Neo 2021

2021.8.23.Mon-8.28.Sat
12:30-19:30*
*8.28.Sat until 17:00

サンシロウ  シモダアユミ  谷川 聡志  中島 祥吾
若色 正太  HIYORI  Maya Yajima  RiKiTo  TAM

ネオ (Neo) は、ギリシア語で「新しい」を意味する語で接頭辞として多くの美術用語にも登場します。
新古典主義(neoclassicism)、新印象派(neo-impressionism)、ネオダダ、ネオポップ、ネオコンセプチュアルなど既存の概念を踏襲しつつ、時代や社会に合わせて形を変えてきたイデオロギーの歴史を、その言葉から読み取ることができます。
生命が進化し続けるように、芸術も時代の変化とともにカスタマイズやバージョンアップが要求され、新しいものへと生まれ変わってきました。先人の影響を受けつつも、それを自分の中に取り込み自己表現として昇華し、「新しい」ものを創り出すことは芸術の本質ともいえます。
同時代のアートは、加速度的な多元化とグローバル化の時代を迎えており、一括りに語ることが難しくなってきています。そんな複雑な「現代」において、「新しさ」を追求する精神は多くのアーティストにも共通するものであります。「新しさ」は時に、「自分らしさ」でもあり、他者とは違う「自分らしさ」を表現することは、1つのアートシーンの潮流を形成しています。
本展では、アートシーンの新たな潮流を”ネオ (Neo)”と称し、既存の芸術運動への挑戦を試みるアーティスト数名を弊画廊が選抜し紹介します。


Neo is the Greek word for “new” and appears in many art terms as a prefix. We can feel the history of ideology that has changed its shape as time passes and society develops while following existing concepts such as neoclassicism, neo-impressionism, neo-dada, neo-pop, and neo-conceptual.
As life continues to evolve, art has been reborn as a new concept, requiring customization and upgrades. While being influenced by our predecessors, it became the essence of art to take it into ourselves and sublimate it as self-expression to create “new” things.
Art of the same era is heavily influenced by accelerating pluralism and globalization, and it is difficult to talk about it all at once. In such a complicated “modern era”, the spirit of pursuing “newness” is common for many artists. “Newness” is sometimes also “uniqueness”, and expressing “uniqueness” that is different from others forms the trend of one art scene.
In this exhibition, the new trend of the art scene is called “Neo”, and our gallery will select and introduce artists who are trying to challenge the norm of the existing art movement.



  • サンシロウ

    サンシロウ

    2019年 京都市立芸術大学卒業 大阪のデザイン制作会社に勤務
    2021年 個展「みるみるのみるみるをみるみるにみるみる」@ぼくのniwa

    白昼夢みたいな絵を描いております。

  • シモダアユミ

    シモダアユミ

    1989年(平成元年)群馬県前橋市出身
    幼少の頃から、音楽が好きでピアノや歌を習っていました。
    2008年(平成20年)帝京大学文学部社会学科、入学
    2012年(平成24年)大学卒業
    大学時代、シンガソングライターを目指してレッスンを受け音楽を学んでいました。
    歌う事の楽しさや、想いを表現する事の大切さを知りました。
    大学卒業後、ライブハウスで働きながら、
    アーティストさんの1番近くで音楽を感じ、
    お客様の笑顔を学ぶ事が出来ました。
    また、ファッションも好きだったので、
    古着屋さんやアパレルで働き、笑顔を作れる楽しさを深く知る事が出来ました。
    私自身、音楽やファッションなどで笑顔になり、悲しい時は心に寄り添ってくれていたので
    音楽やファッション、接客業を通じて感じた事や学んだ事を
    今度が私が誰かに伝えたいと強く思う様になりました。コラージュ、デザイン、グラフィックなどを独学で学び、SNSや Instagramで発信を始めました。
    2020年(令和2年)カラリストの資格を取りました。
    2021年(令和3年)
    CAUTION!展〜取扱い注意につき〜
    グループ展示会参加

