夏模様- Colors of Summer -

2020.8.10.Mon - 8.15.Sat
12:30-19:30*
8.10.Mon until 18:00, 8.15.Sat until 17:00

安藤 真央  梅とマングース  鈴木 史帆

四季の中でもとりわけ特別な想いやイメージを呼び起こされるのが夏ではないでしょうか。夏は動植物の活動が最も盛んな時期でもあり、海や草原といった大自然をイメージさせたり、また、ひまわりや金魚といった特定の動植物をイメージさせたり、また、お盆のような神聖なイメージを想起させたりとそこから呼び起こされるイメージは、様々です。
また、夏は明るい日差しの中で色を際立たせ、その光や彩りにより非日常的な風景を現出させます。
本展では、この夏から想起される光や彩りのイメージを”夏模様”と称し、実力派アーティスト3名の作品を紹介します。一人一人のアーティストが持つ記憶のなかの風景、それぞれの多種多様な表現スタイル、個人の内面で紡ぎだされる記憶やイメージが夏を彩り、様々な物語を想起させることでしょう。

It is the summer that evokes special feelings and images among the four seasons. Summer is also the period when flora and fauna are most active, and it makes you imagine the great nature such as the sea and grasslands, or images of specific flora and fauna such as sunflowers and goldfish, and reminds you of a sacred image like Obon holiday. There are various images that are evoked from it.
Also, in the summer, the colors stand out in bright sunlight, and the light and color bring out an extraordinary landscape.
In this exhibition entitled “summer patterns” as the images of light and color recalled from summer, artworks by 3 talented artists are introduced. The scenery in the memories, the various expression styles and the memories and images spun out within teach artist will color the summer and evoke various stories.


  • 安藤 真央

    安藤 真央

    Profile

    2018年 第8回リリー・オンコロジー・オン・キャンバス 絵画部門 最優秀賞
    2019年 第62回 鳥取県美術展覧会 デザイン部門 入選
         個展「隣の、あなたへ。」ギャラリー水玉の部屋  
         第1回全日本芸術公募展 佳作
         個展「つながる」日本財団まちなか拠点in yonago
         イトナミダイセン藝術祭2019 参加

    Statement

    絵を描いていると、幼い頃から感じていた大きな愛と光の世界に居る安心感に包まれます。その時間がとても好きです。成長するにつれて忘れかけていたその世界を、保育士をしていた頃に子ども達に思い出させていただいた、目に見えないけれどとても大切なその感覚を、インスピレーションで描きます。
    懸命に生きている方々、ままならないことがあっても踏ん張っている人々、自分の内側に向き合い愛を持ってそれを表現しているたくさんの人達、わたしのできないことをしてくださっているすべての皆様に、心の底から感謝を送ります。
    少しでも多くの人が自分の内側にある光に触れ、自由に愛のある選択をして、愛と光の溢れる世界を創造していく。そのきっかけとなることができれば嬉しいです。

  • 梅とマングース

    梅とマングース

    Profile
    2016年 個展「浮かぶ町展」武蔵野美術大学
    2017年 個展「白い駅展」武蔵野美術大学
    2018年 個展「梅とマングース展」武蔵野美術大学
    2019年 個展「さいごの!うめとま展」武蔵野美術大学
         グループ展「芸術祭、その後」浅草九劇
    2020年 OTOKAKE PP CONTEST 優秀賞

        他、グループ展多数参加

    Statement

    日常の風景や女の子を主なモチーフとして、油絵、アクリル画、立体、音楽、動画、漫画など様々なジャンルの作品を制作しています。
    日常的な風景とは本来安心するもの。しかしそんな自分にとって身近に感じるモノほど少しの違和感や異変にも敏感になるものです。私の作品はそんな「日常」から感じる「非日常」の空気感や感情をテーマに実際の風景を参考に制作しています。
    「梅とマングース」は二名の作家「片岡真梨奈」、「片岡ねむ石」による合同創作グループ名であり、それぞれ個人としても活動中です。

  • 鈴木 史帆

    鈴木 史帆

    2000 獅子内武夫に師事
    2003 岩手県立美術館勤務
    2018 個展
    2018 盛岡芸術祭 洋画部門 部門賞受賞
    2019 いわて水彩展
    2019 岩手芸術祭 洋画部門 優秀賞受賞
    2020 スクランブル 芸術の交差点展

    私は透明水彩で水彩画を描いています。以前は油絵を描いていましたが、花や自然の鮮明な色彩を水彩でも再現出来ないかと独学で水彩画を描き始めたのがきっかけです。何故水彩画をリアルに描くかというと触れたくなるような臨場感を描く事ができるからです。水彩画は大胆に描く方法もありますが、水をコントロールして色を操る面白さもあります。絵は敷居が高いという方にも毎日見たいと思える絵を描きたいので確かなクオリティを追求していきたいです。展覧会や絵画教室を通して多くの方に水彩画の魅力を知っていただけるように活動を広めていきたいと思います。

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