心象 – SHINSHO 2023 –
2023.9.25.Mon - 9.30.Sat
12:30-19:30*
*9.30.Sat until 17:00
磯野 由理 市場 勇太 岸本 祥太 齋野ハルカ 菅 麻早弥
鈴木 さと美 前川 芳輝 吉田 松之助 よしもりむつこ
現代では、風景から広告まで多様なイメージや異なる人種、文化、価値観が存在するため、個人にうまれる心象風景は様々で異なります。急速な変化の中で、価値観や文化は、統合と分化を繰り返し世界認識を更新しています。その様な豊かでカオスな世界を、アーティストたちは彼らの持つ様々な視点や識見から静かに観察し芸術へと昇華し、イメージを相対化させていきます。そうして生み出される現代アートには、世界認識の表象に対して再考の起点となる役割があるともいえます。現代アートは現代社会にかかわる種々の領域の問題に対し、多様性のあり方を提示します。
本展ではアート·ポイント選抜による現代アーティストたちの心象をテーマとしアーティストたちの心象世界に触れ現代アートと社会との関わりや本質を再考します。
The term “mental image” refers to an image that comes to mind and is an imaginary landscape created by experiences, feelings, and sensations, also known as a mental landscape.
In the modern era, the variety of images, from landscapes to advertisements, and the existence of different races, cultures, and values, create a variety of different mental landscapes for each individual. In the midst of rapid change, values and cultures are integrating and differentiating to renew our perception of the world. Artists quietly observe such a rich and chaotic world from their various perspectives and insights, sublimate them into art, and relativize their images. The contemporary art produced in this way can be said to serve as a starting point for rethinking the representations of our perception of the world. Contemporary art presents a way of diversity in response to issues in various fields related to contemporary society.
This exhibition will focus on the mental images of the contemporary artists selected by Artpoint, and will reconsider the relationship and essence between contemporary art and society by experiencing the world of the artists’ mental images.
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磯野 由理
1957・4 東京生まれ
1986・6 東京上野美術館野外展
1990・3 東京美術倶楽部六本木 二人展
2007・5 新創美術協会 正会員
2010・5 第46回 新創美術展 立体 ミクロコスモス 大阪府知事賞受賞
2010・10 大阪市第46回 立体 A・B 大阪市長賞受賞
2011・5 第47回 新創美術展 立体 呼吸 滋賀県知事賞受賞
2012・6 第48回 新創美術展 立体 色とりどり 新創美術協会大賞受賞
2012・10 大阪市第48回作品展 立体カオスの断層 大阪府教育委員会賞受賞
2013・6 第49回 新創美術展 立体 路 兵庫県知事賞受賞
2014・6 第50回 新創美術展 立体 永遠の路 和歌山県知事賞受賞
2016・12 大阪市作品展 大阪市教育委員会賞受賞
2023・2 大阪 阪急茨木市ギヤラリーにて個展新しい素材の出会いから作品作りが始まります。
白いキャンパスと色々な素材との出会いで作品の物語が始まります。
灼熱の太陽・ギラギラと輝き大地を焦がし、灼熱の太陽の日差を強烈に降り注ぎます -
市場 勇太
名古屋大学大学院人間情報学研究科修了
国立遺伝学研究所進化遺伝研究部門 (~'04)
公益社団法人日展会友、一般社団法人日工会会員2004 日展(以後17回入選)、京展、全関西美術展 (佳作賞)
2005 新進アーティスト作品展Ⅳ[富士市文化振興財団] (優秀賞)
2007 とよた美術展 入選
2012 京都美術・工芸ビエンナーレ (朝日新聞社賞)
2023 工芸美術日工会展 (日工会会員大賞)個展:ギャラリーマロニエ(京都)、モンミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)、松坂屋静岡店、他
2009年、染めた手ぬぐいが若田光一さんとともに宇宙へ行きました「状態の移り変わり」を学生の頃に研究題材としてから、ある一瞬々々が、物事
