玉響 I 2023 - Fleeting Moment -
2023.4.10.Mon-4.15.Sat
12:30-19:30*
*4.15.Sat until 17:00
久世 なつか ゼノビッチ 美奈子 谷口 月冲
田村 澪平 日向 一夫 萌乃
守屋 亜矢子 山内 千穂子 りゑ
Shica
本展のタイトル、”玉響 たまゆら”とは、勾玉同士が触れ合ってたてる微かな音のことで転じて、「ほんのしばらくの間」「一瞬」あるいは「瞬間」を意味するやまと言葉です。 本展では、弊画廊選抜による日本の伝統工芸を追求する作家達が一瞬のはかない美しき玉響な世界を表現すると同時に確かな技術で一つ一つ作り出された作品が触れ合い共鳴し深い存在感をあらわします。
また、本展では、日本の伝統的な技法や様式の上に育てられ、熟成発展した伝統芸術の中に一瞬に消える瞬間”玉響 たまゆら”を捉え表現するアーティストの作品を紹介することで次世代の「日本画」や「工芸」といった伝統芸術の可能性と方向性を展観します。
“Tamayura” is a collaborative exhibition by Japanese artists and craft artists who are in the spotlight at our gallery.
The title of this exhibition, “Tamayura” is a Japanese word meaning “for a while”, “a moment” or “a moment”. In this exhibition, the artists selected from our gallery, who are pursuing the Japanese traditional craft, express the world of the transient beauty of the moment, and at the same time, the artworks made by the artists with reliable technique, touch each other and resonate with each other.
Futhermore, this exhibition introduces the works of artists who capture and express the moment of “Tamakyo Tamayura” that disappears in the midst of the matured and developed traditional Japanese art based on traditional Japanese techniques and styles, and by introducing their works, we can see the possibilities and the direction of the next generation of traditional art such as “Nihonga” and “KOGEI”.
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久世 なつか
Natsuka Kuze2004年 東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒
2001年 前橋アートコンペライブ2001 銅賞
2009年 第5回南砺市美術展 奨励賞
2010年 アート・ナウKANAZAWA 第49回北陸中日美術展 入選
2017年 シェル美術賞2017 入選
2018年 FACE2019損保ジャパン日本興亜美術賞 入選
個展
2014年 絵本「みさらしのあかり-五箇山和紙-」原画展 (NHK富山放送局/富山)
グループ展
2017年 シェル美術賞2017作品展 (国立新美術館/東京)
2019年 FACE2019 損保ジャパン日本興亜美術賞展(損保ジャパン日本興亜美術館/東京)
2021年 ACTアート大賞展 (アートコンプレックスセンター/東京)
2021年 DANCE,DANCE,DANCE and DANCE展 (ジルダールギャラリー/愛知)
2021年 語る抽象画展12(アートコンプレックスセンター/東京)
2022年 うたかたⅡ-泡沫- 展(GALLERY ART POINT/東京)CMプランナーとしてプロダクション、広告代理店に勤務したのち、
2007年に退職。岩絵具に魅せられ日本画をはじめる。
2019年、掛け軸のオーダー画を抽象画にて手掛けたことをきっかけに抽象画を描き始める。
以来日本画、抽象画を中心とした制作に励む。日本画/
身近に存在する昆虫や草花、人物などを題材とする。
姿を消し続けているミツバチや蝶など自然と人間をテーマにしている。 -
ゼノビッチ美奈子
Zienowicz Minakonow preparing
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谷口 月冲
TANIGUCHI Gecchu経歴
