Couleur(クルール)I  - 彩 -

2023.6.5.Mon-6.10.Sat
12:30-19:30*
*6.10.Sat until 17:00

王馨怡 粂田元子 鶴巻謙郎 橋本充智 波多野友香 
黄禧晶 OGU SUM takahashi.ayumi.

本展のタイトルである”Couleur-クルール”とは、フランス語で色彩を意味します。
光が反射して映し出される色彩は、アートにとって必要不可欠な要素であり、それぞれのアーティストが様々な彩を作品に与えることで芸術が生み出されます。 十二単のかさね色目のように、古代から人々は色を組み合わせ、重ねることでその配色美をそれぞれ楽しんできました。
現代アートにおいても同様に、色を重ねる過程はアーティストの個性を顕著に表します。
本展では、様々なジャンルの実力派アーティスト8人を迎え、個性あふれる色彩表現を展観します。
ひとりひとりが持つ”彩”が一堂に会することで様々な個性が融合し、新しい視点や価値観を発見するきっかけとなるでしょう。 ” Couleur I ”は、弊画廊の中央スペースで開催いたしますが、弊画廊サブスペースのGALLERY ART POINT.bisで開催される” Couleur II ”との同時開催となります。

The title of this exhibition, “Couleur”, means color in French.
The color that reflects and projects light is an indispensable element for art and the artists use various shades to their work transforming it into a unique piece of work.
Since ancient times, people have enjoyed the beauty of color schemes by combining and layering colors seen in the twelve colors used in the Japanese traditional kimono, “Jyu-nihitoe”. Similarly in the contemporary art, the process of layering colors shows the unique technique of the artist creating individuality.
In this exhibition, 8 talented artists from various genres will be invited to showcase their unique color expressions. By bringing together the “hue” that each person has, different personalities will be fused, and it will be an opportunity to discover new perspectives and values.
“Couleur I” will be exhibited in the central space of our gallery, along with “Couleur II” at our sub-gallery, GALLERY ART POINT.bis.



  • 王馨怡(オウ ケイイ)

    王馨怡(オウ ケイイ)

    2022年3月創形美術学校研究科絵画専攻修了
    今、日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程造形芸術専攻在学中

    2022年
    グループ展「Small Paintings」GALLERY IRO
    グループ展「触れる記憶」ギャラリー絵夢
    グループ展「ART POINT Selection Ⅳ 2022」GALLERY ART POINT
    公募展 「土日会展」国立新美術館

    2023年
    グループ展「Small Paintings」GALLERY IRO

  • 粂田 元子<br>Kumeta Motoko

    粂田 元子
    Kumeta Motoko

    2015年 個展 銀座 渋谷画廊
    2016年 銀座画廊選抜展 銀座 渋谷画廊
    2017年 モーブ展 特別出品 新宿京王プラザホテル
    2018年 水彩三十人展 京橋 クボタ画廊
    2020年 mission 1 Art Point
    2022年 mission 1 Art Point
        第6回「あじさいの会」京王聖蹟桜ヶ丘sc 5階ブリッジギャラリー
        青星会;;三十人展 京橋クボタ画廊
        多摩美術家協会展 パルテノン多摩
        日本水彩画会 東京都美術館
        その他 グループ展多数

    透明水彩のみならずmixidmedia を使用し 表現技法も研究しています。
    今回は比較的にサラッと仕上げました。重い空気が立ち込める昨今の世界情勢下。不穏な空気を払拭して明るく軽い気持ちでいきたいものです。

  • 鶴巻 謙郎<br>Kenro Tsurumaki

    鶴巻 謙郎
    Kenro Tsurumaki

    略歴
    1973年 新潟県生まれ
    1998年 多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業
    2000年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画修了

    発表歴
    渋谷東急本店、静岡松坂屋、新宿小田急、新潟三越、鶴見画廊(横浜)、ギャルリーソレイユ(京橋)川田画廊(神戸)、新潟絵屋(新潟)にて個展

    公募展
    神奈川自主県展(96横浜市長賞)、三渓日本画賞展(96)
    新潟県展(96、97新潟日報美術振興賞)、多摩総合美術展(96、97佳作、00)
    雪梁舎展(96新潟日報美術振興賞、97、98)、上野の森美術館大賞展(97、09)
    春季創画展(97、00、03)、青垣2001年日本画展(98)、TAMAうるおい美術展(99)
    雪梁舎フィレンツェ賞展(99佳作)、創画展(00)、さがみ美術展(00文化協会賞)
    ハマ展(06、08、15、19)、ふるさとの風景展(07)、臥龍桜日本画賞展(08)

    HOME PAGE http://www.kenro-tsurumaki.com/
    インスタグラム https://www.instagram.com/kenro_tsurumaki/ 

    日本画の岩絵の具で描く現代の印象派。
    街の彩りをテーマにその場で感じた空気を表現している。
    描いて見せるのではなく、描かずに見せる-印象を感じさせる絵。

