Prism Ⅴ 2021第5回 Prism展
2021.4.19.Mon-4.24.Sat
12:30-19:30*
4.24.Sat until 17:00
秋 ゆかり 小山 翔平 佐野 要三 田中 祥太 ツイヒジカズマサ 松田 真魚 Yutaka Michael Maria Kamegaya
アートをプリズムに例えれば、現代アートというものも現代社会の様々な側面を映し出すフィルターの様なものかもしれません。現代アートは、様々な表現方法を駆使して、現代社会が持つ問題や現代社会に生きる人間の内面を多角的に読み解き、違った視点から表現し訴えまた、何より私たちにとって重要な身近な未来を予見し、希望を伝えるものでもあります。ひとりひとりのアーティストが柔軟な視点をもって、アートを通して伝達することの重要性や関係性をあらためて見つめ、変わらなければいけないというメッセージを外部に送りだすのもアートの大きな役割であるのかもしれません。
本展では、そうした過程を経て生みだされた作品が一堂に会することで、アーティストによる一方的なアプローチが空間全体にプリズムを通した光、いわば虹のように広がり、アーティストから鑑賞者へ意識を反映・共有し、鑑賞者から鑑賞者へと意識を連続させることで、アートが社会的文脈でつながっていくことを期待します。
Prism is a transparent glass or plastic object that separates white light that passes through it into different colours. When the sunlight goes through the prism, you would see the rainbow, so prism is like a filter that takes away the complicated information and convert it into a simple order and the amount of the signals and the lights. Contemporary art can be prism to our society.
Contemporary art shows, questions and solve the modern issues and artists visualise what is inside of themselves from whole new perspectives; and this is a way of looking at our future. Each artists nowadays have to have flexible perspectives and tell their own stories and concepts through the works they produce. Sending out the messages not just to the art world but the whole contemporary society can be a huge part of contemporary art process.
The works produced through the process of “Prism” can spread like the rainbows and potentially be a key to make people wonder about the world they live in.
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秋 ゆかり
静岡県三島市に生まれる。
1984
「ファッションクリエーター新人賞国際コンクール日本グランプリ」受賞
副賞のフランス政府奨学生として、翌年パリにあるクチュリエ養成学校 Ecole de la chambre Syndicale de la Couture Parisienneに留学。
(受賞作品は装飾美術館” Musee Les arts Decoratifs”ルーブル宮殿マルサンウィングに寄贈)
1987
帰国後、12年間はファッションデザイナーとして就職
1998-2012
日仏現代作家美術展(サロンブラン美術協会に所属)
2003
“Exhibition Chalons en Champagne” in FRANCEに出品
2005
“Exhibition Illzach en Alzas” in FRANCEに出品
2007
日仏現代作家美術展 会員優賞受賞
