Epilogue 2019- 最終章 -

2019.12.23.Mon - 12.28.Sat
12:30-19:30*
* 初日祝日12.23.Mon - 18:00 * 最終日12.28.Sat -17:00

小室 藍 清水 誠治 平松 嵩児 中野 太超 中原 青餅 宮原 千恵 宮本 真帆 山口 珠未 Hanacocoro39

本展は50周年の年の最後(最終週)を締めくくる最終章“Epilogue”となる展覧会であります。 本展覧会名の“Epilogue”とは説明するまでもなく、物語の最終章でありますが、最終章は終わりではなく次の物語の始まりを予見させる序章“Prologue”でもあります。 本展ではこの最終章“Epilogue”を飾るのに相応しいと思われる弊画廊選抜による実力派アーティスト10人による選抜展となります。 既存の価値観や枠組みに囚われないアーティストを紹介することにより次なる物語の序章(prologue)を予見させるような新しいアートの価値観と方向性を提示したいと思います。

This year was a memorable year of our 50th anniversary. This exhibition is the final chapter (epilogue) that concludes the last week of this 50th anniversary, but the final chapter does not mean the end, it means the beginning of a new story, a prologue. For this exhibition our gallery has selected 7-8 talented artists, whose works seem to be suitable for decorating this final chapter (epilogue). We would like to present a new values and directions for the art that will lead to the prologue of the next story by introducing artists who are not bound by existing values and frameworks.

  • 小室 藍

    小室 藍

    1994年埼玉県生まれ。
    埼玉県立大宮光陵高等学校美術学科卒。

    展示 初個展"私の中の煙"
    2013.11.27
    ライブハウスヒソミネにて初個展

    展示 個展イベント"その、日暮らし”
    2014.8.30
    ライブハウスヒソミネにて

    展示 個展"おんがくのひかり"
    2015.10.4〜11.7
    hair salon SUGATAにて

    展示 "語る抽象絵画展4"
    2017.2.7〜2.12
    The Artcomplex Center of Tokyoにて

    展示 個展"Linephilia"
    2017.6.21〜6.25
    Cafe Gallery 幻にて

    展示"語る抽象絵画展6"
    2018.1.30〜2.4
    The Artcomplex Center of Tokyoにて

    展示
    受賞 世界堂全国0・SM公募大賞展第12回展
    2016.10
    奨励賞受賞

    受賞 Art Bridge Fair vol.1
    2017.02
    入選、観客賞受賞

    多数のCDジャケット、MVを手がける。

    コメント

    絵を描くことは私にとって日記と同然で、日々の感情、出来事を記録するだけのことに他なりません。
    世界を変えたい、世の中を良くしたい、何かを発信したい。それならもっとメッセージ性を声を大にして詰め込まなければいけないのかもしれない。
    私にとってはとても重荷になってしまう考えです。
    友人との会話でも、他人とのひと時の触れ合いでも、ひいてはSNSで発信された何気ない一言でも、
    人生を変えるような出来事になり得るかもしれないと、私は思っています。
    絵を見たあなたと、会話できるような絵を描きたいです。

    Instagram
    https://www.instagram.com/nunocoron/

  • 清水 誠治

    清水 誠治

    2014年、2015年、2016年
    ART EXPO NEW YORK 出展

    コメント

    潜在的な感受性と内と外の摩擦によって生じる心象を主に表現しています。

  • 平松 嵩児

    平松 嵩児

    1996年 愛知県一宮市生まれ。
    2019年 三重大学教育学部学校教育教員養成課程 美術教育コース 彫刻専攻 卒業
    三重大学大学院 教育学研究科 芸術・スポーツ系教育領域 彫刻専攻 在籍中

    主にテラコッタ粘土や流木を素材とした彫刻作品を制作しています。

    主な展覧会
    2016 「第5回MAE展」(所属学科の主催する全学年・教員・卒業生によるグループ展) 三重県総合文化センター/三重
    2017 「第6回MAE展」三重県総合文化センター/三重
    2018 「第7回MAE展」三重県総合文化センター/三重
    「スタート展-芸術学生の行方-」ギャラリーかんしょ/愛知
    2019 「三重大学教育学部美術教育コース 卒業制作展」三重県立美術館/三重
        「第8回MAE展」三重県総合文化センター/三重
       「池袋アートギャザリング公募展 IAG AWARDS 2019」東京芸術劇場/東京  

    コメント

     私は,自然の秩序の中で変容し消えゆくものの形 をテーマとして,彫刻作品における表現を追求しています。
     作品には,主にテラコッタや自然素材である流木を用いています。テラコッタは,量感表現や触覚性,表層性に富み,形態によって様々な表現の可能性をもっています。流木は,長い年月を経て川や海を渡り,一本一本が独特な形に姿を変え,人が手を加えて作り出したものとはまた違った,大きな魅力をもった素材であると考えています。
     私は,これまでの制作活動を通し,作品のもつ存在感や,周りに影響を与える空気感,実材が見せる様々な表情に触れ,彫刻作品の魅力と可能性を感じました。
     現在の制作では,主に動物をモチーフとした作品を制作する中で,「自然の力による秩序や摂理」に着目しています。この根底には,「自然界の全ての形には理由がある」という考えがあります。全てのものは最後には消えてなくなってしまう。そして,抜け殻になった最後の痕跡には,これまでのさまざまな記憶と,周りに与え,周りから与えられてきた力の痕が宿っていると考えています。これらの観念を,流木の概念的性質や長い年月を経て作られた独特なフォルムに見出し,素材のもつ形の美しさと空気感を捉え,その偶然性と粘土による手わざとを組み合わせることで作品として再構成します。脆さや儚さの中にある美しさを追い求めることによって,今一度,「「形」とはどういうものなのか」ということを考察していきます。