  • 橋本 充智

    橋本 充智

    2020年
    金沢美術工芸大学 大学院 絵画専攻 油画コース 修士課程 修了
    金沢美術工芸大学 第40回大学院修士課程修了制作展 学長賞
    神山財団芸術支援プログラム 第5回卒業成果展 理事長賞

    2022年
    グループ展「新緑の頃の絵画展」ギャラリートネリコ
    個展「ひみつの季節」カフェ&ギャラリーミュゼ

    「草むらの中に小さくなって入ってみたらどんな感じなんだろう」と
    思った幼少の体験を元に、草むらと草むらの中で暮らす小人や昆虫の
    様子を油彩で描いています。
    私が幼少の頃に行っていた草むらを眺める俯瞰の目線を再現すると
    同時に、絵画のなかの小人を発見してもらい、この小人が何をして
    いるのかを鑑賞者に解釈を委ねることで物語性の付与と童心への
    回顧を目的としています。

  • 波多野 友香

    波多野 友香

    2009年 名古屋造形大学 美術学科 日本画コース卒業
    2010年 ハートフィールドギャラリー(名古屋)での個展を皮切りに東海中心に
    個展・グループ展に多数出品。香港、フランス等、国外でも発表。
    2013年 一宮市・常念寺へ襖絵奉納。
    2019年 名古屋市・桃厳寺のパン1フレット表紙に採用(3万部発行)

    2018年 一宮市美術展 入選
    2020年一宮市美術展 美術展賞

    実際の風景をモデルに風景画を描いていますが
    自分の感情や抱いた気持ちをベースに
    色調を変え、描いています。
    情報スピードの速すぎる現代において
    写真ではなく 絵画で描く意味は
    作家の感情をそこに留めておけることと思い
    今回の展示でも今しかないものを表現します。

  • 黄 禧晶<br>Hwang Hei Jeong

    黄 禧晶
    Hwang Hei Jeong

    韓国生まれ,福岡在住(現九州産業大学造形短期大学部教授)
     西日本美術展奨励賞(04)
     福岡市美術展大賞/瑠玻展新人賞(05)
     英展佳作賞/青木繁記念大賞展入選(07)
     青木繁記念大賞西日本美術展入選(09/11/13)
     英展優秀賞(10)
     個展13回  その他国際展、グループ展200回以上

    私は近年、生命力をテーマとして作品の制作、発表を続けています。作家活動を
    始めてから内面のカオスやトラウマを、芸術行為が持つあらゆる可能性の側面か
    ら治癒してゆくプロセスを描いてきました。
    自分のアイデンティティの根源である韓国人であること、女性であること。他国
    で生きる上で感じる異質感と不安、ストレスなどを徐々に、エネルギ
    ーとして吸収し、そのエネルギーをキャンバスに表現するようになりました。
    私の画面は白をベースとしており、それは韓国人でありながらの無意識の表明で
    す。どこかで転びながら立ち上がり、どこかの誰かとの繋がりを持ちながら「人
    間」は生きていきます。それが私が探ってゆく「イキル」ことの意味でもありま
    す。

  • OGU

    OGU

    アクリルアート作家/1989年生まれ/
    静岡県出身

    2023年 P ARTs PROJECT

                in 三ノ宮プラッツ
      ・ジャンルレスグループ展

    「intersection16」#1010
    ・2023・ZERO展 入選
      ・第28回アートムーブコンクール 入選
      ・ZEROTEN2023-Osaka-

    私の描く作品コンセプトは「色彩空間」です。
    「色の視覚的効果」や「色の知覚的効果」、「視覚の錯覚」を意識して、下地にフルイドアート、ポーリングアート、ドロッピング等のそれぞれの技法を取り入れて描き、その上に下地の色を生かして色を掛け合わす事で色が新たな表情を見せます。違う色に見えたり、明るく無いのに明るく見えたり、凹凸が出て見えたりする「脳による錯覚」を生かして色彩構成しています。
    作品を鑑賞する際は、近距離で観る色と、遠距離で見える色の変化に注目してご覧下さい。

  • SUM

    SUM

    2006年 多摩美術大学絵画科油画専攻 卒業
    2009年 神奈川県美術展 入選
    2010年 欧美国際公募フランス美術賞展 入選
    2015年 神奈川県美術展 入選
    2022年 国際切り絵トリエンナーレ2022 優秀賞
        きりえ美術展 奨励賞
         GALLERY ART POINT Selection Ⅴ
    2023年 GALLERY Gigi New Selection2023

    今までと違った感覚で色が見えるよう制作しています。

  • takahashi.ayumi

    takahashi.ayumi

    1993年 福島県生まれ
    2015年 多摩美術大学 美術学部絵画学科油画専攻卒業

    抽象と具象のはざまにある絵を描いています。
    画面にあるのは、色であったり、何かのイメージであったりします。
    私の絵は最初に何を描くのか決めていません。
    色を乗せて重ねていき、その過程の中で決まります。

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

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