ART POINT Selection II- アート・ポイント・セレクション -

2022.5.9.Mon-5.14.Sat
12:30-19:30*
*5.14.Sat until 17:00

犬飼 昌音 上本 佳奈 栗原 利記 小太刀 理予
齋藤 歌織 Mónica
宮腰 有希乃 矢部 雅之 yupuuri 

ART POINT Selection展では、年5回の開催により弊画廊が注目するアーティスト9名を紹介します。本展はART POINT Selection展第2回目の展示となります。 出品をファインアートに特化することを本プログラムの趣旨として、ジャンルを問わず、また奇をてらったテーマを設けず、「ファインアートとは」をテーマに選抜作家らの多種多様な表現スタイルを紹介します。

独自のアプローチ、技法とセンスを持つ若手及び中堅作家を弊画廊が選抜し、個人の内面で紡ぎだされる多元的イメージや世界観を一つのアートシーンとして展観しファインアートの方向性と可能性を提示します。



In the exhibition titled ” ART POINT Selection ” , we will introduce 11 featured artists at five times exhibition in a year.

The purpose of this program is to specialize exhibitions in Fine Arts with the theme of “What is fFine Art?”, regardless of genre.

We select young and mid-level artists with unique approaches, techniques and tastes, and presents the multiple images and worldviews within the individual as the direction and possibility of Fine Art.


  • 犬飼 昌音<br>MASANE INUKAI

    犬飼 昌音
    MASANE INUKAI

    2021年 グループ展「春の藝術展」日本文藝
    2021年 グループ展「"VISIONs I 2021”展」GALLERY ART POINT
    2021年 グループ展「冬の藝術展」日本文藝

    「印象」をテーマにコラージュ作品を制作している。
    人間は初めて見たものに対し、何かしらの印象を受け、瞬間的に雰囲気で物事を捉えることが多いのではないか。
    ものの意味や本質を理解するためには、印象や雰囲気の先にあるものを見抜くことが大切である。
    そのために、時間の経過と共に変化していく感覚やイメージを掴みながら、物事に真っ直ぐ向き合わなければならない。
    今回の展示では「銀」をコンセプトに印象の経過を感じる作品を制作した。

  • 上本 佳奈<br>Kana Uemoto

    上本 佳奈
    Kana Uemoto

    広島市立大学芸術学研究科 博士課程前期二年 在籍

    2022年 潮祭公募展
    2021年 芸術航路—広島市立大学芸術学部有志展—(船宿、MAF、北川家納屋/広島県呉市)   
        雪梁舎フィレンツェ賞展(雪梁舎美術館/新潟県、東京都美術館/東京都)
        第67回広島平和美術展(広島県民文化センター/広島県広島市)
        718オークションHiroshima (Gallery718/広島県広島市)
        Beyound Ⅱ ― Covid-19を超えて―(GALLERY ART POINT/東京都)
        第6回早春日本画競作展(Gallery Café 月 ~yue~/広島県広島市)
        清和展(Gallery 718/広島県広島市)
        卒業・修了制作展(広島市立大学/広島県)
    2020年 第17回フォルマ―レ展 (広島県立美術館 地下県民ギャラリー/広島県)
        個展―時― (Unite ユニテ/広島県広島市)
        広島県web公募美術展 (web) 
        第5回早春日本画競作展(Gallery Café 月 ~yue~)

    今回のグループ展に出品する作品は、歯車をモチーフとしています。歯車はかみ合わない限り、単なる部品として残り、かみ合うと一つの機械を動かすことができます。そのことから私は、歯車を人の記憶・経験として考え作品を制作しました。過去の行い(記憶)が今の行動につながっており、それらの記憶は他者からの影響を受けています。また、記憶のなかにも良い悪いなど様々です。それらで構成されるあなた自身は一人しかいません。
    作品を通して、物が持つ記憶や、作品を見るあなた自身の記憶を感じ取ってもらえたらと思います。

  • 栗原 利記<br>Kazuki KURIHARA

    栗原 利記
    Kazuki KURIHARA

    1993年 埼玉県に生まれる。
    2013年 学校法人佐藤栄学園 日本美術専門学校彫刻科 卒業
    2016年 日本大学藝術学部美術学科彫刻コース 卒業
    2018年 日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程造形芸術専攻 彫刻分野 修了