2008-2019
第82-93回 国展入選(12回)
2009
『aqua art Miami 』アートフェアに出品
2010
『ART SANTA FE』アートフェアに出品
日仏現代作家美術展 会員SDA受賞
『daegu art fair』アートフェアに出品
2011
第26回アジア国際美術展(ソウル・ハンガラム美術館)出品
2012
日仏現代作家美術展 会員優賞受賞
2016ー19
現代美術韓日展 出品 韓国(ソウル他)、&日本(東京)
2019
第93回国展 新人賞
現在、国画会 準会員個展
2010
Gallery edel 個展
2011-2018
「Color in Oasis1~6」ギャラリーファーストライトにて個展
2020
ギャラリーあづま 個展
その他、グループ展多数 -
小山 翔平
1985年生まれ/滋賀県出身
京都造形芸術大学(染織科) 卒業
●活動歴
2011
「ねぇ、最近調子どう?」(三人展)--京都
2012
「見参2012」(大規模グループ展)--東京
2013
「加撃前線」(個展)--京都
2014
「見参2014」--東京
2015
「風展」(ギャラリー風の門主催の展示会 大賞)--滋賀
2016
「具体的と抽象的」(個展)--滋賀
「黄色い視差効果達」(個展)--京都:京都大丸
「四角い視覚」(個展)--兵庫:谷崎潤一郎記念館
2017
「粒子の集団」(個展)--滋賀
2018
「語る抽象画展vol.6」--東京
「新手のウィリアム・ウィルソン」(個展)--東京
「何度も反芻天国」(個展)--兵庫:谷崎潤一郎記念館
2019
「線と色と感情と」(ニ人展)--滋賀
「第二回アートオリンピア」--公募展 優秀賞
「池袋回遊美術館」--東京
2020
「Mixed Media展」(三人展)--東京
「(Don’t) Stop Making Works(仮)」(個展予定)--大阪
「池袋回遊美術館(仮)」(予定)--東京
●自己紹介
布のコラージュのように見えますが、実は油絵です。
油絵を布のように描きたかったかというと違います。
ぼくは人の「視点」に興味があります。そして「色の調和」にも興味があります。
この2つを表現するにはこの布のように織り重なった方法が1番良いと思いました。
視力のいい人も悪い人もそれぞれが見て楽しめるそんな作品を作りたかったのです。
角度を変えて見ても表情が変わるので飽きない作品です。
使っている色は少ないですが塗らずに層にすることで、表情豊かな力強い作品になっています。
近づいて見たり離れて見たり角度を変えて見てください。
それともう1つ。思いつけば誰でもできる表現方法で作品を作りたかったのです。
高価な器具や複雑な器具を使わずとも、シンプルな方法で尚且つ、誰もやったことのない制作方法で表現したかったのです。
とても根気のいる作業ですが、時間をかけてじっくり、ぽんぽんこつこつ作品に集中して仕上げるのでシンプルな美しさというのも感じてもらえれば作者としてはうれしいです。
好きな音楽のバンドは「KRAFTWERK」「TALKING HEADS」「YMO」
映画ならホラー映画を良く見るし、たくさん持ってます。 -
佐野 要三
1972年
札幌に生まれる。
2002年
創形美術学校卒業。
2008年
個展, 銀座小野画廊
2013年
個展,Elements展, 銀座櫟画廊
2014年
Spectrum展, Gallery Art Point
2016年
INFINITY展
レッセドラ国際ペインティング&ミクストメディア
コンペティション,ブルガリア
2017年
New Year Selection展
2018年
Life2018展, VISIONs展
2019年
ART POINT in LONDON展
2020年
VOICE 2020展東京で20年制作活動し、現在、札幌に在住。
主に絵画と写真で表現する。
人生や社会の現象を通して、眼には見えない
心の中の感覚や概念のイメージをテーマに表現する。
色彩や光と影、気、静、水、空、自然現象は、
表現する上で重要な要素である。 -
田中 祥太
1980年
京都市生まれ
2001年
嵯峨美術短期大学 絵画Ⅲ(現代絵画)コース卒業
2013年
2013京展 入選
シェル美術賞2013 入選
2014年
「Prologue X」(GALLERY ART POINT)
「Life 2014」(GALLERY ART POINT)
2015年
「New Year Selection 2015」(GALLERY ART POINT)
2016年
「New Year Selection 2016」(GALLERY ART POINT)
