Session III- セッション III -

2020.9.21.Mon - 9.26.Sat
12:30-19:30*
*9.26.Sat until 17:00

大嶋 直哉  金澤 友子  髙橋 聡  野尻 恵梨華  

Session展では、年数回(年4回を予定)の開催により弊画廊が注目するアーティスト15-20名を紹介します。本展は、Session展における第3回目の開催となります。
ホワイトキューブの四辺を鮮やかに彩るのは、それぞれのアーティストが紡ぎ出す作品です。
本展では、空間が織りなす作品同士の共鳴を、即興演奏“Session”に喩え、様々なメディア表現を駆使するアーティストたちが、個々の持つテーマと表現スタイルを主張しながらも、それぞれが美しく響き合う様をご覧いただけます。“Session”とはその場限りのものであり、奏でられる音楽に譜面はなく、同じ音の重なりに出会う事は二度とありません。そして、メロディの書かれていないまっさらな五線譜が秘めている可能性は無限大です。
真っ白なホワイトキューブというキャンバスで彩りを放つ作品を通じ、静かに内側から聞こえてくる即興演奏“Session”をご鑑賞ください。


In this “Session” exhibition, we will introduce 15-20 artists that we have been focusing on several times a year (four sessions a year). This will be the 3rd Session Exhibition.
The four sides of the white cube are brightly colored by the works created by each artist.
In this exhibition, we compare the resonance of the works interwoven in the space to that of a “session” of improvised music. Artists using various media assert their themes and styles of expression. At the same time, each one resonates beautifully with the other.
“Session” is an ad hoc affair, where the music played has no musical score and will never again be the same overlapping sound. And the possibilities of a blank, melody-less staff are endless. Through the work that emanates its color on the white canvas of the white cube, the audience will quietly hear the improvisation.

  • 大嶋直哉

    大嶋直哉

    Profile

    2016年 グループ展「KENZAN」二子玉川高島屋
    2017年 グループ展「まほろば」展 東京九段耀画廊
         グループ展「KENZAN」二子玉川高島屋
         グループ展「Kizuna Art」Phnom penh InterContinentalHotel
    2018年 グループ展「蒼の覚醒」ギャラリー唯
    2019年 第45回東京春季創画展 入選
         Seed山種美術館日本画アワード 入選
         グループ展「一研展」東京藝術大学陳列館
         第46回創画展 入選
         グループ展「日本画恐竜展」アートギャラリー道玄坂
    2020年 第46回東京春季創画展 入選

        他、グループ展多数参加

    Statement

    私は「水」や「融解」を主題として制作しています。水を媒体として捉え、モチーフやそれに内在する水を用いて、モノの輪郭や隣り合って接するモノとの境界を溶け合うように曖昧に描くことで、自己と他者との身体、記憶の融合・共有を表現し、心地よい感覚を作り出せればと考えています。

  • 金澤 友子

    金澤 友子

    Now printing

  • 髙橋 聡

    髙橋 聡

    1976年 北海道に生まれる
    2002年 武蔵野美術大学油絵学科修了
    2004年 武蔵野美術大学大学院修士課程修了

    展示・グループ展・受賞・活動
    2002年 財団法人佐藤国際文化育英財団第12回美術展
    2004年 トーキョーワンダーウォール2004入賞者展
    2006年 世界堂美術賞展入賞者展
    2008年 トーキョーワンダーウォール2008入賞者展
    2009年 VISIONs-21世紀の幻視芸術-展
    2011年 VISIONs Ⅱ-21世紀の幻視芸術-展
    他、コンクール展出品、TV、雑誌のイラスト制作等。
    チラシ・フライヤー・CDジャケット等作成。

  • 野尻 恵梨華

    野尻 恵梨華

    〈プロフィール〉
    1993年 富山県生まれ
    2018年 富山大学大学院芸術文化学研究科修士課程 修了
    2019年 「月刊美術デビュー2019入選作品展」 ギャラリー和田(東京)
        個展「おどろおどろ」ギャラリー美の舎(東京)
        「こしの会 -富山大学芸術文化学部卒業生選抜展-」 銀座スルガ台画廊(東京)
        「文学とアートの出逢いーアートソムリエ山本冬彦と銀座枝香庵とギャラリーミュゼが選ぶ装幀画展ー」ギャラリーミュゼ(石川)・ギャラリー枝香庵(東京)
    2020年 「日本コラージュ・2020」Part1 Gallery K(東京) 
        「月刊美術デビュー2020入選作品展」 フジヰ画廊(東京)

    〈コメント〉
    モチーフとなる動物は私にとって少し苦手なものが多いです。そんな対象と向き合い、渦巻くような線を描くことで初めて素直に対話できる気がします。
    社会的事象から着想を得て対話し、感情の波をアイロニックに描くことで人の本質を見出そうとしています。

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