ART POINT Selection V 2022- アート・ポイント・セレクション -
2022.11.21.Mon-11.26.Sat
12:30-19:30*
*11.23.wed until 18:00, 11.26.Sat until 17:00
いなずみくみこ 粂田 元子 高山 道代 長沢 郁美
野尻 恵梨華 黄 禧晶 松原 茉広 Casarin SUM
In the exhibition titled ” ART POINT Selection ” , we will introduce featured artists at five times exhibition in a year. The purpose of this program is to specialize exhibitions in Fine Arts with the theme of “What is Fine Art?”, regardless of genre. We select young and mid-level artists with unique approaches, techniques and tastes, and presents the multiple images and worldviews within the individual as the direction and possibility of Fine Art.
Artworks
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いなずみ くみこ
Kumiko INAZUMI1978年 武蔵野美術大学造形学部芸能(現:空間演出)デザイン学科卒業
2015年 グループ展「還暦de芸祭」初出展/神楽坂あゆみギャラリ―
2015年~ 「2015汎美展」に初出展/国立新美術館 以降毎回出展
2015年 「リサイクルアート展2015」に出展 優秀賞受賞/札幌
2015年~ 「2015汎美秋季展」に大作4点を出展/東京都美術館 以降毎回出展
2016年 個展「再生の輝き」/赤坂ギャラリー+PLUS
2018年 個展「再生・モノ・語り」/アーツ千代田3331
2018年 パリの催事に出展 「人気アーティスト賞」受賞
2019年 TV「有吉くんの正直さんぽ」で放映
2019年 個展「廃材・モノ・語り」/練馬区春日町リサイクルセンター
2019年 個展「再生・モノ・語りⅡ」/アーツ千代田3331
2020年 「渋谷ハロウィンごみゼロ大作戦2020」公式アーティスト
2021年 日光東照宮平和祈願幟旗「神事好契機」参加
2022年 クリスマスツリーに廃棄物のジャンボリースとオーナメントを展示/東京スクエアガーデン
2022年 日光東照宮平和祈念展示「芸術の虎」展 奉納展示に参加
一般公募団体「汎美術協会」会員
「なあるアートネットワーク」代表私たちの日々の生活の中で生み出され、捨てられていく廃棄物。人の思いがこもった、人の生きた記憶を宿したモノたちは、役目を終えた美しさに満ちていて、その美しさゆえに私は捨てることができない。それらを集めて再生の「作品」を作り続けている。
それは一枚の絵のように見えるが、近づいて視点が変わると、廃棄物の形が浮かび上がり、鑑賞者の記憶を呼び覚ます。作品の中の全てのモノに前世があり、それが作品に深みを与えてくれているように思う。モノの最期の美しい姿を見ていただきながら、モノたちが語る「モノガタリ」にそっと耳を傾けていただきたい。
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粂田 元子
Motoko Kumeda出身 東京
現在
「絵を読むセミナー」主宰
水彩グループ「あじさい」主宰
多摩美術家協会 事務局
日本水彩画会 会員2001年 日本水彩画会 東京都美術館
2002年 日本水彩画会支部奨励賞 府中美術館
2004年 個展 白樺
2006年 銀座水彩展 銀座 渋谷画廊
2010年 多摩美術家協会展 招待作家 パルテノン多摩 特別展示室
2015年 個展 銀座 渋谷画廊
2016年 銀座画廊選抜展 銀座 渋谷画廊
2017年 モーブ展 特別出品 新宿京王プラザホテル
2018年 水彩三十人展 京橋 クボタ画廊
2020年 mission 1 Art Point
2022年 mission 1 Art Point第6回「あじさいの会」京王聖蹟桜ヶ丘sc 5階ブリッジギャラリー
青星会;;三十人展 京橋クボタ画廊
多摩美術家協会展 パルテノン多摩
日本水彩画会 東京都美術館
その他 グループ展多数透明水彩のみならずmixidmedia を使用し 表現技法も研究しています。
今回は比較的にサラッと仕上げました。重い空気が立ち込める昨今の世界情勢下。不穏な空気を払拭して明るく軽い気持ちで日々を過ごしたいものです。そんな気持ちを込めました。 -
高山 道代
Michiyo Takayama2020年 第7回 躍動する現代作家展 新人賞(福岡アジア美術館)
2021年 第8回 躍動する現代作家展(福岡アジア美術館)
2021年 グループ展「#Green展」(福岡・410Gallery)
2021年 グループ展「躍動感謝祭」(福岡アジア美術館)
2021年 グループ企画展「月」(福岡・tresallir)
2022年 選抜グループ展「Session II」(東京・銀座)
2022年 第9回 躍動する現代作家展 (福岡アジア美術館)
2022年 個展「しろい、水玉の」(福岡・410Gallery)
2022年 選抜グループ展「ART SELECTION 2022」(福岡アジア美術館)うつくしいと思っている"もの"を、うつくしいと思った"いろ"で絵をかいています。