  • 中野 太超

    中野 太超

    2015年 武蔵野美術大学造形学部空間演出デザイン学科卒業

    2019年 SICF20 出展

    コメント

    作家としてはまだまだ駆け出しの段階ですが、今後は精力的に制作活動を行なっていこうと思っております。以後お見知り置きの程、お願いします。

    Instagram
    https://www.instagram.com/_taiki_nakano_

  • 中原 青餅

    中原 青餅

    1983.03 三重県生まれ

    コメント

    人間の持つ繊細な心の機微を、植物などと併せ表現できればと思いイラストを描いています。
    少しでもどなたかの心に触れることが出来れば幸いです。

  • 宮原 千恵

    宮原 千恵

    1978年山口県下関市生まれ
    比治山大学短期大学部美術科洋画専攻卒業
    2014年 個展「よりみちわきみちまよいみち」東広島市 あすなろベーキングカンパニー
    2015年 二人展「ちえのわ展」北九州市 ギャラリーカフェ ジラソーレ
        新協美術展初入選 以後入選
        ライブペインティングパフォーマンス出演始める
        第1回ふぁみりぃs展 北九州市 (以後毎年開催)
    2017年 グループ展「48展」参加 大阪市 騒ギニ乗ジテ
        グループ展「晴れのち青い鳥」展 福山市
        ちえのわ展   北九州市 ギャラリーカフェジラソーレ
    2018年 個展「この展示は宮原千恵個展だった・・・はず展」 広島市 カフェアビエルト
        個展「記憶の景色」呉市 y‘cafe
        個展「根源~思いを昇華~」東広島市 呉信用金庫ギャラリー
    2019年 個展「記憶の景色2」
        個展「この展示は宮原千恵個展だった・・・はず展」

    1999年北九州美術家連盟展入選
    2015年新協展入選
    2017年第60回記念新協展 マツダ賞 会友推挙

    コメント

    今、一瞬の感情を捉えて記録したい。モチーフそのものが持ってる魂や仏を描きたい。見えない何か、感じたものの命や波動を自分を通して表現でき、そのエネルギーを記録できたらと制作してます。
    作品を制作するごとに私自身の感情も昇華され、自らの考え方や魂も磨かれつつあるように思ってます。
    制作時には私の作品に触れる人も、その時その人に必要なもの、今ある幸せや命、感情に気づくきっかけになるような作品になればと心がけています。
    現在のモチーフはその時に感情が大きく動いたもの、、植物や風景、踊り子などが主です。
    作品は油絵、アクリルを主としています。絵画は自己表現の手段、コミュニケーションの一部と考えてますので作品を通じて作者も作品に触れる方も自分自身の感情や表現が変化し洗練され成長できれば嬉しいです。

  • 宮本 真帆

    宮本 真帆

    2015年 公募 インターナショナル ビーズビエンナーレ ひろしま 銀賞 広島市長賞
    2017年 公募 インターナショナル ビーズビエンナーレ ひろしま 佳作
    2019年 公募 SICF20 スパイラルホール

    コメント

    私はビーズ刺繍で空想の殻、皮膚、外骨格といった外側を制作しています。
    この作品は外側が内側に向いています。シェルターの中に縫いとめられたビーズは過去の結果の集積です。
    下描きをせずにフリーハンドでグルグルとビーズを縫いつけてゆくと、刺繍がアメーバのように増殖してゆきます。
    「ここにこのビーズをつける」と決めるときもありますがほとんどは意図せず、布を見つめていると見えてくる線にそって縫いすすめます。
    色も模様もそのときの心しだい、1粒1粒は細胞です。
    材料は主にビーズ、糸、布。分解して再構成することができます。今はテントの形をしていますが、またちがうものに生まれ変わるかもしれません。
    人類がビーズを使い始めたのは7万~10万年前頃からと考えられています。(ちなみにラスコーの壁画が描かれたのは2万年前頃)
    ビーズは食べることができず、暖かくもなく、身に着ければ動きの邪魔になります。ホモサピエンスが一見無駄なものとも思えるビーズを現代まで受け継いできたのはなぜでしょうか。
    「ビーズなんて俺には関係ないね」と思うなかれ、数珠や真珠のネックレスなどあなたの家のどこかに必ずビーズがひそんでいるはず。

    Maho MIYAMOTO Website
    https://www.beadsnui.com/

  • 山口 珠未

    山口 珠未

    2016  『黒依存、我ら展』二人展
    2018  『鼓動』五人展
    2019   第二回公募展『TIME』 ART COCKTAIL
       『Rose scent Hart- 心臓は薔薇の香り-』京都ライト商會

    コメント

    私は匿名性というキーワードからイメージして制作しています。
    きっかけとしては、描いた人間から目というパーツを失った時に出る、独特のかっこよさに惹かれたというのが大きいです。
    顔や目を失わさせることで、画面の中にいる人間は何を見て何を考え何を感じているのか、想像とストーリー性を生むことができます。
    そして集合体のモチーフと掛け合わせることで、画面の中の人間の感情も伝えることができると私は思います。

  • Hanacocoro39

    Hanacocoro39

    夙川学院短期大学美術科絵画コース2年
    美術科絵画専攻科1年

    コメント

    楽しみ喜び描き制作し
    その気持ちが伝染して
    喜んでもらえたら嬉しい
    モノづくりが好きでたまりません
    好きに自由に描いたら
    愛おしい作品ができあがりました
    かんがえてかんがえてかんがえずに描いて
    できあがります
    願いは
    みるがわが感じるままに受けとって
    世界が平和に
    Hanacocorooo39 として
    何ができるのか考え感じ
    絵とaccessoryをlinkさせながら
    とにもかくにも
    Hanacocorooo39 worldへ ようこそ

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