    アートを通じて、沢山の方々との出逢いがあり、ガラッと景色が変わった大切な時間でした。
    学ぶ楽しさを忘れずに、これからも感謝と誰かのキッカケになるモノづくりをモットーに
    想いを込めて作品作りをしていきたいと思います。
    アートと出逢い、
    性別や年齢などは一歳関係無くて、隔たりや偏見も無く
    同じ目線で一緒に語り掛けて下さる、想いを伝え合える場所だと実感しております。
    想像は無限大であり、誰もが表現出来る、形にしている事が出来る、知れば知る程、もっと知りたい、私に出来る事は、、と思わされました。
    まだまだ勉強の身ではありますが、
    沢山の方々との素敵なご縁に感謝致しまして、
    心からの想いを伝えたいと思います。
    どうぞ、何か感じて頂けましたら幸いです。
    宜しくお願い致します。

    夜明けは必ずやって来ます。
    誰もが笑顔と希望で満ちる様に、
    溢れる想いと心からの願いを込めて。
    優しさで包まれた世界を、希望に溢れた夜明けを
    どうか、皆様に届きますと幸いです。

  • 谷川 聡志

    谷川 聡志

    2015年
      東京大学山中研究室プロトタイプ展 PLAYFUL
       東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー
    2016年
      価値創造デザインフォーラム Design-Led X デザインが先導する未来
       スパイラルホール
    2017年
      私たちの時代のモノづくり展
       グランフロント大阪 ナレッジキャピタル
    2018年
      Prototyping in Tokyo 先導するデザインの制作絵巻
       JAPAN HOUSE サンパウロ・ブラジル
      Prototyping in Tokyo 先導するデザインの制作絵巻
       JAPAN HOUSE ロサンゼルス・アメリカ
      東京大学生産技術研究所70周年記念展示「もしかする未来 工学×デザイン」
       国立新美術館3階 展示室3B
    2019年
      Prototyping in Tokyo 先導するデザインの制作絵巻
       JAPAN HOUSE ロンドン・イギリス
      生産技術研究所70周年記念展示 もしかする未来in駒場「生研のプロトタイプ」
       東京大学生産技術研究所S棟1階
    2020年
      Prototyping in Tokyo 先導するデザインの制作絵巻
       National Design Centre, シンガポール

    #構造触感
    通常、触感は素材に由来するものである。単一素材(ナイロン12)でありながら、3Dプリンターで複雑な構造を持たせることにより、様々な触感を作り出せることに着目した探求作品群。

  • 中島 祥吾

    中島 祥吾

    島根県出身大阪府在住
    展示企画グループ「Funkotsu」所属 代表

    自身の心情を紙を用いて円で表現する。
    学生時代に建築を学ぶが挫折。
    2012年に独学で紙を複数枚使用する切り絵を始める。
    ”アートとクラフトの融合”
    近年では作品に感情をぶつけつつもインテリアとしてデザインを意識したものを作る。
    2017年、この切り絵に「中島彫り」と名付ける。
    Instagram fk_nakashima
    MAIL nasho.fks@gmail.com

    個展
    2013年に出身地の島根県で初めての個展を開催
    2017年春の展示から個展に「一向〇(ひたすらえん)」という統一のタイトルを付け年に2,3回開催

    グループ展・イベント出展
    2013年~毎年8月に島根県で公募展「KUNIBIKI」を開催と出展(Funkotsu企画)
    2015年~2018年京都リンクプロジェクト「LINK展」出展
    2016、2018、2019年島根県展デザイン部門出展
    2017、2018年大阪ART stream出展
    2018〜2021年UNKNOWN ASIA出展
    2021年Independent Tokyo 2021出展