2016年 日本画院展会員
2018年 東京学芸大学修士課程 日本画研究室 修了受賞/入選歴
2016年 神山財団芸術支援プロジェクト 第4期奨学生合格
2018年 「第78回日本画院展」佳作
2021年 「菅楯彦大賞展」作家選抜
2022年 「第81回日本画院展」ウエマツ賞受賞その他
2016年 ロサンゼルス滞在制作 2016年10月~12月(ロバートクラウダー基金より)毎日の中で、人に話す話題や、振り返る過去のシーンは、言葉やトピックが選ばれ編集されています。
それは当たり前のことですが、ときにその編集を「作り物」とキナ臭く感じることもあるのではないでしょうか。
今回は有名な「作り話」の主人公達の、
物語にとって何ら意味もない姿を描こう思いました。
例えばそれは食事で皿にふと視線を落とす顔。
美しくもなく、意味も意図もない、「本当」の顔。 -
田村 澪平
tamura ryouhei1996 山形県生まれ
2015 東北芸術工科大学 日本画コース入学
2019 東北芸術工科大学大学院 日本画領域入学
三菱商事アート ・ ゲート ・ プログラム 2019 年度奨学生
2021 東北芸術工科大学大学院 日本画領域修了画歴
2018 第 38 回三菱商事アート ・ ゲート ・ プログラム入選 ( 以降、 第 45 ・ 46 ・ 47 回入選 )
「日本画で描く 「むし」 と 「植物」 展」 アトリエキプリス
2019 「スクエア ザ ・ ダブル 13」 フリュウ ・ ギャラリー
「dadacha- 東北芸術工科大学大学院日本画 6 人展 -」 銀座スルガ台画廊
2020 三菱商事アート ・ ゲート ・ プログラム 2019 年度奨学生作品展
「田村澪平個展~生命の行く先 昆虫画~」 フリュウ ・ ギャラリー
2021 「NATURE」 GALLERY ART POINT
「繋がり 昆虫画 田村澪平企画個展」 アトリエキプリス
「INSECTS」 ギャラリーアートもりもと
「夜景展」 月ノ出画廊
2022 「階 - 新進日本画作家選抜展 -」 銀座スルガ台画廊
「春を奏でる - 東北芸術工科大学出身作家 -」 ゆう画廊
「青展」 月ノ出画廊
「へんないきもの展 13」 フリュウ ・ ギャラリー
「INSECTS」 ギャラリーアートもりもと
「田村澪平個展」 ぎゃらりぃ朋
「日本画と恐竜」 展 ギャラリー路草
2023 「階 ‐ 新進日本画作家選抜展 ‐ 」 銀座スルガ台画廊
「玉響 ‐ たまゆら ‐ 2023」 GALLERY ART POINT約 4 億年という壮大な歴史と多様性がありながらも、 個の命は刹那的で儚い昆虫という存在を
モチーフに制作しています。 -
日向 一夫
Kazuo Hyuganow preparing
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萌乃
Moenonow preparing
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守屋 亜矢子
AYAKO MORIYA2004年 第59回春の院展 入選(日本橋三越)/以降、08、09、12、15、17、19、22年
2006年 第3回前田青邨記念大賞展 入選(東美濃ふれあいセンター)
2007年 第13回ふるさとの風景展 入選(喜多方市美術館)以降、14年、20年、21年(準大賞)
第6回大王大賞展 奨励賞 /伊勢志摩国立公園協会長賞(志摩市大王公民館)
2008年 第7回雪舟の里総社墨彩画公募展2008 入選(国民宿舎サンロード吉備路)
2009 年 「日中藝術交流展」(筑波大学総合交流会館)
「新生第4回 以白会表装展」(銀座鳩居堂画廊)/以降、11年、15年
再興第94回院展 入選(東京都美術館)/以降、14、17、18、20年
2010 年 「中日芸術交流展」(中国美術学院美術館/中国、杭州)
2011 年 「皐月会展」(タカシサイトウギャラリー、ART SPACE 布布)以後毎年
2012 年 個展「守屋亜矢子展」(ギャラリー憩ひ/佐賀県)
2013 年 個展「守屋亜矢子ー四畳半より愛をこめてー」(潺画廊/東京都)
2014 年 「ファインアート展」(筑波大学大学会館別館ホール他)
2016 年 個展「守屋亜矢子展」(ギャラリー憩ひ/佐賀県)
「2016winter 三越美術特選会」(日本橋三越)
茨城県芸術祭美術展覧会 奨励賞(茨城県近代美術館)
第22回うしく現代美術展(牛久市中央生涯学習センター)/以降、毎年
2017 年 「Gemelli in Arte」(サンフランチェスコ美術館/トスカーナ、イタリア)
2018 年 個展「守屋亜矢子展」(羽黒洞/東京都)
2022 年 個展「あ・そ・ぼ 守屋亜矢子個展」(ART SPACE 布布/茨城県)
他 公募展、グループ展多数参加
現在 日本美術院院友
パブリックコレクション 筑波大学(茨城県)、キャンティ市庁舎(イタリア)「なんか気になる」生活する中でそう感じた時、自己や他者の心の動きを感じた時、描きたくてたまらなくなります。
日々を生きる中で描きたいものが積もっていき、筆が追い付かず、もどかしい思いでいっぱいです。 -
