Nature 2019GALLERY ART POINT 開廊50周年企画展

2019.1.14.Mon - 1.19.Sat
12:00 - 19:00*
*1.14.Mon-holliday until 18:00, 1.19.Sat - Last Day until 17:00 

河合 香鈴 黒乃 香丹 髙橋 ユミ 道家 生真 松井 千秋 水上 卓哉 裕香 RURU 

“ Nature”には、自然、天然、自然界、自然現象という意味がありますが同時に “本質”という意味もあります。作家が自然界(Nature)を描くとき、そこにはその自然界の本質(Nature)を知りたい描きたいという衝動や表現欲求があるのではないでしょうか?
本展“ Nature”では、自然(Nature)というテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出される自然界や生物の姿、またそれぞれの作家が表現しようとする自然界の本質(Nature)を作品を通じご紹介することで現代アートの一断面を考察します。

The word “Nature” used in the title of this exhibition has various meanings, natural, natural world, natural phenomenon. There is also meaning “essence”.
In this exhibition with the theme of nature, 9 Artists with variety of techniques and styles express the nature and living things that are being projected in each mind and the essence-Nature of the natural world throughout their artworks.

  • 黒乃 香丹

    黒乃 香丹

    略歴

    2018年 グループ展「このこねこのこPART㈼」ギャラリー七面坂途中
         公募展「Life2018」展 Gallery art point 大賞受賞

    他、グループ展、イベント等参加

    2018年 グループ展「このこねこのこPART㈼」ギャラリー七面坂途中
         公募展「Life2018」展 Gallery art point 大賞受賞

    他、グループ展、イベント等参加

    ウッドバーニングという技法を得て、描きたいものを表現できるようになりました。
    私は、生と死であったり、何かを言わんとする瞳であったり、ある種の物語を秘めたものであったりと、目には見えないものを込めた絵を描いています。
    特に最大のテーマとして、生と死について語りかけるようなものを描きたいと思っています。
    死を見つめることは、一層の生命力を感じる行為のような気がするから。
    イキモノは死ぬからこそ生き輝き、生きているからこそ、死ぬ。その両極端に見える同一の輝きを、心髄にある願いや訴えと共に表現したい。
    何かを訴えてくる。そんな感覚を、絵を見て感じていただければ幸いです。

    生きているからこそ悩み、喜び、苦しく、楽しい。
    魂の叫びに耳を傾けて、すべてのものを受け止め、咀嚼し、画面に起こしながら生きていきたい。
    相手の心を殺さず、自分を殺さず、場を殺さず、優しさを殺さず、調和の下に穏やかに生きられるように願う。心の奥底を見詰めた絵が少しでも心に響きますように。

  • 高橋 ユミ

    高橋 ユミ

    略歴

    【個展】Solo Exhibition
    1996.09 Gallery QS

    2001.01 Gallery QS

    2007.12 Gallery なつかb.p

    2011.09 Gallery なつかb.p
    【グループ展】Group Exhibiton 
    1995.05 J2 Gallery
    
1998~2005 Gallery ART SPACE/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」

    2007.08 TOKI ART SPACE/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」
    
2007.11 芦屋市美術博物館/『ブック・アンデパンダン』

    2008.06 人形町Vision’s/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」

    2009~2013 Toki Art Space/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」

    2015.03 MEDIA SHOP gallery
    
2015.08 Toki Art Space/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」
    
2016.01 MEDIA SHOP gallery

    2016.08 Toki Art Space/ 本の展覧会「THE LIBRARY 展」
    
2016.08 GALLERY ART POINT/「Life 2016展」

    2017.01 GALLERY ART POINT/「New Year Selection 2017展」
    
2017.05 GALLERY ART POINT/「Prism 2017展」
    
2017.08 GALLERY ART POINT/「Life 2017展」
    
2018.01 GALLERY ART POINT/「New Year Selection 2018展」

    Statement 
    「箱」とアート
    箱を用いた作品を作るにあたって、私はこの「箱という装置」を小さな劇場であると捉えています。
    フランスの哲学者ガストン・バシュラールは著書「空間の詩学」の中で「箱」についてこう書いています。
    “小箱を閉じると、詩人はその内部に夜の生活をよびさますのだ。「小箱が閉じられ、邪魔者の耳が眠りにふさがれ、あるいは外界の音に充満し、人間たちの思いがある現実の事物に集中するとき、そのときその小箱の客間では奇妙な光景が現出する。異常な身の丈と風貌の人物たちが小さな鏡のなかからあらわれでる」”
    バシュラールがいう箱とは閉じた事物ですが、アートとしての箱を考えるとき、それは常に開かれた状態で、この閉じた世界の物語を表出させています。
詩人が呼び覚ます「夜の生活」とは太古の記憶、人が持つ根源的な郷愁の在りようなのではないでしょうか。
    わたしは、この閉じた世界の物語を作品を通して紡いでいきたいと考えています。

