Fantasia I 2024

2024.02.12.Mon - 02.17.Sat
12:30-19:30*
*02.17.Sat until 17:00

小豆島 美知 いわもときみ子 大熊 百合子 小堀 了 白土 あやこ 曽根 絵里子 三木 美沙 茗荷 恭介 Ayumi OH MISOO

現実世界には存在しない科学法則を仮定し、それに基づいた世界や社会を描く試みは、文学においても絵画においても歴史の初期から存在し、絵画の世界では、古くはヒエロニムス・ボスHieronimus Bosch; 1450年頃-1516年)をはじめとし、ウィリアム・ブレイク(William Blake; 1757年-1827年)、ラファエル前派、象徴主義とその周辺から、20世紀の素朴派、シュルレアリスム、第二次世界大戦後の作品まで、時代を問わず、ファンタジーアートと呼ばれる作品が存在します。
本展では、このファンタジーアートの世界に光をあて、ファンタジーの世界で美を追求する実力派アーティストを選抜し、ファンタジーというテーマで様々な技法とスタイルの中に映し出されるファンタジー世界を紹介します。

Fantasy art have always been a part of the art movements even through Renaissance, Romantics, Expressionism, Surrealism and after Second World War.
We put spot light on so-called Fantasy art for this exhibition and have selected artists who seek the aesthetics in the world of fantasy, and conceptualise it to explore the possibilities of Fantasy art scenes.


  • 小豆島 美知

    小豆島 美知

    京都教育大学美術科日本画卒
    京都芸術祭美術部門国際交流総合展京都新聞賞受賞
    同実行委員就任
    日本フランス現代美術世界展入選
    シュルレアリズム・コンテンポラリーアートビジョネア展参加
    グループ展ユーシュンカイ事務局就任
    各種団体展、グループ展等参加
    個展 毎年開催

    見えないものは居るをテーマにしています。
    蜂に見える紫外線が人には見えない・・・人の目はそんなにあてにはならないよと思います。
    見えない気配を描きたい・・・まずは、妖怪の姿を借りて。
    それを宝石を砕いたように硬質で美しい日本画岩絵の具の力を借りて描きたい。
    妖怪を書いています。それは初めの一歩です。いずれは、見たこともない何かの気配を見たこともない美しさで描きたいと思っています。

  • いわもときみ子

    いわもときみ子

    2022年 ステンシル作品の販売をはじめる
    2010年 アートイベントやミュージシャンとのコラボなどでライブペイントを中心に活動
    2020年 1年を通して誕生花を描く
    2022年 個展「BIRTH FLOWER ART」安城産業文化公園デンパークにて

    今回、出展した作品はふと頭の中に浮かんだもの、模様、偏見を逆手にとったもの、夜ごはんに出たサラダのかわいいリズムを描いたものです。
    なにか少しでも心が動いたり、思い浮かんだ言葉があったり、楽しんでもらえたり。
    そういったことをお土産にできたら幸いです。

  • 大熊 百合子

    大熊 百合子

    Now Printing

  • 小堀 了

    小堀 了

    2012年 多摩美術大学大学院美術研究科絵画学科油画専攻修了
    2009年 グループ展「BOTTLE BOTTOM」 木ノ葉画廊
    グループ展「HEART BEAT」 ギャラリー銀舎
    2011年 個展「テクニカラー・ドリーム」 ギャラリィ朋
    グループ展「工芸高校インテリア科2006年卒業生
    有志展」サロン ド フルール
    2015年 個展「IN YOUR ROOM/IN MY ROOM」ユマニテbis

    自分の中の瞬間や感覚など留めておけない形の無いものを、イメージに投影した絵を描いています。
    この出展作は音や時間、空気の感触などが要素となっています。

  • 白土 あやこ

    白土 あやこ

    2000年 福岡市内のシルクスクリーン工房にて技法を学ぶ
    2007年 白泉社月刊「MOE」第3回やなせたかしのMAGURE LANDイラストレーション部門
         MAGURE大賞受賞
    2011年 かまくら春秋社「詩とファンタジー」夏眺号イラストレーションコンテスト入選
         かまくら春秋社「詩とファンタジー」秋茜号イラストレーションコンテスト入選
    2012年 かまくら春秋社「詩とファンタジー」冬晶号イラストレーション部門優秀賞受賞
    2014年 グループ展「MAGURE LAND星屑同窓会の仲間たち」(gallery ゑいじう:東京)
    2016年 個展「遠い国の物語」 (ブックカフェ槐多:東京)
    2017年 個展「いつかどこかに」(あぜのまち絵本美術館:福岡)
    2018年 個展「きせつのいろ」 (ぎゃらりぃ花うさぎ:福岡)
    2019年 個展「ののはなのはら」(カフェ&ギャラリーQuo Vadis:東京)

