DOORs I 2023- 扉 -
2023.10.9.Mon - 10.14.Sat
12:30-19:30*
*10.9.Mon until 18:00, 10.14.Sat until 17:00
穐吉七奈 衣久美 菅原 央喜 竹迫 界斗 東 智恵
福来 雀 まつざきゆか 横山 めぐみ RIE
内部空間と外部空間をつなぐ唯一の懸け橋である“扉”。望むときにのみ望まれたものにだけその侵入を許し、望まないとき望まないものには出入りを許さない。
そういった働きにはまるでそのもの自体に力が宿っているようにさえ感じられます。一つ一つの扉にそれぞれの特徴があり、それは物体全体の印象をも左右してしまいます。
扉がもたらす繋がりもまた無限大であります。日々の出会いや人間関係における些細な出来事、現代を生きる私たちの生活の一部ともいえるインターネット、どの世界においても扉は我々に際限のない無限の開放を与えているといえます。
DOORs展では「扉」の持つそういった様々な意味合い・力に目を向ける傑出したアーティストによる作品を展観します。
メディアの多様化により無数の扉が周囲に偏在し、そのありようは氾濫ともいえる今日。「アート」という表現を媒介にした心象世界に意識を向け、心の扉を全開にしてひとり一人のアーティストの作品の中での命の息吹を感じていただければ幸いです。
“Doors” are ubiquitous in our lives, having conflicting roles such as “blocking and liberation”, which sometimes blocks and sometimes creates connections with the outside world.
The “door” is the only bridge that connects the interior and exterior spaces. Only allow the intrusion of what is desired only when desired, and do not allow entry or exit of what is not desired when not desired.
It even feels like there is power in such work. Each door has its own characteristics, which also affect the impression of the entire object.
The connections that the door brings are also infinite. Whether it’s the trivial events of daily encounters or relationships, the Internet, which is part of our lives today, the doors give us no limit and infinite liberation in any world.
At the DOORs exhibition, we turn our eyes on the various meanings and powers of “doors” and exhibit works by outstanding artists.
Due to the diversification of the media, innumerable doors are unevenly distributed around us, which can be said to be flooding today. We hope that you will focus on the imaginary world through the expression “art”, open the door in your heart, and feel the breath of life in each artist’s work.
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穐吉七奈
1994生まれ。福岡出身東京在住。
九州産業大学付属九州高等学校デザイン科卒。京都造形芸術大学アートプロデュース学科卒。
2018年末より関東を拠点に展示活動を開始。
幼い頃から性産業に強く惹かれ、日常的に性に関する妄想に耽る。
心因性の病を患ったことをきっかけに、闘病の中で培われた人生観、死生観が、それまでの性に対する激情を放出するトリガーとなった。
自画像、人物画、抽象画などで生々しい性の揺らぎと葛藤を描く。出展
2018 「装い」(梅田 HEP FIVE / 大阪)
2018 「第6回FREAKOUT展」(GALLERY FREAKOUT / 東京)
2019 「出会ってしまった3人展」(KITAIKE GALLERY PORTFOLIO / 東京)
2019 「ACTアート大賞展2019」(The Artcomplex Center of Tokyo / 東京)
2019 「筆触のダンス」(SUNABAギャラリー / 大阪)
2019「Human flesh」(新宿眼科画廊 / 東京)私は今年で29歳になる。来年からは30代だ。
TPOを弁えず好きを貫いた服装も、エッチな露出も大声での猥談も、控えるのが「大人」の振る舞いかもしれない。
29歳から30歳までの1年は、決断することが多い。
特にスタイルが良い訳でもない自分の裸体をモチーフに、自分の顔を可愛いと信じて作品として世に送り出すことは、恥じるべきことなのか。
29歳の私はそうは思わないが、30歳の私はどう思うだろうか。 -
衣久美
2014年 公募第2回 ミニアチュールzero展(以降毎年参加)
2016年 地元のカフェバーで地元アーティストとのグループ展
2021年 「フリーウォール」ギャラリーソラト
2022年 「不思議の庭の少女」展 ギャラリーIYN
2022年 「散る頃に」gallery hydrangea
2022年 「夢色三原色〜赤〜」展 ギャラリーIYN
2022年 「THE LOBBY」 ギャラリー+カフェブランカ
2022年「夢色三原色〜青〜」ギャラリーIYN
2022年 「夢色三原色〜黄〜」ギャラリーIYN
2022年「OUT COME 2022」gallery metronome
2023年 「cells41」Design festa gallery
2023年 「創宴」ギャラリー白樺
2023年 「花に囁く物語」gallery hydrangea
2024年 個展開催予定己の深淵を旅したときに見えたもの。
白昼夢か、夢か現か、幻。
美しく鬱くしいもの。
惹かれるのはあざやかな毒。
静かな森の奥ではじめて息をしたような眩暈。
それはいつも水にインクを落としたみたいに、
じわじわと広がり、うねりだし、形を成す。