    主な活動
    2016年 「‘ミニ彫刻’展」ギャラリイK(東京)
        「第7回柳瀬荘アート教育プロジェクト-間の共振-」東京国立博物館柳瀬荘(埼玉)
        「SHOW(日本大学大学院芸術学研究科造形芸術専攻展示)」 TURNER GALLERY(東京)
        「第32回公益財団法人北野生涯教育振興会 彫刻奨学生作品展」 日本大学藝術学部江古田校舎内(東京)
    2017年 「藤垈の滝 大窪いやしの杜公園(山梨)」の公園内に石彫作品「生きる姿勢」を常設設置
        「草原小品展 立体の部」GALLERY KINGYO(東京)
        「第5回蔵と現代美術展〜響き合う空間〜」旧山崎家別邸庭園(埼玉)
        「彫刻の五・七・五-かたちで詠む春夏秋冬-」女子美アートミュージアム(神奈川)
    2018年 「1000枚Drawing vol.2」GALLERY KINGYO(東京)
    2019年 「四人展〜対象と形態〜」銀座K’s Gallery(東京)
        「ornament」GALLERY KINGYO(東京)
    2020年 「背景 PartⅡ」ギャラリイK(東京)
        「9月の版画展」GALLERY KINGYO(東京)
    2021年 「Mystere Ⅰ」 GALLERY ART POINT(東京)
    2022年「1000枚drawing vol.6」 GALLERY KINGYO(東京)

    私は「記憶の偶像化」をテーマに作品制作を行っている。
    これまで自分自身が歩んできた人生の中で起きた出来事や出会ってきたもの、聞いてきた話などの中から、1%でも心が動き、残しておきたいと感じた記憶をモチーフにしてきた。
    私にとって「制作」とは、自己表現性の強いものではあるが、素材自身も知らなかった素顔を出していき、自分の生きた証を残していき、時とともに薄れていく記憶に光を取り戻していくという「祈り」のようなものである。
    原始の時代の人々が「狩の成功」「子孫繁栄」「死者の追悼」などと、身近な願いを込めて洞窟画を描き、土器や土偶を創造してきたように、人々の切実で深い祈りと芸術は結びついていると考えている。

  • 小太刀 理予<br>Riyo Kodachi

    小太刀 理予
    Riyo Kodachi

    2019年 「第73回二紀展」、東京
      グループ展「motto!!」山形
    2020「第6回未来展」、日動画廊、東京
      グループ展「東北のいぶき perche」、銀座スルガ台画廊、東京
    2021 グループ展「” Beyond - Covid-19を超えて - ”展」、GALLERY ART POINT、東京
      「第74回二紀展」、東京

    私の作品は「誰かの日々」でできている。私自身の個人的なことをはじめとし、街にある些細な誰かのものたちが、「気配」として私の作品で形作っている。当たり前に見えるものがよく見るとおかしかったり、知らない景色が過去を思い起こさせたり、そんな曖昧で小さな思考たちが私たちの日々だ。
    私はその「景色に重ねた思考や記憶」を表現している。

  • Mónica

    Mónica

    2009年 女子美術大学 絵画学科日本画専攻 卒業
       卒業後、浮世絵制作に10年間従事
    2018年 デザインフェスタギャラリー ウォールペイント
    2019年 真夏のデザインフェスタ ライブペイントで参加
       「国際手作設計節2019」華山1914文創園區 (台北)
    2020年「Independent Tokyo 2020」東京都立貿易センター浜松町館
    2021年 グループ展「F6・極2021」展 アモーレ銀座ギャラリー
        「THE WORLD OF UKIYO-E」上野の森美術館
    グループ展「"VISION Ⅰー幻影ー」展 GALLERY ART POINT
       「SALON ART SHOPPING PARIS」 Carruousel du Louvre(パリ)

    有名な浮世絵師はほぼ男性。自分が浮世絵を描いていこうと決め、他の浮世絵師と何か違うかと考えた時それは「私は女性」という事だった。ならばそれを武器にしようと思った。女性ならではの浮世絵を描こう。そう決心し、しばらくしてから私は「母」にもなった。女性は美しい、母は強い・温かい。そうじゃない。毎日鏡でリアルを見続けてきた。汚い・弱い・他人を憎らしく思う、そんな自分を浮世絵で描こう。浮世絵だけでは表現できない部分は大好きな蛍光ピンクを使った抽象画で表現しよう。それが私の作品である。