山内 千穂子
CHIHOKO YAMAUCHI1995年 サンドブラストを始める
2012年 ガラス工房「Atelier Seize Glass」オープン
2017年 TAGBOAT AWARD入選
「花鳥風月展」ガレリア表参道原宿
2018年 神戸BBプラザ美術館にて展示
「花鳥風月展」ドイツ・ケルン
2019年 第75回現展入選
「にほんよきもの展」名古屋松坂屋
「KSAC ART FESTA 2019」MDP GALLERY(中目黒)
「12月の女流作家4人展」ギャラリー路良(名古屋)
2020年 「KSアーティストクラブ展」銀座幸伸ギャラリー(銀座)
「KSAC ART FESTA 2020」MDP GALLERY(中目黒)
2021年 「KSアーティストクラブ展」銀座幸伸ギャラリー
「夏のガラス展」ギャラリーマルキーズ(名古屋)
「夏模様ーColours Of Summerー」GALLERY ART POINT(銀座)
「Artist Shop」星ヶ丘三越(名古屋)
「KSAC ART FESTA 2021」MDP GALLERY(中目黒)
「秋のガラス展」GALLERY Art-Ship(名古屋)
2022年 「KSアーティストクラブ展」ミーツギャラリー(銀座)
「ART POINT Selection Ⅲ 2022」GALLERY ARTPOINT(銀座)
「GLASS WORKS 2022」ギャラリーマルキーズ(名古屋)
「KSAC ART FESTA 2022」MDP GALLERY(中目黒)
初個展「心に穏やかな風が吹くように」名古屋四間道ガラス館
名古屋四間道ガラス館常設展示、販売日々の生活の中で起こる、嬉しいこと、悲しいこと、辛いこと、楽しいこと。
感情がかき乱され穏やかではいられなくなる時、ふと周りに目を向けるといつもと変りなくある空、風、光、樹、花、鳥、虫・・・。
波立った感情を変わることのない自然の中においていれば、穏やかになっていくのではないか。
そういった気持から自然に目を向け、それらをモチーフにすることで、作品を手に取ってくださる方がいつも心穏やかでいられるように、という想いで制作をしています。 -
りゑ
Rie茨城県在住
2020 茨城県美術展覧会 奨励賞
2021 「玉響展」GALLERY ART POINT
2022 「泡沫展」GALLERY ART POINT
2022 「Graphic Art の現在展」Recto Verso Gallery
2022 水戸市美術展覧会 茨城新聞社賞
2023 「Graphic Art の現在展」Recto Verso Gallery
2023 上野の森美術大賞展入選生と死は同じ命の時間軸に存在し、生は常に死を孕んでいるということを創作という形で
表現している。 -
Shica
2011年 第61回埼玉県美術展覧会 入選
2013年 グループ展「HANAkasumi」 下北アートスペース
2016年 第11回彩の会女子美術大学同窓会埼玉支部展「未来世代へつなぐⅡ」 埼玉県立近代美術館
第39回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 国立新美術館
女子美術大学芸術学部日本画専攻 卒業
2018年 2人展「Dear~大切なあなたへ~」 Gallery たまごの工房
2019年 第18回 かえるてん Gallery たまごの工房
2人展「きらめく、朝な夕な展」 "meee" Gallery Tokyo
2021年 個展 Shica日本画展「Your healing」 "meee" Gallery Tokyo
「円」第2回伊奈学園卒業生有志展 さいたま市プラザノース ノースギャラリー4~6
「色想 -想ひの色-」GALLERY ART POINT
2022年 2人展「The Universe ~未来へのいっぽ~」ギャラリー西荻43「癒し」をテーマに、日本画を描いています。
星空や海・植物といった、安らぎやエネルギーを感じるモチーフに、
誰かの心にそっと寄り添う気持ち、幸せを願う気持ち、励ましを送る気持ちを織り交ぜながら絵を制作しています。
岩絵具の優しく美しい色彩の魅力や、和紙・箔といった繊細な素材を生かし、
心の安らぎや元気づけのきっかけとなるような作品づくりをしていけたらと考えています。
作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。
問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839
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In the case that you’d like to see actual artworks at the gallery, please contact us in advance.
Contact : Yoshihiko Yoshimura
Mail : yy.artpoint★gmail.com(Please change ★ to @)
Tel : 03-6228-6839