わたしはそれを紙に落とす。 -
菅原 央喜
2017年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2021年 とこなめ陶の森陶芸研究所修了
2022年 個展 登り窯広場 展示工房館ギャラリー
2023年 グループ展 「ART POINT Selection 1 2023」GALLERY ART POINT
「あやしい世界!?特別展覧会vol.3」GALLRY APA個展 「菅原央喜展」GALLRY APA
受賞 「第66回常滑市美術展」 大賞
轆轤で引いた土を分解して再構成したヤキモノ作品です。
多様性がキーワードな現代社会で、土という変幻自在な素材をもちいて寛容でおおらかな、ユーモアのあるカタチをつくることをテーマに、
カタチを組み立てる創造の喜びと子どもがラクガキを描くような純粋さを意識して制作をおこなっています。
轆轤で引かれた有機的な質感と丸・三角・四角まで単純化されたフォルムが、イメージを膨らまさせ、楽しんで頂けたらと思います。 -
竹迫 界斗
「東北芸術工科大学卒業/修了研究・制作展2022」 優秀賞 (山形県)
「InsightⅡ 2022」GALLERY ART POINT(東京都)
「#4いりやKOUBO審査結果発表展」入選 いりや画廊(東京都)
彫刻シンポジウム「ザ・のみぎりズム2022」(岡山県)
「第106回二科展」入選 国立新美術館(東京都)
「ART POINT Selection | 2023」GALLERY ART POINT(東京都)
彫刻シンポジウム「TRAIT D’UNION」(アシスタントとして参加)(フランス)
「第7回二科東北支部連合展」秋田県立美術館(秋田県)偶像が抱く崇高かつ不気味で、「触れてはいけない」と感じさせる独特の雰囲気に関心があり、その雰囲気を表現することを目的に、仏像の形態を含んだ石彫作品を一貫して制作している。偶像に対する個人的な感覚を、作品によってより多くの鑑賞者と共有できるものにしたいと考える。
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東 智恵
2019年
Bath Spa university ファインアート修士課程 卒
グループ展「The show @ locksbrook」Locksbrook, イギリス
グループ展「Dis-connectiong」44AD, イギリス2021年
グループ展「ギャラリー現実」 大分
グループ展「アキバの空場」DABURA, 大分
優秀賞 生頼範義展, 宮崎2022年
個展「永遠と刹那と沈黙の蝶」トキハ大分本店ギャラリー, 大分
個展「楽園の日々」冨士屋Gallary, 大分
グループ展「現実47」OPAM(大分県立美術館), 大分
アートフェア「3331 ART FAIR」3331, 東京
アートフェア「ARTS/WORKS FAIR in BEPPU」土間, 大分2023年
グループ展「現実53」べっぷ駅市場, 大分
グループ展「UPPALACE」アトリエひこ, 大阪
個展「Space」Space Beppu, 大分
入選 みやざき総合美術展, 宮崎
2021年~ 清島アパートレジデンス滞在制作, 大分油やアクリル絵の具を使用し絵画が持つ独自のメディアやテクスチャーでの表現と同時に、デジタルのもつ効率性や視覚表現、レイヤー構造などのデジタル技術を活用する。その両方を結びつけ新たな表現領域を追求する。
古来の色彩感覚と私が持つ現代の色彩感覚、伝統的な顔料と新しい顔料、また古来の色の組合せ(襲) や文様を再構成し、当時の美的感覚の解釈と現代の感覚を融合する。
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福来 雀
静岡県生まれ
ヒューマンアカデミー総合学園名古屋校 卒
ファンタジーな世界観を描くのが得意
動物や自然など不思議な世界観のイラストを描く漫画家・イラストレーター個展
2020 極楽鳥
2021 怪グループ展
2015年以降選抜展示・推薦作家として多くの展示会へ参加
2023年のグループ展示
・Imaginaire 2023
・message展4
・message展5
・Gister Central Exhibition
(海外)
・タスマニア
・NY
・ローマ 他
本展示以降も今年度中に参加の展示会もあり2015 - 2023 現在
・ボイスドラマイラスト担当
・MVイラスト担当
・キャラデザイラスト担当
他、企業様のキャラクターデザインやイラストを数多く担当
現在も小説の登場人物の制作など幅広く活動中 -
まつざきゆか
1989 福岡県生まれ
2011 佐賀大学 文化教育学部 美術・工芸課程 卒業
2016 サクラクレパス「みんなの展示会」一般部門 大賞
2023 グループ展「ART POINT Selection Ⅰ 2023」
国際コンテンポラリー展「ARTOXIC」
グループ展「ANIMAL2023」
日本テレビ4月期日曜ドラマ「だが、情熱はある」作品提供
書籍「ANIMAL2023」作品掲載私の作品には人に訴えかけるような深い意味はない。
身近にある惹かれるモノ、強烈に記憶に残ってるモノ。
要は心を動かされたモチーフ、そこから感じた”空気”を色にのせて表現している。
私の感じた美しさを共有できたらうれしい。 -
横山 めぐみ
1988年 神奈川県生まれ
2013年 日本大学生物資源科学部卒業
2021年 東京造形大学美術学科絵画専攻卒業
2023年 個展絵画の中から描かれたものが現れ出てきて、額縁を超えて現実の世界へと越境することをテーマとして制作しています。
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RIE
2020年 大阪府交野市「cafe sucre」「rajin美容室」
「和食会席 和魂」にて作品展示・販売開始
2021年 ・タイ・台湾・フランス・香港にて展示
主催CROSS OVER by PEDDY POT
・国立新美術館・京セラ美術館・福岡市美術館にて展示
・京都にて持田総章芸術賞受賞
・福岡にて優秀賞受賞
主催・一般社団法人
Heart Art Communication
2022年 東京・銀座 GALLERY ART POINT 展示
2023年 東京・日本橋 RECTO VERSO GALLERY 展示その他、抽象画・ロゴマークデザイン・イラスト・自身の作品の複製画などの受注制作をいたしております。
観てくださる方々の「気付き」「ヒラメキ」のお手伝いになるような作品を、抽象的に表現制作しております。
作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。
問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839
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