  • 矢部 雅之<br>Masayuki YABE

    矢部 雅之
    Masayuki YABE

    2021年 グループ展「VISIONsII」Gallery Artpoint

    人間が膨大な情報量を持つ世界を認識する際に、大量の視覚情報をいかに取捨選択し単純化しているかに関心があります。
    それを表現したいと試行錯誤するうちに、impressionismとrealismが一枚の絵の中でシームレスに共存しているような絵を目指すようになりました。
    技法的には、アナログペインティングとデジタルペインティングの間を行きつ戻りつしながら制作することで、両者のクロスオーヴァーによる、
    アナログであるようなないような… デジタルであるようなないような… そんなミクストメディア作品を作っていきたいと思います。

  • yupuuri<br>堤  友梨

    yupuuri
    堤 友梨

    2001年 成安造形短期大学(服飾文化学科・ファションアート科)
    2003年 東京文化服装学院(服飾研究科)
    2004年 バンタンデザイン研究所(雑貨コーディネート)
    2004年 OVER THE MOON 子供服 yuricoriデザイナー
    2020年 yupuuri(ユプーリ)  コラージュアーティスト
    2021年5月 ピカレスク アートギャラリー「食べるの神様」展
    2021年5月 gallery art point「mystere1」展 
    2021年10月 合同会社日本文藝「第二回 文化藝術展」
    2022年3月 heart art communication「heart art in Kyoto」
    2022年5月 gallery art point 「art point selectionⅡ」
    2022年7月 gallery IYN 「beautiful」展
    2022年8月 合同会社日本文藝 「いのちのアート」2022 art exhibition of life

    私は、ファションが好きで子ども服のオリジナルテキスタイルをデザインしてきましたが、その過程の中、最も楽しい時間であった「コラージュぬいぐるみ」を制作することに、
    至りました。今は自分がワクワク、ウキウキと感じた動物たちを、手縫いでコラージュし、そしてデジタルと融合させて、版画のような立体のような両義的な効果のある平面をつくっています。私の作品を見てくださった人たちが「楽しい」「元気がでる」「大好き」と言ってくださったことがエネルギーとなっております。嬉しいお言葉に感謝しこれからも作品を発表していきたいと思います。
    インスタグラムの「yupuuri223」のアカウントで活動していますので是非みてください。

  • 宮腰 有希乃<br>Akino Miyakoshi

    宮腰 有希乃
    Akino Miyakoshi

    1982 東京都生まれ
    2008 女子美術大学芸術学部絵画科日本画専攻卒業
    2019 第13回モナコ・日本芸術祭2019 グランドアヴィニエール賞受賞(モナコ・国立レニエ3世大交記念館)
        Art Capital(Le salon) 展入選 (パリ・Grand Plais)
        Art Fair Dubai 出展(ドバイ・World Trade Center)
        Sea of Japan to Caspian Sea 招待出展(イラン・Lahijan)
        山種美術館 日本画アワード Seed 2019 入選(東京・山種美術館)
        アートショッピング(パリ・Carrousel du Louvre)
    2020 Art Capital(Le salon) 展入選 (パリ・Grand Plais)
        Echoes展 (銀座・GALLERY ART POINT)
        大邱アートフェア(韓国・ギャラリーエデル)
    2021 Art Capital(Le salon) 展入選 (パリ・Grand Plais)
        かわうそ画廊 新人賞展(銀座・かわうそ画廊)
        かわうそ画廊 日本画新人特集 絵草紙展(銀座・かわうそ画廊)
        TIAF 21展 (六本木・gallery art point)
    2022 Art Capital(Le salon) 展入選 (パリ・Grand Plais)
        第三回全日本芸術公募展 入賞 (豊中市立文化芸術センター)

    受賞歴
    2018 Le Salon 入選
    2019 日本画アワード Seed 2019 入選
    2020 Le Salon 入選
    2021 Le Salon 入選
    2021 かわうそ画廊 新人賞展 奨励賞
    2022 Le Salon 入選
    第三回全日本芸術公募展 入賞 
    現在、フランス芸術家協会準会員

    現実は心が映り出された結果であるという、事実が一つでも感じ方、捉え方、受け取り方は一つではありません。
    神秘的な物語を感じるような作風を目指しています。

  • 齋藤 歌織<br>Saito Kaori

    齋藤 歌織
    Saito Kaori

    Now Printing

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