2 Monochroma- 白と黒の風景 -

2020.7.13.Mon - 7.18.Sat
12:30-19:30*
*7.18.Sat until 17:00

工藤 沙由美  溝口 敬ゐ


本展では、白と黒という最小限の色の世界で美を追求する実力派アーティスト2名を弊画廊が選出、色の無い美の世界というテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出されるモノクロ世界を紹介します。
余分な色彩を省くことで、描かれた対象がよりシンプルにメッセージを訴えかけるだけでなく、2つの色相に抑えられた画面からアーティストそれぞれの特徴や個性をより鮮明に浮かび上がらせます。限られた色調だからこそ表現できる、精緻な線描や陰影に富む描写は、何事にもスピードが求められる日常生活を送る私たちに、しばし時間の経過を忘れさせ静寂の世界へと引き込むと同時に、内なる感情を喚起します。色の無い美の世界というテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出されるモノクロ世界をコンテンポラリーアートシーンの問題として捉え、モノクロアートの可能性と方向性を提示します。



 Gallery Art Point has selected 2 artists which uses only black and white for their pursuit of beauty. The theme of ”Colorless World” is explored by use of various technique and styles,exploring the possibilities of Monochromatic Art.
By limiting coloristic explored exploration ,not only do the depicted subjects convey a simpler message,the individuality of the 2 artists are brought more vividly to the surface.
In contrast to modern life which demands constant the monochrome of fine precise lines and depiction of lights and shadows may temporarily pause the passing of time and draw us into a quieter world that allows us momentary internal reflection.



  • 溝口 敬ゐ

    溝口 敬ゐ

    女子美術大学芸術学部絵画科油絵専攻卒

    現在は国内でペン画の展示を中心に活動している。色彩を削ぎ落としたモノクロの表現でその形、模様、デザイン性を意識して美人画を製作。
    舞妓さんや日本髪の和装姿の女性など日本文化を意識した題材を描いている。
    また刺青の美しさにも魅せられ女性の滑らかな身体に牡丹や鱗などの模様を乗せ、足のある人魚姫のシリーズを制作中である。

    今後の展示予定
    2020年12月
    パリ、Galerie Mona Lisa
    2021年2月
    上野の森美術館 第26回 日本の美術 全国選抜作家展
    2021年4月
    京セラ美術館 MINERVA2021
    2021年7月
    ロンドン、MALL GALLERIES

  • 工藤 沙由美

    工藤 沙由美

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