Abstraction Ⅱ 2024 -抽象 -
2024.07.29.Mon - 08.03.Sat
12:30-19:30*
*08.03.Sat until 17:00
大羽 詠子 通木 菜々絵 SUM Vocalbluesguitar
その偉大な絵画運動から半世紀あまりが経った今、“抽象の表現性には限界があり、既にその可能性は今までの作家によってほぼ試みつくされてしまった?”という言葉が囁かれ、現代日本のアートシーンをみても抽象絵画は影を潜める一方で具象表現がもてはやされ、物語性の強い作品やアニメーション風の作品が溢れています。
本展では、このような昨今の日本のアートシーンの中で、改めて抽象という表現法の持つ意味を問い直し、究極的には、芸術とは何か絵画とは何かという根源的な意味を探求します。
具象全盛と呼ばれる中、あえて抽象表現を貫き通し、抽象表現のなかに新しい可能性を求めて制作を続ける作家を取り上げ弊画廊選抜による抽象作家(4名を予定)たちの多種多様な抽象表現スタイルの中に現代における抽象絵画の持つ意味と可能性を再考します。 本展を通じて、 評価が高かったアーティストには、翌年アートポイントでの完全企画展、プロデュース展及び海外展の出品候補の対象となります。
Abstract expression was born in the early 20th century in Europe, and Kandinsky is generally considered to be the founder of abstract painting, which is said to have occurred around 1910. Abstraction then reached its zenith in the United States during the 1940s and 1950s. Greenberg’s argument that “by stripping away the extraneous elements from painting and reducing it to the necessary and fundamental elements, modernism becomes the final art form” caused a stir in the art world, as he defended Abstract Expressionism at the time.
Now, a little more than half a century after that great painting movement, “Is there a limit to the expressiveness of abstraction, and has its potential already been largely attempted by previous artists?” The Japanese art scene today is full of narrative and animation-like works, while abstract paintings are lurking in the background, and figurative expression is much celebrated.
In this exhibition, we will re-examine the meaning of abstraction as a method of expression in the current Japanese art scene and ultimately explore the fundamental meaning of what art and painting are.
In the midst of the so-called “Figurative Age”, we will focus on the artists who have been pursuing new possibilities in abstract expression and rethink the meaning and possibility of abstract painting in the various styles of abstract expression of selected abstract artists. The artists who receive high praise through this exhibition will be considered for the following year’s full exhibition at ART POINT as well as other international exhibitions.
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大羽 詠子
愛知県生まれ
2009 静岡文化芸術大学 デザイン学部 卒業
2012 静岡文化芸術大学大学院 デザイン研究科 修了
グループ展
2023 9/11-9/16「ART POINT Selection Ⅳ 2023」GALLERY ART POINT
2023 第12回躍動する現代作家展 入選
NY展2023-24冬 入選
2024 第14回躍動する現代作家展 入選作品コンセプト
私は現実生活の中で、「夢」に飛び込んでみたもののどうすれば良いのか
わからない、でも現実は続いている「フラストレーション」に似た気持ちを抱いています。
そんな気持ちを抱きつつも描き続けたい。
そんなイメージを見る人に届くものがあればと作り続けています。 -
通木 菜々絵
【略歴】
1997年 東京都出身
2021 年 多摩美術大学 美術学部 絵画学科日本画専攻卒業
2023年 多摩美術大学大学院 美術研究科 博士前期課程 絵画専攻日本画研究領域修了
【展示歴】
2019年
三人展『風薫る展』(Gallery Cafe 3/高円寺)
グループ展『午睡花展』(Alt_Medium/高田馬場)
2020年
多摩美術大学 校友会奨学金
多摩美術大学 創立80周年記念奨学金
多摩美術大学 特別優秀顕彰奨学金
2021 年
第44回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 (国立新美術館/六本木)
多摩美術大学卒業・修了制作展 優秀作品選抜
個展『通木菜々絵 卒業個展 ~until it withers~』(銀座画廊 美の起原/銀座)
グループ展『羅針盤selection hope 2021』(アートスペース羅針盤/京橋)
第23回 雪梁舎フィレンツェ賞展 入選(東京都美術館/東京都・雪梁舎美術館/新潟県)
個展『通木菜々絵 個展 couture 』(Gallery Cafe 3/高円寺)
公募展『Gallery美の舎 学生選抜展2021』(Gallery美の舎/谷中)
グループ展『禁色-Forbidden Colour-』(GALLERY ART POINT/銀座)
神山財団芸術支援プログラム 第8期奨学生
2022年
多摩美術大学大学院日本画研究領域二年生展 "遡" (佐藤美術館/新宿)
第9回 未来展 -日動画廊 美術大学学生支援プログラム-(日動画廊本店/銀座)
グループ展『羅針盤selection hope 2022』(アートスペース羅針盤/京橋)
グループ展『Echoes - 共鳴 - 』(GALLERY ART POINT/銀座)
2023年
グループ展『新春まんぷく!お年賀展2023』(FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/横浜)
個展『通木菜々絵 個展 Living proof』(アートスペース羅針盤/京橋)
第46回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 (国立新美術館/六本木)
グループ展『Inscape-うちなる眺め-2023(GALLERY ART POINT/銀座)
KAMIYAMA ART 第9回 卒業成果展(AXIS GALLERY/六本木)
2024年
グループ展『新春小品展』(アートスペース羅針盤/京橋)
グループ展『羅針盤セレクション7人展』(アートスペース羅針盤/京橋)
【SNS】
Instagram:@nne_t_77 https://www.instagram.com/nne_t_77/
X:@nne_t_77 https://twitter.com/nne_t_77⬛︎作品コンセプト
社会の変化、環境の変化、出会う人の変化。
日々生きていく中で様々なことが変わっていく。
毎日忙しなく過ごしていると、自分の変化に気づくことは難しい。
時には自分の状態を客観的にみつめる時間も必要だ。
今の自分にゆっくりと向き合い、思考回路や些細な心の機微を表現した。 -
SUM
【作家履歴】
2006年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
2009年 神奈川県美術展 入選
2010年 欧美国際公募フランス美術賞展 入選
2015年 神奈川県美術展 入選
2022年 国際切り絵コンクール優秀賞
日本きりえ美術展 奨励賞
2023年 アンデルセン切り紙コンクール優良賞
日本きりえ美術展 奨励賞
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー【作品コンセプト】
今は浮かんできたものたちを愛おしく、大切に、保護する想いで描いています。 -
Vocalbluesguitar
プロフィール
画家。アクリルガッシュで抽象画を描いてます。
セツモードセミナー卒業。WEBデザイナー、イラストレーター等
を経て現在フリーで絵を描いています。
第77·79回現展入選。個展・グループ展企画多数。作品コンセプト
感性に任せて、我流抽象画を描いています。変わらないもの、そして変わってゆくもの、流れに任せつつも相対的、普遍的な象徴を描いています。Half think, half feelで作品を見ていただけたら嬉しいです。
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問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
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Tel : 03-6228-6839
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