「田中 祥太 展」(GALLERY ART POINT)
2017年
「ART POINT Selection IV」(GALLERY ART POINT)
2018年
「ART POINT Selection IV」(GALLERY ART POINT)
2019年
「VIEWs」(GALLERY ART POINT)
2020年
「田中 祥太 展」(GALLERY ART POINT)
〈コメント〉
人間の心の世界・精神の世界をテーマに絵画作品を制作しています。
視覚では捉えられないが確かにそこに存在している心の世界。その中で常に湧き起こり、
消えていく思考・感情・感覚・記憶の断片。人を悩ませ、時には人を喜ばせたりと自在に姿形を変え、まるで生き物のように暴れ回るそれらは、そもそも一体何なのか?自己の内面とそこに起こる現れを対象とし、捉えどころなく躍動する心の世界を表現します。 -
ツイヒジカズマサ
CAREER
1980
日本大学芸術学部在学中よりフリーランス・イラストレーターとしてのキャリアをスタートその後あらゆるメディアで視覚伝達の仕事に携わる
1981
New York ・THE SOCIETY OF ILLUSTRATORS 23 INTERNATIONAL EXHIBITIONにおいてEXCELLENCE AWARD を受賞
1983
SOLO EXHIBITION・電通ギャラリー
1984
朝日広告賞・表現技術部門賞(イラストレーション)
1985
朝日広告賞・不動産部門賞
1986
SOLO EXHIBITION・(銀座アートギャラリー)
1989
アートレップ・ファウンデーション(New York City)に作家登録。海外での活動を開始
1991
第8回ATP賞・グランプリ(フジテレビ・『カノッサの屈辱』美術担当)
1994
SOLO EXHIBITION・SPACE YUI (ARTWORK BY KAZUMASA TSUIHIJI)
1995
SOLO EXHIBITION・PINPOINT GALLERY (WINGS)
1995
第12回ATP賞・グランプリ(フジテレビ・『料理の鉄人』美術担当)
2000
SIEGRAPHオープニングムービーを制作
2010
View of FIVE・Gallery art point
2011
Abstraction・Gallery art point
2011
Larotica 2011・Gallery art point
2011
EXHIBITION EARTH By HEART・Gallery art point
2012
EXHIBITION FIVE 3・Gallery art point
2013
EXHIBITION FIVE 4・Gallery art point
2014
EXHIBITION FIVE 5・Gallery art point
2015
EXHIBITION FIVE 6・Gallery art point
2016
EXHIBITION FIVE 7・Gallery art point
2017
EXHIBITION FIVE 8・Gallery art pointADITIONAL CAREER
1984〜1995
日本大学芸術学部美術学科・非常勤講師
1987〜1998
WALT DISNEY ENTERPRISE JAPAN・オーソライズドアーティスト(フィニッシング)
1995〜2000
FICCE UOMO・オーソライズドデザイナー(グラフィック)
2000〜2003
S2EDITION (New York City) 及び KS fine art (New York City)のプロデュースにより、全米アートショウに出品
2006〜
コンテンポラリーアートの作品制作を開始する
URL : http://www.psychotechnic.net -
松田 真魚
大阪生まれ
大阪芸術大学 芸術学部 美術学科卒
2003年
自動車整備士2級取得
2011年〜2016年
京都慈照寺研修道場 いけばな 無双真古流 お稽古 ただ今、休止中
芸大卒業後、自分自身の一番近くにある自然である身体に興味を持ちBUTOHを始める.
プラント機械設計など仕事経験があり、
ある雑誌の特集で見た、いけはなの特集で、思い立ち1年間、空席を待ち
京都の慈照寺研修道場に通う。
いけはなの思想に感銘を受けた事がきっかけとなり、作品制作始める。
藁 石鹸 鉄 鋳物 廃材 などを使用して制作しています。
2016年
芸術集団 "Art Unidentified "に参加,現在に至る.経歴
1991年
大阪 ライブハウス ベアーズ
嶽本野ばら主催イベント参加
