色想 SHIKISO - 想ひの色 - 2021
2021.11.15.Mon-11.20.Sat
12:30-19:30*
*11.20.Sat until 17:00
國枝 愛子 岸本 志津 村松 航汰 Shica
「思ひの色(おもいのいろ)」という色の名前は、実際存在し、人を想う気持ちを表す色として緋色(赤の濃い色)を指します。 色は人を想う気持ちに限らず、様々な気持ち(想い)を表現し、伝え、人は色から様々な感情を感じることができます。人を想う気持ちも、緋色以外に無限の色が想像でき、本展では、それぞれの色に込められた想いをテーマに日本の伝統芸術である日本画と工芸に光を当てます。
日本画では、岩絵具や胡粉、墨など日本で独自に発展してきたとされる画材や技法を通して発する日本画独自の色にこだわり、工芸では、それぞれの技法や質感により醸成された色の中に表される、それぞれの「想い」を表現するアーティストを紹介します。
本展では、日本画と工芸という日本独自の文化に培われた伝統芸術を通じてアーティスト一人ひとりの「色」の世界とそこに込められた「想い」を展観します。
“SHIKISO” in the title of this exhibition means “feelings in color” and “colors that express feelings”. The name of the color “Omoi no Iro” actually exists and refers to scarlet (dark red) as a color that expresses the feelings of people. Color is not limited to feelings of people, but expresses and conveys various feelings, and people can feel various emotions from colors. In addition to scarlet colors, infinite colors can be imagined for people’s feelings, and this exhibition will focus on Japanese paintings and crafts, which are traditional Japanese arts, with the theme of the feelings contained in each color. In Japanese painting, we are particular about the unique colors of Japanese painting, which are produced through painting materials and techniques developed uniquely in Japan, such as mineral pigments, whitewash, and ink.whitewash, and ink. In crafts, it is represented in the colors cultivated by each technique and texture. In this exhibition, world of “ color ” of each artist and the “ feelings ” contained in it through traditional art of Japanese painting and crafts are to be introduced.
-
岸本 志津 Shizu Kishimoto
学歴
1997 京都市立芸術大学美術学部美術科日本画専攻卒業
1999 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了
活動歴
1996 日展初入選(以降 97’ 98’ 99’ 00’ 10’ 15' 16’ 17' 20'入選)
1998 日春展初入選(以降 99’ 00’ 04’ 08’ 14’ 17' 18' 19' 21'入選)
2005 花鳥画展初入選
2007 個展(大丸京都店 アートスポット/京都)
2008 個展(石田大成社ICB/京都)
個展(大丸京都店 アートスポット/京都)
ほしのは展(大丸心斎橋 特選ギャラリー/大阪)
2010 個展(近鉄上本町 画廊/大阪)
個展(三浦アートギャラリー/大阪)
日本画家協会「きのう・京・あす」展出品(京都文化博物館/京 2012 センス オブ ワンダー展出品(京都市立芸術大学ギャラリー・アクア/京都)
2013 京都日本画家協会 第1期展出品 奨励賞受賞(京都文化博物館/京都) 個展(JR大阪三越伊勢丹 アート解放区/大阪)
2014 花鳥画展 優秀賞受賞(松伯美術館/奈良)
2015 二人展(大丸心斎橋店 美術画廊/大阪)
2016 個展(あべのハルカス アートギャラリー/大阪)
2017 個展(大丸京都店 美術画廊/京都)
2019 個展(名古屋 三越)
2020 個展(福岡三越)
2021 国際平和美術展 出品(東京芸術劇場、ニューヨーク・カーネギーホール)
他、個展、グループ展多数参加
現在、日展、日春展、共に会友
私はスケッチなどの取材をする時、対象物と向き合い、その中に溶け込み、自分の体もが自然と調和し、肉体も無くなっているかのような感覚になります。
数年前、夢に白龍が現れるようになり不思議な体験をする事がありました。
その経験があり、その後取材をする時や制作する時に画面の中で、
今まで以上に自然の中でのエネルギーの流れや、
渦のようなものを意識するようになりました。
それらのエネルギーを絵にのせて、観て下さる方々に届ける想いで
日々描き続けています。
HP https://shiduworks.jimdofree.com/
Instagram https://www.instagram.com/shidu.kishimoto -
國枝 愛子 Aiko Kunieda
1989 富山生まれ京都育ち