わたしが何よりうつくしいと思っている"もの"は「人」と「花」です。
人が誰しももっている、きれいな面とみにくい面。
これらに規則性はなく、その歪なバランスから成っている姿は特段うつくしく感じ、わたしを魅了しています。
それらは一度わたしのなかに溶けこみ、鉱物や植物といった地球上から生まれたうつくしい"いろ"で再構築され、絵として新たに生まれてくるのです。 -
長沢郁美
Ikumi Nagasawa2004年 女子美術大学芸術学部洋画専攻卒業 (卒業制作優秀作品賞受賞)
2006年 女子美術大学大学院美術研究科洋画専攻修了
2007年 VISUAL ART AWARD 最優秀賞受賞
2008年 シェル美術賞入選
個展「I hear」 V-gallery (スイス、バーゼル)
個展「本当はわかっているんでしょ」 The Foundry Gallery(上海)
2010年 個展「I can fly」 東急本店美術画廊 (東京)
「アニマミックス ビエンナーレ」 上海当代芸術館、北京 今日美術館、広東美術館
個展「flutter」 The Foundry Gallery(上海)
2012年 野村財団 美術部門個人助成
中国政府奨学生として上海師範大学美術学院油絵科に留学(〜2014年)
2013年 個展「I will hold you」 office339 (上海)
2015年 「Painting by Four」 ZEIT FOTO SALON (東京)
女子美制作・研究奨励賞受賞
上海留学生美術賞 一等賞受賞
2017年 個展「a break in the clouds」にじ画廊(東京)
2018年 個展「I see me in you」木之庄企畫(東京)
2022年 グループ展「Infextious World」G-77(京都)
個展「floating」木之庄企畫(東京)他、個展、グループ展、アートフェア等多数参加
私は、日常の中で感じる言葉にならない曖昧な感情や感覚の視覚化をテーマに制作をしています。
不安や違和感とその背後に潜む希望が混じり合った、静かで不思議と心地良いざわざわとした感覚を、
愛しさを込めて描きたいと思っています。 -
野尻 恵梨華
Erika Nojiri2018 富山大学大学院芸術文化学研究科 修了
[個展]
2019 「おどろおどろ」ギャラリー美の舎(東京)
[グループ展]
2019 「文学とアートの出逢い-アートソムリエ山本冬彦と銀座枝香庵とギャラリーミュゼが選ぶ装幀画展-」Café & Gallery musée(石川)/ギャラリー枝香庵(東京)
2020 「日本コラージュ・2020 Part1」 ギャラリイK(東京)
「羅針盤セレクション 6人展」アートスペース羅針盤(東京)
「SessionⅢ 2020」GALLERY ART POINT(東京)
2021 「豪農の館 内山邸 現代アートとの出会い展Ⅳ」富山県民会館分館 豪農の館 内山邸[国登録有形文化財](富山)
「HYSTERICA」M.A.D.S. ART GALLERY(イタリア・ミラノ/スペイン・フエルテベントゥーラ島)
2022 「羅針盤セレクション 5人展」アートスペース羅針盤(東京)
「サロン・ド・アール・ジャポネ 2022 春」Linda Farrell Galerie(フランス・パリ)
「COMPOSITIONS」 The Holy Art gallery(イギリス・ロンドン)*バーチャルギャラリー
「PRETTY PERV」M.A.D.S. ART GALLERY(イタリア・ミラノ/スペイン・フエルテベントゥーラ島 / バーチャルギャラリー)[賞歴]
2018 「学生選抜展2018」奨励賞 ギャラリー美の舎(東京)
2019 「月刊美術 美術新人賞 デビュー2019」入選(東京)
2020 「月刊美術 美術新人賞 デビュー2020」入選(東京)
2022 「London International Creative Competition 2021」ファイナリスト(イギリス・ロンドン)
「サロン・ド・アール・ジャポネ 2022 春」グランプリ(フランス・パリ)私のテーマは、過去を乗り越えた女性の強さです。過去やしがらみから解放された女性をイメージしています。
2021年までは、集団意識や協調性を重視しすぎる日本社会の不自然さがテーマでした。一個人を軽視した社会の問題を作品にしていました。これはブラック企業に勤めていた経験から描いていました。
そして2022年からは私の恋愛経験と上記の問題を重ね合わせて考えるようになりました。
恋愛経験ではキスや性交を強要されたことがあります。そして、相手が求めるイメージにならなければいけないと思っていました。結果、ひどく傷つき、克服するのに長い時間がかかりました。
以上のことから、私は女性の克服する強さを表現することに至りました。
作品中の数字や価格の単位を表す「円」は、女性に対する社会的なレッテルに対する強さを意味しています。 レッテルとは、見た目による勝手な判断のことです。それは時折メディアによって刷り込まれたイメージでもあります。例えば「見た目がメンタル的に強そうだから、どんな言葉を使ってもOK」というようなものです。また、金色の線は、過去の傷を示す瘡蓋です。
つまり、「固定観念やイメージは前進する人にとって足枷になる」ということです。
そのような定義に踊らされず、むしろ利用し、突き進んでゆく強さを表現しています。
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黄 禧晶
Hwang Hei Jeong韓国生まれ