大阪アメリカ村 モンスーンcafé
ランブルフィッシュ(BAND) イベント主催
京都 西部講堂AGAフェスティバル (吉田みのる主催イベント)
バンド 参加
1992年
舞踏 舞滅者参加
1997年7月
大阪 大阪中之島剣先公園 舞踏 独舞
名を取る その10 “真理”個展
2015年
2月 “IZUMI” GALLERY2 神戸三宮
6月 個展 ON GALLERY 韓国 釜山
松田真魚 に アーティスト名変更
2016年
7月 BAR HALF & HALF 個展 “ブラックナルキッソス” 大阪
グループ展
2015年
現代芸術国際AU展 in Napori
ヘルマンニッチェ美術館 メールアート出展
2016年
3月 流美斎GALLERY 韓国 ソウル
6月 第45回 現代美術国際AU展 出展 兵庫県立美術館
2018年
1月 GALLERY7 “おせち” 神戸 三宮
5月 アトリエエム “和を以て貴しと為す” 大阪 (松田真魚 企画)
9月 第47回 現代美術国際AU展
11月 日韓現代美術交流展“CONNECT” 京都 JARFO 京都画廊
2019年
2月 DAIMARUミュージアム 大阪心斎橋 現代に生きる具体 AU展 出品
10月 『 回想 회상 VISION 』 日韓現代美術交流展 KUMBOSUNG ART SENTER 韓国 ソウル
『 嶋本昭三 × AU 展 』 Whitestone Gallery 香港
11月 大阪 パインブルックリン 第48回 現代芸術国際AU展 立体作品出展
2020年
1月 12cmの世界 グループ展 出展 大阪 MI Gallery
3月 兵庫県立 原田の森ギャラリー第2回 絶体展 出展
9月 AU小作品展 嶋本昭三ギャラリー 西宮(アートスペース)
vo.9 21世紀女性アーテイスト展 大阪 MI Gallery
2021年
1月 12cmの世界 グループ展 出展 大阪 MI Gallery受賞歴
*2016年 6月 兵庫県立美術館 第45回 現代芸術国際AU展 立体作品出展 elit-chapu Award 受賞
*2018年 9月 兵庫県立美術館 第47回 現代芸術国際AU展 立体作品出展 elit-chapu Award 受賞作品を制作始める時、身の回りの整理整頓から始まる。毎回だと思う。まるで儀式のようだと思うことがある。入り口はいつからかはわからないが、いつもここから制作を始めた方がいいように思っている。心に隙間が無いと新しいことがやって来ないので、心を空っぽに軽くする為の作業が続く、あーでも無いコーデもないと、腑に落ちるまで意味も無く心と身辺を、整えていく作業が続く。それからやっと素材と色彩と形に注意が向く。しかし簡単には、自分自身を信用出来ないので、出来たものを置いておいて、また次の日に違う目線で確認する。このことの繰り返しが続く。
-
Yutaka Michael Maria Kamegaya
日本美術家連盟 洋画部 会員
新構造社 会員
港の作家美術協会 委員
(入選・受賞)
2004年
21emeセツ・アート展 準入選
(セツ・モードセミナー)
2011年
『東洋クロス賞』受賞 (第83回 新構造展)
2015年
『研究賞』受賞 (第31回 新構造社神奈川展)
第10回 新池袋モンパルナス 西口まちかど回遊美術館 IAG(池袋アートギャザーリング) 入選
2016年
『川崎商工会議所会頭賞』受賞 (第32回 新構造社神奈川展)
『奨励賞』受賞 (第49回 かわさき市美術展)
『藤沢市議会議長賞』受賞 (第83回 県展)
第52回 神奈川県美術展 入選
『ホルベイン画材賞』受賞 (第88回 新構造展)
2017年
『奨励賞』受賞 (第50回 かわさき市美術展)
アートメゾン・ビエンナーレ 出展 (スペイン シルク・ド・デベシャス・アルテス)
2018年
『ル・サロン2018』入選 (フランス芸術家協会)
『三枝賞』受賞 (第90回記念 新構造展)
『川崎市長賞』受賞 (第34回 新構造神奈川展)
2019年
『神奈川県知事賞』受賞 (第35回 新構造神奈川展)
2021年
『ル・サロン2021』入選 (フランス芸術家協会)(コメント)
私はクリスチャン(カトリック)です。
20年前から、キリスト教抽象画という分野を開拓し、作品を制作し続けております。
「十字架」を描いたり、「天国」を描いたり、「魂」を描いたり、聖書の本質・エッセンスを自分なりに解釈し、抽象的に芸術作品に仕上げております。見た人の罪が許され救われる「救いの作品」となるように、日々精魂こめて作り上げています。
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