  • 道家生真

    道家生真

    略歴

    1994 岐阜県生まれ
    2017 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業

    1994 Born in Gifu
    2017 Bachelor of Oil-Painting Department of Tokyo University of the Arts. 
     

    doukefumi@gmail.com
    Twitter:@ FumiDOUKE
    https://doukefumi.wixsite.com/portfolio
     

    グループ展
    2013 「取手アートパス 2013」/東京藝術大学/茨城
    2014 「岐阜県美術展」/岐阜県美術館/岐阜
    2015 「現代の美術作家展」/メディアコスモス/岐阜
    「しゅっぱつてん」/アトリエ幻想工房/岐阜
    「空中にて」/アーツ千代田 3331/東京
    2016 「Twelve Artists」/アーツ千代田3331/東京
    2017 「第65回東京藝術大学卒業・修了作品展」/東京都美術館/東京「swing-by」/東京藝術大学/東京
    2018 「Life 2018展」/GALLERY ART POINT/東京
     

    Group exhibition
    2013 「Toride Art Path 2013」/ Tokyo National University of the Arts / Ibaraki
    2014 「Gifu Prefecture Art Exhibition」 / Gifu Prefectural Art Museum / Gifu
    2015 「Contemporary Art Artist Exhibition」 / Media Cosmos / Gifu「SHUPPATSUTEN」/ atelier illusion studio / Gifu
    「In the Air」/ Arts Chiyoda 3331 / Tokyo
    2016 「Twelve Artists」 / Arts Chiyoda 3331 / Tokyo
    2017 「65th Tokyo University of the Arts Graduation Works Exhibitions」 / Tokyo Metropolitan Art Museum / Tokyo
    「Swing-by」 / Tokyo University of the Arts / Tokyo
    2018 「Life 2018 Exhibition」 / GALLERY ART POINT / Tokyo

  • 松井千明

    松井千明

    略歴

    1989 東京都生まれ
    2012 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業
    2016 多摩美術大学美術学部絵画学科日本画専攻卒業

    2014 きらり展(ギャラリーterrace/吉祥寺)
    2016 枠外、(ギャラリールデコ/渋谷)
    2016 東京五美術大学連合卒業・修了制作展(東京国立新美術館/六本木)
    2016 Life2016(GALLERY ART POINT/銀座)
    2017   夢幻∞ 日本画選抜8人展( GALLERY ART POINT/銀座)
    2017 Life2017 (GALLERY ART POINT/銀座)
    2018   New Year Selection 2018 ( GALLERY ART POINT/銀座)
    2018 Life2018(GALLERY ART POINT/銀座)

    光と、影と、色とのリズムをテーマに制作しています。
    日常の何気ない一瞬、その時自分が感じた感動を、作品を通して共有していければと思っています。

  • 水上 卓哉

    水上 卓哉

    1990年 名古屋市生まれ。

    2017年 京都造形芸術大学大学院芸術研究科(通信教育)芸術環境専攻修士課程 美術・工芸領域洋画分野 修了

    ≪ 現代美術家協会 準会員≫

    略歴

    個展/
    2010年 「はじめの一歩」(名古屋銀行小田井支店)
    2011年 「一筆の祈り」(銀座 大黒屋ギャラリー)
    2012年 「oneness ~ひとつの命~」(名古屋銀行小田井支店)
    2014年 真宗大谷派名古屋別院教化事業部主催「水上卓哉展 楽しんで生きてる?」(ギャラリー東別院)
    2014年 名古屋市人権週間記念企画展「水上卓哉作品展 200年後の対話」(なごや人権啓発センター ソレイユプ ラザな
    や)
    2018年 Galeria 卓オープン記念「伝えたい想いは変わらない」(新清洲 Galeria卓)2月開催
    2018年 名古屋銀行小田井支店主催「水上卓哉作品展『ここから・・・』~初個展から今までをたどる~(名古屋銀行小田井支店)