福岡在住2004 西日本美術展奨励賞
2005 福岡市美術展大賞
2005 瑠玻展新人賞
2007 英展佳作賞
2007 青木繁記念大賞展入選
2009 青木繁記念大賞西日本美術展入選
2010 英展優秀賞
2011 青木繁記念大賞西日本美術展入選
2013 青木繁記念大賞西日本美術展入選
個展暦
1996 第1回個展 韓国弘益大学博物館展示室
2001 第2回個展 ギャラリー風
2006 第3回個展 福岡市美術館
2007 第4回個展 ギャラリー風
2010 第5回個展 ギャラリー風
2011 第6回個展 韓国安山文化芸術の殿堂
2012 第7回個展 ギャラリー風
2013 第8回個展 ギャラリー風
2014 第9回個展 ギャラリー風
2015 第10回個展 韓国安山文化芸術の殿堂
2017 第11回個展 ギャラリー風
2019 第12回個展 福岡市美術館
2021 第13回個展 ギャラリー風その他国際展、グループ展200回以上
私は近年、生命力をテーマとして作品の制作、発表を続けています。作家活動を
始めてから内面のカオスやトラウマを、芸術行為が持つあらゆる可能性の側面か
ら治癒してゆくプロセスを描いてきました。
自分のアイデンティティの根源である韓国人であること、女性であること。他国
で生きる上で感じる異質感と不安、ストレスなどを徐々に生きるためのエネルギ
ーとして吸収し、そのエネルギーをキャンバスに表現するようになりました。
私の画面は白をベースとしており、それは韓国人でありながらの無意識の表明で
す。どこかで転びながら立ち上がり、どこかの誰かとの繋がりを持ちながら「人
間」は生きていきます。それが私が探ってゆく「イキル」ことの意味でもありま
す。 -
松原茉広
Mahiro Matsubara1998年 福島県生まれ
2017年 東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻 入学
2021年 東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻 卒業
2022年 東京造形大学造形研究科造形専攻美術研究領域 在籍2019年 グループ展「20展」GALLERY ART ACT
2020年 グループ展「Epilogue Ⅱ 2020-最終章 Ⅱ-」GALLERY ART POINT
2021年 東京造形大学彫刻専攻卒業
東京造形大学大学院美術研究領域 在籍
2人展「いるかもしれない」 KATACOTO GALLERY
グループ展「NEJA-ism展ー 今こそ、、ネジ派ー」福岡アジア美術館交流ギャラリー
グループ展「彫刻の五・七・五 亞洲國際藝術交流展in台灣」
2022年 神戸アートマルシェ2022
個展「循環する呼吸 松原茉広 展」 ギャラリーいちょうの木抽象的とも具象的ともとれる造形の調和。
それとともに心理的な境界を表す。
私自身が混沌をつくり、その混沌に顔という秩序をつくる。
彫刻という存在が混沌であり、顔が秩序である。 -
Casarin
2003年 第46回展「新象展」 入選 東京都美術館
2004年 第47回展「新象展」 入選 東京都美術館
2021年 グループ展 「ARTRUM art exhibition 2021」 Gallery 21
グループ展 「ミニアート展 Vlo.1」 GALLERY 2511
2022年 グループ展 「ミニアート展 Vlo.3」 GALLERY 2511
グループ展 「Made in Japan 2022」 NY noho M55 gallery
ポストカード展 「Making The Big World Small」 NY,Principle GI Coffee House1982年東京生まれ。12歳から絵を習い始め、2年制の美術学校を卒業。15年ほど一般職につき、心の病を機に画家へ転身。
現在はフリーランスの画家として活動している。「私の半生は怒りの感情の中に生きていた。強い怒りは描く熱情へと変わり、私の原動力になっている」とCasarinは言う。
彼女にとって怒りという感情は不思議なもの。生命の危機や対象との関係が深ければ大きくなる。怒りが湧くと同時に悲しさや虚しさ、憎しみ、可笑しさなどの複数の感情も入り交じる。彼女が特に大切にするものへの怒りには言葉では表現できない複雑な感情が渦巻く。
日常の経験や感じた事を様々な色に込める。幾重にも重なる色は曖昧で未熟な彼女自身を表現しているのかもしれない。
彼女には夢がある。画家としての収入が安定したらトラウマを抱える子供たちの支援活動をしたいと考える。
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SUM
2006年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
2008年 GEISAIミュージアム#2、#11
2009年 神奈川県美術展 立体平面部門入選
2010年 欧美国際公募フランス美術賞展 入選
2015年 神奈川県美術展 立体平面部門入選
GALLERY ART POINT EpilogueⅡ
2022年 ACTアート大賞展
国際切り絵トリエンナーレ優秀賞他、装飾原案優秀賞、パッケージデザインなど
切り絵シリーズは作品にするために切り始めたのがきっかけでしたが、作っているうちに下地の色が光を放っているように見えてとても不思議で衝撃的でした。それからは切り抜かれた形とそこから見える色が相まって今までと違った感覚で色が見えるよう制作しています。
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