2009 京都精華大学芸術学部日本画コース入学
2011 日展 入選(京都市美術館、国立新美術館)
CURRENT展 学生オークション出品 (京都高島屋)
2013 京都精華大学 卒業制作展(京都市美術館)
2015 溢れる色彩展(銀座ゆう画廊)
GUAMS8展(ギャラリー丸美京屋)
個展(sawyerカフェ)
アールデビュタントURAWA2015 入選 (伊勢丹浦和店)
2016 EGC展(阪神梅田本店)
EGC展 セレクト展(伊勢丹浦和店)
2017 EGC×薫風 展(東急たまプラーザ)
EGC展 (福屋八丁堀本店)
東急田園都市線~27の車窓物語~展(東急たまプラーザ)
個展 オパール色の思い出(アートスペース水音)
横浜山手の坂道と風景展(ギャラリー山手)
2018 EGC展 (福屋八丁堀本店)
EGC展 (阪神梅田本店)
若手作家4人展(大丸京都店)
2019 EGC展(広島福屋八丁堀本店)
新緑のアートフェア(ヒルトピアアートスクエア)
日本画四人展(銀座創英ギャラリー)
金銀箔展(福屋八丁堀本店)
アート関ヶ原~大阪夏の陣~(阪神梅田本店)
アート関ヶ原~安芸冬の陣~(福屋八丁堀本店)
OSAKA ART FES(阪神梅田本店)
2020 ポーランドウクライナ合同水彩画展カタログ入選
セルビア国際水彩画展入選
秋月展(ギャラリー山手)
個展(大丸京都店)
テグアートフェア(韓国大邱市)
第二回アート関ヶ原~安芸冬の陣~(福屋八丁堀本店)
2021 Beyond Generations 21`1(Goma Gallery EXA ART)
新鋭作家3人展(伊勢丹立川店)
ルージュ展女性画家3人展(福屋八丁堀本店)~作品テーマ~
日本画の色彩に惹かれて大学で日本画を専攻して以来、10年以上日本画を描いています。
明治以降の洋画の影響を受けた多層的に岩絵の具を塗り重ねる日本画技法で和紙に描いています。
私は主に風景画を描いています。心象風景で自分の旅した風景、夢で見た風景、
近所の風景と垣根なく心の焼き付いた風景を描いています。
私にとって風景は特別なもので人生の一部で表現対象であり時間の一瞬であり過去であり思い出です。
次々と移り変わっていく世界で今という時間は一瞬にして過去になっていってしまう。
その時間の残酷さや儚さに思いを馳せると今目の前にある風景がかけがえのないものに見えてきます。
私は過去の記憶の風景を美しく彩るようなそれでいて惜しむような気持も含めて描き、
残していくという感覚で作品を発表し続けてきましたので、切なさや哀愁感などを込めた色彩を日本画絵の具の優しさの中に求めてきました。
光や影に焦点を当てた作品が多いです。近年はこもれびシリーズや滝シリーズ、
うさぎシリーズなどテーマも広げていきながら作品世界を深めています。~絵を見る方へ~
私の絵を見る方にはご自身の中にある大切な風景やそこから連想される思い出を喚起させられるような絵を描けたらと思って制作しております。
絵を通して共感してほしい。私にとって共感しあえることが幸せです。
今自分の身の回りにある大切なもの、時間を大切にしてほしいというメッセージを絵を通して伝えていきたいです。 -
村松 航汰 Kota Muramatsu
2021年 尾道市立大学美術学科卒業制作「久遠」大学買い上げ
第33回東広島美術展 奨励賞
令和3年度 広島県web公募美術展 特選
尾道市立大学院美術研究科 在籍僕は自然をテーマに日本画を描いています。
スケッチに行き、その場所、その時間に感じた目には見えないけれど確かに心に響いてくるものを捉えて表現したいと思っています。それはハッとするような一瞬の感動の時もあれば、何日も通って得られるじんわりとした感動の時もあります。
「目には見えないもの」とはスピリチュアルなものというよりは、その場にある雰囲気、風、音といったものなのではないかという答えを今は持っています。
今回描いた作品も、スケッチに通い、それぞれの雰囲気を表現したいとの思いで制作しました。何かしら感じていただけたなら、嬉しく思います。 -
Shica
2011年 第61回埼玉県美術展覧会 入選
2013年 グループ展「HANAkasumi」 下北アートスペース
2016年 第11回彩の会女子美術大学同窓会埼玉支部展「未来世代へつなぐⅡ」
埼玉県立近代美術館
第39回 東京五美術大学連合卒業・修了制作展 国立新美術館
女子美術大学芸術学部日本画専攻 卒業
2018年 2人展「Dear~大切なあなたへ~」 Gallery たまごの工房
2019年 第18回 かえるてん Gallery たまごの工房
2人展「きらめく、朝な夕な展」 "meee" Gallery Tokyo
2021年 個展 Shica日本画展「Your healing」 "meee" Gallery Tokyo
「円」第2回伊奈学園卒業生有志展 さいたま市プラザノース ノースギャ
ラリー4~6「癒し」をテーマに、日本画を描いています。
星空や海・植物といった、安らぎやエネルギーを感じるモチーフに、
誰かの心にそっと寄り添う気持ち、幸せを願う気持ち、励ましを送る気持ちを織り交ぜながら絵を制作しています。
岩絵具の優しく美しい色彩の魅力や、和紙・箔といった繊細な素材を生かし、
心の安らぎや元気づけのきっかけとなるような作品づくりをしていけたらと考えています。
作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。
問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839
Please contact us if you are interested in purchasing artworks.
In the case that you’d like to see actual artworks at the gallery, please contact us in advance.
Contact : Yoshihiko Yoshimura
Mail : yy.artpoint★gmail.com(Please change ★ to @)
Tel : 03-6228-6839