Imaginaire 2019- 想像界 -

2019.8.26.Mon - 8.31.Sat
12:30 - 19:30*
*8.31.Sat until 17:00

相良 もこ 塩沢 かれん しまだねこ しゃぽ。  菅野 愛沙子 滝川 喬是 田尻 恵理菜 中田 有紀 福来 雀 ペヘモリッケ

フランスの精神分析家ラカンは、人間の主体性を「象徴界」「想像界」「現実界」の3つの領界で捉えました。象徴界は幼児が想像界から半ば強制的に移行する“言語の領域”、想像界(imaginaire)は“イメージや空想の領域“、現実界は想像界のイメージを象徴化することのできない“言語の外側に存在する領域“です。
3界のうち、人間が自我を獲得する前の段階である「想像界」をラカンは比較的分かりやすく、イマージュや表象の詰まった世界と定義します。このイマージュや表象に満ちた想像界という領域は、文学や絵画との親和性が高く、とりわけ絵画においては、イメージの解放運動と称されたシュルレアリスム(超現実主義)での夢世界を筆頭に、空想画や心象風景など、時代を問わず多くの作品の発想の源とされてきました。 本展はimaginaire=創造的なものと定義し、弊画廊選抜による10人のアーティストが描くその豊穣なる創造世界を展観します。

French psychoanalyst Lacan captured human independence in three territories: the symbolic world, the imaginary world, and the real world. The symbolic world is the “linguistic domain” where infants are forced to move halfway from the imaginary world, the imaginary is the “imaginary domain”, and the real world cannot symbolize the image of the imaginary world. It is the area that exists outside of the “linguistic domain”.
One of the three worlds, “Imaginary world”, the stage before humans acquire the ego, is defined as a world full of images and representations. This imaginary world filled with images and representations has a high affinity with literature and paintings.
Especially in paintings, the dream world of surrealism called the liberation movement of images, led to fantasy paintings and imagery. It has been also considered as the source of the idea of many works throughout art history.
This exhibition will showcase the rich creative world created by 10 selected art.

  • 塩沢 かれん

    塩沢 かれん

    1998 神奈川生まれ 

    2016 神奈川県立麻生高等学校卒業
        東京造形大学 絵画専攻領域在籍

    <受賞歴>

    2014 「第61回 神奈川県高等学校美術展」 教育長
    2015 「第16回 高校生国際美術展」 佳作
        「第39回 全国高等学校総合文化祭」 出品
    2017 「五美術大学交流展2017」 アジア想像美術展賞 特別優秀賞
    2018 「アジア創造美術展2018」  最優秀造形賞

    <展示>

    2017
    「アジア創造美術展」(国立新美術館)
    「99人展」(ギャラリーQ)
    「私の想い本展」(ギャラリーカノン)
    「第43回 東京展」(東京都美術館)
    「五美術大学交流展2017」(武蔵野美術大学)

    2018
    「アジア創造美術展」(国立新美術館)
    「東京展フレッシュ展」(アートスペース銀座ワン)
    「細密画展」(ギャラリーカノン)
    「異界のもの展」(銀座三越)
    「共鳴する世界(4人展)」(ギャラリーカノン)
    「見参」(東京芸術劇場)
    「第44回 東京展」(東京都美術館)
    「ふたり〜異色多才〜(2人展)」(ギャラリーニイク)

    2019
    「アートのチカラ」(伊勢丹新宿店)

    個展「うるう秒の住人」(ギャラリーカノン)
      「今昔絵図展」(GINZA SIX)

    【コメント】

    過去、現在、未来といった「時間」や「変化するもの」をテーマに作品を制作している。
    日常の風景から沸き起こる自分のイメージを、油絵を中心に様々な手法で表現しながら、自身の絵画空間を日々模索していきたいと思っている。

  • しまだ ねこ

    しまだ ねこ

    大阪府在住。
    2016年より猫作家として本格的に活動を始めました。
    猫たちの少し不思議で暖かい世界を透明水彩で描いています。
    関西と関東と中心に、OSAKAアート&てづくりバザールやDESIGN FESTA等のイベントや、ギャラリーでの展示を行っています。
    現在、京都伏見の猫カフェTiMEにて常設展示しております。

    2016.9  OSAKAアート&てづくりバザールVol.22
    2017.5  アート&てづくりバザールin神戸Vol.6
    2017.9  OSAKAアート&てづくりバザールVol.25
    2017.11  DESIGN FESTA Vol.46
    2017.12  個展「Storia~とある猫たちの物語~」猫喫茶 猫の箱
    2018.2  「イヌネコholic」ART CACTAIL
    2018.5   DESIGN FESTA Vol.47
    2018.8  「Life 2018」GALLERY ART POINT
    2018.9  「空想ユートピア~いのちの地球~展」AAA Gallery
    2018.11  DESIGN FESTA Vol.48
    2019.2  「冬のぽかぽかにゃんこ展」AAA Gallery
    2019.5  DESIGN FESTA Vol.49 

    〈コメント〉

    ありそうでない世界を生きる猫たちの物語を綴っています。
    見る人それぞれがそれぞれの物語を感じでいただきたいです。
    哀しいニュースが続く日々、少しでも心の安らげる場所になれたらと思います。
    透明水彩ならではの、吸い込まれるような色彩をお楽しみください。

  • しゃぽ。

    しゃぽ。

    2017年 グループ展
    「純麗大和幻綺譚」ぎゃらりーあーとぺーじ唯心(京都)
    「鹿鳴草の箱」ギャラリー&カフェ「ならまち村」(奈良)
    「作ってみた・zine展」ギャラリー太陽とハリネズミ(大阪)