    グループ展/
    2016年 第16回全国障害者芸術文化祭 招待展示
    2017年 prologueⅩⅢ展:シェル美術賞入選者選抜展(gallery Art Point)
    2018年 パティオ池鯉鮒(知立文化センター)特別展「おーえん展(〇〇展)」  他 多数

     受賞/
    2014年  平成26年度あいちアールブリュット展 優秀賞
    2015年  第71回現展 名古屋移動展 東海テレビ放送賞
     平成27年度あいちアールブリュット展 優秀賞             
    Big-iアートプロジェクト2015 入賞
    2016年  シェル美術賞2016 入選
    第72回現展 名古屋移動展 中日新聞社賞
    2017年 京都造形芸術大学(通信教育)修了制作展 「研究室優秀賞」
    第73回現展「クサカベ賞」及び準会員推挙
    第2回融合・国際障害者芸術展(日本代表)ベスト創造賞 武漢市障害者連合会に収蔵
    2018年 第229回ル・サロン2019入選
    シェル美術賞2018入選
    FACE2019損保ジャパン日本興亜美術賞 入選

    Art Works/
    2010年から2017年まで「名古屋少年少女合唱団が贈るクリスマスコンサート」チラシ原画担当
    2018年7~9月 中日新聞 歌壇俳壇 カット担当

    制作テーマはoneness。200年後の子孫に美しい地球を残すために人間が何をすべきか…採りすぎたり、汚しすぎたり、使いすぎたりしていないか。生き物の命の輝きを描くことで訴えていきたい

  • 祐夏

    略歴

    2012年 二人展「青展」GALLERY AB-OVO
    2013年 グループ展「Pico.10 小さな作品展19」ギャラリーR
    2014年 グループ展「空想幻獣展」DESIGN FESTA GALLERY
        グループ展「両生・爬虫類展」Gallery Artsoup
        グループ展「青の展示会」Gallery Artsoup
    2015年 グループ展「ZEN展」東京都美術館
    2016年 グループ展「オオカミとっても大好き展2」くまのみギャラリー
    2017年 グループ展「縁起物展」Gallery Artsoup
        グループ展「いぬとねこ展vol.4」Gallery Artsoup
        グループ展「うろこのすきま」Gallery Artsoup
        グループ展「オオカミとっても大好き展3」くまのみギャラリー
        グループ展「第四回 北の妖怪展」ほくせんギャラリー
        グループ展「美しきWILD CATS展」くまのみギャラリー
    2018年 グループ展「いぬとねこ展vol.5」Gallery Artsoup
        グループ展「うろこのすきま2」Gallery Artsoup
        グループ展「Life 2018」GALLERY ART POINT
        グループ展「第五回 北の妖怪展」
        グループ展「オオカミとっても大好き東京展」メゾンドネコ

    他、グループ展参加

    主にアクリルガッシュとキャンバスを用い、青色と(空想、実在含めた)動物達を中心に制作しています。
    目に見えずとも感じられる空気感や温度、感触を目に見える色や形にしたいと思っています。風や水、動植物の息遣い、広がり流れる空気が表現された時、キャンバスは支持体ではなく私の頭と心に存在する世界を覗くファインダーとなります。

  • RURU / るる

    RURU / るる

    刺繍作家

     元々画家として活動しており、絵に刺繍を織り交ぜた作品を作ったところから刺繍に興味を持ち始めました。その後中国四大刺繍の一つでもある蜀繍(しょくしゅう)を四川省の蜀繍技能学校で専門的に学び、そして数多くの刺繍技法を持った少数民族が住む中国の貴州に滞在し、半年間様々な村を訪れ彼らから直接技法を学びました。 現在山梨県と東京都を中心に触れてきた刺繍を生かし自らの世界観を表現し活躍中

    昔から動物や植物等をモチーフにしてる事が多く、自然にあるべき色と自分の中で感じる色を組み合わせて絵のように刺繍糸を使い一本一本繊細に表現をしています。普段は蜀繍の技法を借りて制作した作品を展示する機会があまりなかったので、今回“Nature″企画展に参加ができたこと大変嬉しく思います。

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

Please contact us if you are interested in purchasing artworks.
In the case that you’d like to see actual artworks at the gallery, please contact us in advance.

Contact : Yoshihiko Yoshimura
Mail : yy.artpoint★gmail.com(Please change ★ to @)
Tel : 03-6228-6839