心象 Ⅰ-SHINSHO- 2025
2025.6.2.Mon-6.7.Sat
12:30-19:30*
*6.7.Sat until 17:00
市場 勇太 川口 修治 國定 正彦
高橋 まり 土谷 経子 中浦 香与子
林 正伸 山本 早苗

現代では、風景から広告まで多様なイメージや異なる人種、文化、価値観が存在するため、個人にうまれる心象風景は様々で異なります。急速な変化の中で、価値観や文化は、統合と分化を繰り返し世界認識を更新しています。その様な豊かでカオスな世界を、アーティストたちは彼らの持つ様々な視点や識見から静かに観察し芸術へと昇華し、イメージを相対化させていきます。そうして生み出される現代アートには、世界認識の表象に対して再考の起点となる役割があるともいえます。現代アートは現代社会にかかわる種々の領域の問題に対し、多様性のあり方を提示します。
本展ではアート·ポイント選抜による現代アーティストたちの心象をテーマとしアーティストたちの心象世界に触れ現代アートと社会との関わりや本質を再考します。
“The term ‘mental imagery’ refers to the images that emerge in the mind—imaginary landscapes shaped by experiences, emotions, and sensations, also known as ‘mental landscapes’ .
In today’s world, where diverse images, different races, cultures, and values coexist, the mental landscapes formed within individuals vary widely. Amid rapid change, values and cultures undergo cycles of integration and differentiation, continuously reshaping our perception of the world.
Artists, observing this rich and chaotic world from their unique perspectives and insights, quietly transform their observations into art, relativizing images in the process. Contemporary art, born from this creative process, serves as a starting point for reevaluating how we perceive the world. It offers perspectives on the various issues facing contemporary society, presenting different ways of understanding diversity.
This exhibition, curated by Art Point, focuses on the theme of mental imagery as expressed by selected contemporary artists. By engaging with their inner worlds, we invite viewers to reconsider the relationship between contemporary art and society, as well as its fundamental essence.”
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市場 勇太
名古屋大学大学院人間情報学研究科修了
国立遺伝学研究所進化遺伝研究部門 (~'04)
公益社団法人日展会友、一般社団法人日工会会員
2004 日展(以後17回入選)、京展、全関西美術展 (佳作賞)
2005 新進アーティスト作品展Ⅳ[富士市文化振興財団] (優秀賞)
2007 とよた美術展 入選
2012 京都美術・工芸ビエンナーレ (朝日新聞社賞)
2023 工芸美術日工会展 (日工会会員大賞)
個展:ギャラリーマロニエ(京都)、モンミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)、松坂屋静岡店、他
2009年、染めた手ぬぐいが若田光一さんとともに宇宙へ行きました「状態の移り変わり」を学生の頃に研究題材としてから、ある一瞬々々が、物事の全体の流れにおいてとても大きな意味を持っていると考えるようになりました。
子供の頃から身近にあった伝統工芸である型染めを用いて、「うつりゆくあるひととき」をテーマとした身近な風景などの『遷移』を表現できたらと考えています。 -
川口 修治
2002年絵本「ほかけぶね」至光社 こどものせかい
2008年絵本「わーいぼくのむら」至光社こどものせかい詩画の雑誌連載、装画等
2023年美術館風鈴庵個展
2024年GALLERY ART POINT グループ展
kkkホテルラウンジ新作展。 -
國定 正彦
1991年 渡仏 パリ在住の宗教、画家パトリック・アルベイレイル氏に師事 ヨーロッパ主要美術館を巡る
2000年 銀座 ギャラリーしらみず美術にて初個展