        他、グループ展・企画展参加多数

    福岡市在住、シルクスクリーンハンドプリント、アクリルガッシュを使った絵画、雑貨作品を創作しています。
    幼い頃の思い出や懐かしい風景、日本の小さな自然や、物語から着想を得ています。
    誰でも親しめるような可愛くポップな絵を描きたいです。
    作品は全国の雑貨ギャラリーや個展、グループ展にて発表。
    詳細はWEBサイト、SNSにてご確認ください。 
    アトリエ*こんぺい糖 http://conpeito.net/

  • 曽根 絵里子

    曽根 絵里子

    1982年 宮城県仙台市出身 
    2005年 東京芸術大学美術学部彫刻科卒業
    個展/arolla (東京都荒川区)
    2006年 北京・東京交流彫刻展「体験展」/東京藝術大学(東京都台東区)
    2007年 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了
        個展/ギャラリーけやき(東京都渋谷区)
    2008年 個展/フタバ画廊(東京都中央区)
    2011年 FOR FOUR展/galleryM (東京渋谷区)
    2012年 search-六本木幻想動物園 / 六本木画廊(東京都港区)
    2022年 familia / 自由通りギャラリー (東京都目黒区)
    他、個展・グループ展多数   

    造形作家、玩具原型師
    子供の頃、閉じられた本の中で起きていることをよく空想しました。
    物語のその後
    書庫の隅で拾った焦燥
    形のないもやりとしたものは今も傍にあり、私は視野の端で焦がれています。
    テラコッタとは素焼きの土のことで、陶器と呼ぶには不完全な状態です。
    柔く暖かく乾いたその在り様を風化してゆく空想と重ね、思い出せない記憶を手繰り寄せるように制作しています。
    いつかの心象風景に輪郭を与える作業です。

  • 三木 美沙

    三木 美沙

    2009年 愛知県立芸術大学デザイン科卒
    2018年 山田博之イラストレーション講座18期卒​2019年 第6回 東京装画賞入選
    2021年 グループ展「リンク×リンクポスター」表参道ギャラリーダズル
    2021年 グループ展「水のある景色」表参道ギャラリーダズル
    2023年 個展「あなたのいる景色」表参道OPAgallery
    2023年 グループ展「NiceView#7」駒沢MOUNT
    2023年 グループ展「impression sight」表参道ギャラリーダズル

    “ファンタジー”の扉は、日常という旅の中に。
    誰かにとっては非日常な旅の景色が、私の原風景でした。
    そんな私の原風景、伊豆の景色から
    あなたや誰かの 物語の世界へ。

  • 茗荷 恭介

    茗荷 恭介

    1993年 フジサンケイビエンナーレ展入選
    1994年 京阪電鉄枚方駅にレリーフモニュメント「三本の樹」制作
    1995年 現代日本美術展入選
    1999年 倉敷まちかどの彫刻展優秀賞
    2000年 野外彫刻展in多々良木/大賞
    2002年 Art Bridge in NewYork展
    2010年 ヴォーリズ学園にモニュメント「手と手の宇宙」製作
    2016年 近江八幡市沖島にウェルカムゲート製作

    アトリエ前の湖に数多くの渡り鳥がその羽を休めている。その小さな翼で何千キロもの空を超えて来たのか? 春にはまた、北帰行が待っている。彼らの瞳に映る世界は、その色を失いつつあるというのに。波打ち際で一本の羽を見つけた。確かな出会いの印を忘れるなと。

  • Ayumi

    Ayumi

    2015年2人展「あれもこれもしたいの」大阪
    2017年 studio Adamホームページメインビジュアル制作
    2019年 UNKNOWN ASIA2019グランフロント大阪
    2021年 似顔絵イベント&作品展示 髙島屋大阪店
    2022年 今推しアーティストによるtriple個展 高槻阪急
    2022年 高槻阪急beauty ホームページメインビジュアル
    2022年 「kawaiiアート雑貨と小物展」阪急うめだ本店
    2023年 似顔絵イベント ハルカス300(展望台)
    2023年 グループ展Wave2023(GALLERY ART POINT.bis)
    2023年「9人のアリス展」(たかつきgallery R)

    私は自分が理想とする生き方「Healthy Beauty Happy」を人物、ファッション、ライフスタイルを描くことで表現します。
    今回の展示作品のコンセプトは「with love」です。大切な誰かを想う、空想世界の女性や動物たちを描きました。

  • OH MISOO

    OH MISOO

    多摩美術大学絵画学科版画専攻
    2012年より東京を拠点に個展多数開催、グループ展に出品。

    作品は主に絵画、版画、立体、デザイン、イラストレーション
    キャンバスに繊細な模様と極彩色で描きだす様々な「生命」の姿
    木を焦がして描くウッドバーニングアートに刻み込む豊かな大地と自然の鼓動
    擬人化された動物たちと共に命の秘密を問う作品を作り続けている。

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また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
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