における作品の在り方〜/アートイマジンギャラリー
PAMERANPOSKAD 2018/Bold At Work,ION Art Gallery,Singapore
ruminate/SAN-AI GALLERY+contemporary art2019年
あしたのつづき/SAN-AI GALLERY+contemporary art[コメント]
今の自分にとっての「リアル」とは。
過去から積み重なり続いていく、日常の何気ない営みや自身に刻まれていく記憶だと思っている。
古着や写真といった、身近にある素材を手掛かりにそれを形に残そうとしている。 -
山田裕吉
大阪生まれ。
2014年から関西を中心に、東京、京都、北海道、カナダ、アメリカなどで作品を発表。
白と黒の象徴的な形で人物を描く。
その象徴的な形に言葉では表現できない人間の様々な感情を閉じ込めている。Ukic Yamada was born in Osaka Japan, and started artistic
activities since 2014. He exhibits works of art in Osaka,
Tokyo, Kyoto, Hokkaido, New York , Montreal and etc.
His style of art draws a figure in black and white color that presents
symbolic form and traps various human emotions in its symbolic form.●個展
2015年
ギャラリーいろはに(堺)
GALLERY SAGE(大阪)
Lingua World Cafe(大阪)
valö(大阪)2016年
Beauty and Gallery hana*輪(大阪)
座・ギャラリー(彦根)
高宮駅コミュニティーセンター(彦根)2017年
乙画廊(大阪)
GALLERY SAGE(大阪)
bc.-art box cafe.-アボ(大阪)
筆屋ギャラリー(大阪)
GALLERY卍(札幌)
Noon,Noon+cafe(大阪)●主な受賞歴
2014年
アートムーブコンクール2014「ギャラリーいろはに賞」2015年
あかマルシェ2015「digmeout賞」「Beauty and Gallery hana*輪賞」「ranbu賞」2016年
アートムーブコンクール2016 「高宮賞」
UNKNOWN ASIA 2016 Exhibitors introduction 「渡辺良隆賞」2017年
白鷹アートボトルコンペファイナリスト2019年
アートムーブコンクール2019 「芦屋画廊賞」●その他、主な展示や公開制作
京都PADvol.23(磔磔/京都)
ART SANTA FE.2015 in PUZZLE PROJECT(サンタフェ/アメリカ)
JAPON88+Exposition d’ Art japonais(モントリオール/カナダ)
Draw A Sound(URBANGULD/京都)
MAKARI (ニューヨーク/アメリカ)
FOOD SONIC 2018(中之島特設会場/大阪)
ART&BMW(OSAKA BMW/大阪)
第16回北表会展示会「九×9」(慶沢園/大阪)●SNS
Instagram
https://www.instagram.com/yamada.ukicFacebook
https://www.facebook.com/yamadaukic
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問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
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Tel : 03-6228-6839
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Tel : 03-6228-6839