evoke – 想起 – 2024

2024.01.29.Mon - 02.03.Sat
12:30-19:30*
*02.03.Sat until 17:00

無月 水 IPPEI MAEMI Shiroki

個人と他者との関係性は、直接的な対面によるコミュニケーションを前提として構成されていました。しかし今ではネットの普及により実空間でなくても他者とコミュニケーションは容易に取れるようになり、実生活の中での直接的な身体の接触は少なくなり、それに応じて身体そのものを意識する機会も少なくなり意識の肥大化が進んでいます。
そのような環境の変化の中で、自己の身体という存在そのものに様々な解釈や価値が生まれ、我々の身体に対する意識は今世紀になって大きく変わろうとしています。
“evoke”展は、身体と心のつながり、人間の感覚や感情、そして身体と社会的環境との相互作用の表現に焦点を当てます。弊画廊選抜作家の表現世界、深層意識に眠る身体的な感動体験や洞察・記憶を”呼び起こす”作品を通して、身体とその奥深くにある自身の心の内面に触れ新たな気づきや意識が喚起されることを期待します。

The relationships between people were constructed on the premise of direct, face-to-face communication. However, now, Internet has become easier to communicate with others even when not in reality, and direct physical contact in real life has decreased, giving us the opportunity to become more aware of our own bodies. There are fewer and fewer people, and consciousness is becoming enlarged.
Amid such changes in the environment, various interpretations and values have arisen regarding the very existence of one’s own body, and our awareness of our bodies is about to change significantly in this century.
The “evoke” exhibition focuses on the connection between body and mind, the expression of human sensations and emotions, and the interaction between the body and its social environment. Through the expressive world of our gallery’s selected artists, and works that “evoke” physical emotional experiences, insights, and memories that lie dormant in the deep consciousness, you will be able to touch the inside of your body and your own mind that lies deep within it, and arouse new awareness and consciousness.


  • 無月水

    無月水

    2021.11 突然絵を描きたくなり、作品をInstagramに投稿するようになる。
    2022.9.27-10.2 クラウドファンディングで資金を募り、個展「死から見た『今』展」を開催。

    普段は"死"や"感情"を題材に制作することが多いのですが、今回は"愛"について描いてみました。グループ展のテーマが"evoke-想起-"ということで、皆さまの中に眠る様々な"愛"の記憶を辿っていただけましたらうれしく思います。

  • IPPEI

    IPPEI

    2013年より、某画塾にて油彩による抽象画制作を開始。

    2019年、大阪芸術大学に入学。美術学科にて油彩の抽象画を制作。後の卒業制作展にも出展。

    2022年、instagramアカウント設立。過去に描いた作品の投稿を開始。

    2023年、アート作品専門のオンラインショップで過去に描いた作品の販売を開始。

    時には様々な題材をベースとして、またある時にはその瞬間の気まぐれで色を選び、そこから先は絵の具を掌に乗せて思いのままに塗り付ける。
    描き方は混沌としているが、最後にはプレゼントボックスを彩るリボンのように秩序のある太い線をまっすぐ描く。
    本展ではそんな『私が想起した経験や心情』を題材とした作品を5点選び出展致します。
    私の想起した考えと、作品を鑑賞する皆様との捉え方の違いや、他に想起させられるものは何か。
    それらを通じ、また新たな捉え方や題材を得られれば幸いです。

  • MAEMI

    MAEMI

    Profile
    2019年 グループ展「THE ART OF NIKKO」だいや体験館
    2020年 グループ展「冬の藝術展2020」みなとみらいギャラリー
    2021年 グループ展「KROMATIC@RT」 M.A.D.S
          グループ展「Small Paintings」GALLERY IRO
          グループ展「Art Market in 台場」GALLERY21
    2022年 ライブペインティング「みんなでシェアPARTY」マルシェ
    2023年 グループ展「はじまりを紡ぐ展」日本橋Art.jp
          個展「ポートレイト」GALLERY IRO
    他、グループ展多数参加

    Statement
    10代の頃より独学で絵を描き始めました。
    描き始めた動機は自身の心の救済のためでした。
    わたしは生きるために絵を描いています。
    わたしの作品は直感的に心と手を動かして表れます。
    それはきっと、これまでわたしがわたしの五感や第六感で感じてきたことが総称して表れたもの、つまりわたしの作品はわたし自身なのではないかと思っています。
    わたしの描く絵が誰かの心に響くことはわたしの喜びです。

  • Shiroki

    Shiroki

    2002年 ギャラリー52個展
    2008年 Art Melbourne(オーストラリア)アートフェア
    2009年 サロン・ド・トーンヌ入選
    2011年 オードラップゴー美術館(デンマーク)個展
    2015年 アメリカンクラブ個展
    2019年 ジェダイトギャラリー(アメリカ)個展
    2021年 タルト市立美術館(エストニア)個展
    2023年 K'sギャラリー個展
    他、グループ展、個展、国内外多数

    生命に内在する感激、躍動、衝動と、緊張感、温もり。
    両者の響き合うエネルギーがテクスチャーとなる。
    鼓動と静けさの共鳴、その一瞬を捉えることを目指して。

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

Please contact us if you are interested in purchasing artworks.
In the case that you’d like to see actual artworks at the gallery, please contact us in advance.

Contact : Yoshihiko Yoshimura
Mail : yy.artpoint★gmail.com(Please change ★ to @)
Tel : 03-6228-6839