    2018年 グループ展
    「純麗大和幻綺譚 第弐章」ギャラリーソラトA(京都)
    「Dreams」GALLERY ART POINT
    「くれない玉章」ギャラリー&カフェ「ならまち村」
    「純麗大和幻綺譚 第参章」ギャラリーソラトA

    2019年 グループ展
    「日本史幻想」ギャラリーソラトB
    「純麗大和幻綺譚 第肆章」ギャラリーソラトA
    「ART POINT Award 2019」GALLERY ART POINT

    〈コメント〉

    色鉛筆や鉛筆で絵を描いています。
    歴史が大好きで、小説や古典芸能を題材にした作品が多いです。
    また、サークル「ましろ文庫」で友人と絵本を作り、文学フリマなどの
    イベントで販売しています。

  • 菅野 愛沙子

    菅野 愛沙子

    大阪府出身
    2012年 京都嵯峨芸術大学版画分野 卒業

    現在は主にアクリル絵具で作品を描いている。

    〈経歴〉

    2012
    京都嵯峨芸術大学 卒業・修了制作展【教育後援会奨励賞】(京都市美術館)
    2014
    プラチナアート大賞展【プラチナアート準大賞】(日展新会館)
    2017
    アートストリーム2017(大丸心斎橋店)
    芝田町画廊企画 吉田杯 小作品コンテスト【特別賞】(芝田町画廊)
    2018
    アートムーブコンクール【大阪市長賞】(江之子島文化芸術創造センター)
    個展「練習の練習」(ぎゃらりーウォーター・ベア)
    Groove Arts グループ展 (イロリムラ)
    アートストリーム2018【ターナー色彩賞】(大丸心斎橋店)
    2019
    梅田0号展(芝田町画廊)
    Groove Arts 2 グループ展(サロン・ドゥ・螺)

    〈コメント〉

    可愛いものや理想的な風景をモチーフに、夢の中で見たことがあるような懐かしい空気を表現しています。

  • 滝川 喬是

    滝川 喬是

    テディベア創作家、講師、デザイナー
    蓼科テディベア美術館、川口テディベアミュージアム 学芸員
    考古学(縄文文化 アクセサリー装飾品研究)修士

    【個展】
    毎年 2~3月 蓼科テディベア美術館

    【受賞】
    日本テディベア協会開催 テディベアコンベンション2019
    異素材部門 グランプリ

    【作品】
    テディベアというクマのぬいぐるみを作っています。
    新しい作り方や素材を見つけて、自然を表現しています。

    【想い】
    蓼科テディベア美術館は自然が溢れる山の中にあります。
    私はこの自然がとても好きです。

    空を見上げると、トンビがいます。
    帰り道、鹿の群れにも会います。
    木々や苔、花も天然で生き生きしています。
    春や夏も良いですが、冬も素敵です。
    一面に雪が積り、木々もまっ白で綺麗です。
    雪かきは大変ですが、動物たちの足跡を見ると嬉しくなります。
    また春になると、優しい空気と光が戻ってきます。

    そんな自然が好きなのです。

  • 田尻 恵理菜

    田尻 恵理菜

    1983年 大阪出身・在中

    2002年 講談社フェーマススクールズ 受講

    2006年 講談社フェーマススクールズ 卒業

    個展・グループ展

    2016年 
    アートイマジンギャラリー 個展(東京)
    2017年 
    芝田町画廊グループ展(大阪)
    ART COCKTAILグループ展(大阪)
    2018年 
    GALLERY ART POINT グループ展(東京)
    RECTO VERSO GALLERYグループ展(東京)
    アートイマジンギャラリー 個展(東京)
    Nano Gallery個展(大阪)

    2019年 
    GALLERY 龍屋 グループ展(愛知)
    The Artcomplex Center of Tokyoグループ展(東京)
    ギャラリーびー玉 グループ展(大阪) 他

    受賞歴

    2008、2012、2015、2017年 KFSアートコンテスト 入賞
    2010、2011、2012、2013、2015年 二科展デザイン部B部門 入賞
    2012、2014,2015年 ニッサン童話と絵本のグランプリ 佳作受賞
    2013、2015、2017年 KFS絵本グランプリ 絵本イラスト部門 入賞  他

  • 中田 有紀

    中田 有紀

    栃木県佐野市出身

    武蔵野美術大学造形学部 通信教育課程
        油絵学科絵画コース卒業

    ◆グループ展◆

    2010年 リアスいちごカモメ展/画廊るたん

    2011年 New year selection 2011展/GALLERY ART POINT
         HEART by HEART 2011展/GALLERY ART POINT

    2012年 new year selection 2012展/GALLERY ART POINT   Life 2012展/GALLERY ART POINT

    2013年 New year selection 2013展/GALLERY ART POINT Life 2013展/GALLERY ART POINT

    2014年 New year selection 2014展 /GALLERY ART POINT

    2018年 New year selection 2018展/GALLERY ART POINT Life 2018展 /GALLERY ART POINT
    1000の小箱展/感覚ミュージアム

    〈コメント〉

    夢の中で見るような、少し不思議な世界を描いています。
    ぼんやりと眺めながら自由に物語を想像していただければと思います。

  • 福来 雀

    福来 雀

  • ペヘモリッケ

    ペヘモリッケ

    〈コメント〉

    「 ペへモリッケ (pehmolykke) 」は 2012年にスタートした
    作家まつだえり による、身につけるぬいぐるみ = アパレルぬいぐるみブランドです。
    (「アパレルぬいぐるみ ペヘモリッケ」2019年商標登録取得)

    pehmo(ペヘモ) はフィンランド語で「ぬいぐるみ」
    lykke(リッケ) はノルウェー語で「幸運」という意味です。
    既存のイメージにとらわれず
    ぬいぐるみの新しい価値観を提案していきたいです。

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