    受賞
    2017年ART stream 奨励賞、インター賞 受賞
    2018年UNKNOWN AISA 村上雅彦賞、間宮吉彦賞 受賞

  • 若色 正太

    若色 正太

    1997年 東京都生まれ
    2019年 多摩美術大学美術学部工芸学科ガラスプログラム 卒業
        (社)豊科開発公社 あづみ野ガラス工房 在籍中

    2018年 グループ展「glllllass」ギャラリーニイク
        個展「SHOTA WAKAIRO GLASS WORKS」ギャラリーニイク
        「GENガラス教育機関作品展」瀬戸市美術館
    2019年 卒業制作展「feu material work`s 19」青山スパイラル
        企画展「玻璃展」GLASS GALLERY KARANIS
        「国際ガラス展・金沢2019」石川県政記念しいのき迎賓館
        「国際ガラス展・金沢2019in能登島」石川県能登島ガラス美術館
    2020年 「あづみ野ガラス工房展」グラスギャラリーSUMITO
        グループ展「永木卓・佐藤幸恵・若色正太 ガラス展」手仕事扱い処 ゆこもり
        収蔵作品展「探求と創作」石川県能登島ガラス美術館
    2021年 「国際工芸アワードとやま 2020展」富山県美術館

    私はガラス素材の透過と色彩に焦点を当て制作をしている。

    着色したガラスの塊を溶かしながら寄せ集め、ひとつの大きな塊を形成する。
    色の膜どうしが合わさって複数の小さな空間が生まれる。
    その表面を削りだすことで無機質なガラスにどこか柔らかい印象を与え、内側に生まれた空間を外へと表出させる。

    透明な存在はその中で光を溜め込み、拡散させ、膜の色を鮮やかに映し出す。

  • HIYORI

    HIYORI

    1996年生まれ三重県出身
    武庫川女子大学 英語文化学科卒業

    小さい頃から絵を描くのがすきで
    今年3月からiPadを使用した
    デジタルアートで本格的に絵を書き始める

    自然からインスピレーションを受けたり
    日々の日常で感じる感情を絵に表している
    作品が多く、色使いに特徴を持つ。

    見る人によって作品の感じ方は人それぞれだと
    思います。人それぞれの感じ方でぜひなにか
    受け取ってもらえるとうれしいです。

    合同展示会
    2021 Th e doorless tukiji

  • Maya Yajima

    Maya Yajima

    1999年生まれ多摩美術大学卒業。

    4月からアーティストとしての活動をスタートさせたばかり。東京を拠点に活動している。現実に存在している立体物への憧れと、非現実を実現できる平面への執着から、不思議な物体の組み合わさった空間を感じさせる平面作品を主に制作している。

  • RiKiTo

    RiKiTo

    2018年 日本茶イベントにて個展
    グッズ販売を開始
    2019年 ヘアサロンにて個展     デザインフェスタ出展
    Carrousel du Louvre出展
        イラストレーターとして活動開始
    2021年 株式会社TRiCERAにて作品掲載開始
        NFTアート企画「燃えるアート展」参加

    他、アーティスト・イラストレーター活動問わず作品依頼、販売多数

     はじめに、私は「目」をあらゆる作品において、中心的な位置付けとして表現しています。これは、世界をニュートラルな意識で見つめ続けたい願望であると共に、その目を見つめる相手の感情へと訴えかける”ナニカ”を生み出したい、私のエゴの創出です。
     その中で、私は「一つ」という概念を大きなテーマにしています。
    これは、あらゆる全てのものが「一つ」の巨大なエネルギーの集合体であり、破壊と調和を繰り返している。ある種の生物だと捉えています。私はその不思議な生命体に色や形、そして「目」を与えることで、生命たらしめる存在として表出させています。

     私の表現する「一つ」の世界観が皆様の内でなにか、心に湧き上がるような、琴線に触れるようなきっかけになれたら、これほど嬉しいことはありません。

  • TAM

    TAM

    1986年ベトナム生まれ日本育ち
    埼玉県さいたま市にあるスケボーパークpossibility parkの中にアトリエを構えています。

    子供の頃から感情を言葉で表現するのが苦手で、アートの力を借り作品の中にメッセージを込めてます。
    その時々に感じた事思った事伝えたい事を、和と洋の良さを融合させ色鮮やかにポップに仕上げた作品を作っています。

    絵も彫金も独学で身につけオリジナリティを追求しています。

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

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