2001年 自由美術協会会員に選ばれる
2002年 国際的な画家、ミズ・テツオ氏に師事
炎の画家と命名される
2004年 「足利ゆかりの作家支援展」に参加 足利市立美術館に展示
2005年 宇都宮 ギャラリー・イン・ザ・ブルーにて個展
2010年 自由美術協会より「靉光賞」を受賞。
2014年 名草厳島神社へ「御祭神像・市杵島姫命」を奉納
2017年 青山 ギャラリー ストークスにて個展
2021年 足利 石井画廊にて個展
2024年 足利 社会福祉法人渡良瀬会主催の芸苑に出品 障害者の方々と共同展示◾️作品コンセプト
炎の中に宿る精霊を描き続けています。 -
高橋 まり
経歴
1高橋まり略歴 京都生まれ同在住 装飾デザイナーから画家へ転向個展・グループ展
2 1997~2001ギャラリーハウスMAYA・ 清水画廊 東京
3 2000~2022 ギャラリーヒルゲート個展7回グループ展3回
4 2005~2011 Yアートgallery・茶屋町画廊個展 大阪
5 2019~2024 今を生きる刻展 京セラ美術館 京都
6 2018~2024 LAMP展 JALFO ART SQUARE 京都
7 2009~2013日英交流展ロンドン 2016ケルン2018韓国
8 2012~東日本震災チャリティー展・平和展 京都コンセプト
日頃大切にしている事は日常生活での感動や発見や気づきです。創作する際にイメージ作りの基としての自然物の営みや移ろい、形や色合いの美しさを感じる心を大事にしたい。京都の文化や歴史を散策し素描しその感覚を大切にしたいと思う。創作はガラス片、陶板のレリーフ等も最近始めて手法として自由でありたいと思う。絵画としては、フレスコ画的技法を日々模索しています。
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土谷 経子
1956年 生まれる
県立津山商業高校卒業
子供の頃から絵を描くのが好きで、42歳頃から油絵を始める。
図書館等で借りた画集や、絵画の雑誌を見て独自で描く。
2021年頃より、フェイスブックに絵や、童話を配信。
2022年、お婆ちゃんの桃太郎 出版(幻冬舎) -
中浦 香与子
2019 小学校教職を退職、画業に専念 2025 現在、高松市を中心に、活動
《個展》
2023 『賑わいの街』展 Dotama gallery
2024 『ストリート・ビュー』展 〃
2025 予定
《グループ展》
2024 『Day to Day』gallery art point
2025 『心象』 〃
《公募展》
2020~2024
第73~77回二紀展 入選
2021~
近代日本美術協会展
四国 理事長賞 本展 奨励賞
2023~2024
第107~108二科展 入選
2023
高松市美術協会展 奨励賞アクリル絵具の面白さに惹かれその可能性を探る日々。紙、筆、水分量、乾燥等組み合わせは無限で興味はつきません。『ゴーギャンがアクリル絵具を使ったら…』など道具で引っ掻き筆を入れやっと思う形状になった愉しさ。道行く人との温かな交流を思い返しながら、優しさや賑わいを色彩、余白、線のバランスを探って描いた『ストリート・ビュー』…古今東西の作家たちの作品を糧に、私も新しい挑戦を続けています。
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林 正伸
元創元会会員 ギャラリーq個展9回
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山本 早苗
長崎県生まれ 長崎市在住
1984 東京造形大学卒業
1986 同大学版画研究生了
2024,25 AAmA International Art Exhibition(アジア,ヨーロッパ等8カ国巡回)2021 第3回ノヴォシビルスク国際グラフィックアートトリエンナーレ(ロシア)
2018,2020 第20回,21回セルベイラ国際ビエンナーレ(ポルトガル)
2019 自然-風景の物語 イタリア・日本現代版画展(ベネトン財団スペース/イタリア)
2017 平和への祈りーポルトガル・日本現代美術展 (オリエント美術館/リスボン)2016 日本版画家招待展 (上海半島美術館/上海、中国)
1983~2025個展、作品展国内外59回以上 社)日本版画協会会員
リトグラフやエッチング、木版などの複数の版画技法を組み合わせた多版種併用の版画作品と油彩や日本画の顔料を用いたミクスドメディアで作品を制作しています。主に手漉き和紙を支持体としますが、キャンバスを用いることもあります。制作テーマは主に自然と風景です。浜辺での日々の暮らしや展覧会で旅した街々、そこでふと感じたこと,描きとめたスケッチ。それらが私の中にある遠い記憶と響きあって1枚の絵ができます。
海や森や訪れた街の記憶、降る雨や吹く風、降り注ぐ光,水の流れる音などいろいろなエレメントを綴れ織のように織り上げて絵をつくります。
それは、物語のように。
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また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。
問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839
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