の全体の流れにおいてとても大きな意味を持っていると考えるようになりました。
子供の頃から身近にあった伝統工芸である型染めを用いて、「うつりゆくあるひ
ととき」をテーマとした身近な風景などの『遷移』を表現できたらと考えていま
す。 -
岸本 祥太
1994 兵庫県 加古川市 生まれ
2018 年 第45回創画展 (同 2020,21,22 年)
2019 年 広島市立大学大学院 芸術学研究科 博士前期課程 修了
2021 年 第 47 回 春季創画展 (同2022,23年)
2021 年 ギャラリーへ行こう2021 (同2022,23年)
2022 年 個展 「存在」 (ギャラリーマロニエ4F)
2023 年 京都日本画新展 (KYOTO美術館えき)自然が生み出す多様な造形と、日本画の顔料が持つ特有の質感に魅力を感じて制作しています。
風雨に晒された木や岩は、永い年月を経てそのものらしい美しさを宿していきます。
それは、ただ命を継続するための変容であると同時に、力強い表現のようにも感じられます。
自然のように、目的もなく何かを生み出すことが出来れば、
自分がどういった存在であるかを確認できるのではないかと考えています -
齋野ハルカ
1986年茨城県生まれ。愛知県在住。
名古屋芸術大学デザイン学部卒業。
主に油彩を使用した抽象絵画を描く。
意識の範囲から離れたところで
偶然的に生まれる美しい現象を見出しながら制作をしている。
個展、グループ展多数。
近年はワークショップにも力をいれている。「in longhand 」とは "手書きで"という意味で、ペンや万年筆で文章を書くことを指しますが "アナログで描く" ことも連想され、ゆるさや曖昧さを絵の中に残し、リラックスした状態で描かれた今回の連作のタイトルに選びました。
このタイトルにはもう一つ意味があり、時計の長針を指します。
チクタク刻む時計の針は誰にも惑わされることなく、着実に今、を更新しています。
時計の針を思うと、一瞬立ち止まり呼吸を整えることができます。 -
菅 麻早弥
1985年 大分県生まれ
2005年文化女子大学短期大学部 国際文化学科 卒業
2013年より 個展・グループ展にて作品展示販売を始める
絵画は細かい判断の積み重ねから出来上がります。
一枚一枚模索しながら作品制作に向き合っています。▼昨年の展示歴
2022 年4月 春まつり展/9人展 ギャラリー嶋屋(別府市)
2022 年6月 アートマーケット アートプラザ (大分市)
2022 年8月 「LIFE&ART」展 大分トキハ本店(大分市)
2022 年11月 「彩 IRODORI展」/ベップ・アート・マンス参加企画 ギャラリー嶋屋(別府市) -
鈴木 さと美
2008 個展「mental light」(ギャラリー大黒屋)
2019 アートハウスおやべ現代造形展
2021 Salon Art Shopping Paris(Le Carrousel Du Louvre)
2022 Stream Ⅱ(GALLERY ART POINT)
2023 新世紀展ご招待出品(東京都美術館)
日仏友好オリジナル切手展inパリ
JAPAN TIDE(National Museum of Singapore)
Discover The One Japanese Art in Paris精神世界から溢れ出てくる、穏やかな光がテーマです。
それは、古代から現代そして未来へと、人類が持ち続けているものです。
一人一人の内に宿る神が、幸福に満ちた力をもたらしてくれているものです。
言語の合理性とは別の、穏やかな時と空気が流れています。 -
前川 芳輝
2003~ 兵庫県彫刻家連盟展/(兵庫)
2007~ 一陽展/国立新美術館(東京)
2013 兵庫県展「兵庫県芸術文化協会賞」
2015 関西一陽展 「会友賞」/大阪市立美術館(大阪)
2016 一陽展 「会員推挙」/国立新美術館(東京)
2017 こうべ市民美術展「みなと銀行文化振興財団賞」
2021〜 個展 櫻政宗記念館「櫻宴」(神戸)
2023 個展 Igu_m_art gallery(大阪)昨今の異常気象は人の無力さを否応なく感じさせる。文明の発達が地球規模の環境破壊を招き、加速化させてきた。反面、我々は自然に対して畏敬の念を抱き、崇高な存在を感じ取ることができる。
神戸六甲にある春日神社の神木(樹齢400年)を扱うにあたり、樹洞の形を生かし、内包されていた「森の使い」を彫り起こした。 -
吉田 松之助
now printing
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よしもりむつこ
1963年 大分県臼杵市生まれ。
大分県立芸術短期大学 美術科油絵専攻卒業写真、映像、立体制作、陶芸、自宅建築など縁のあったものを作っています。
現在は、湯布院町塚原で猫8匹と暮らしています。
動物や周りの木々、虫、鳥の言葉はわかりませんが、何となくそういうものから支えられて日々があります。
自分のできること、したいことになるべく素直に作っていきたいと思っています。
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また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。
問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
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Tel : 03-6228-6839
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