Preface I 2021- 序章 I -

2021.1.11.Mon-1.16.Sat
12:30-19:30*
*1.11.Mon until 18:00, 1.16.Sat until 17:00

畦地 拓海 伊藤 遥 井上 純二 Satoko Saito 谷口 雄基 鄭 聴泉 羽田野 令也 藤原 採歌 Mackey Suehiro yama_collage

本展覧会名の“Preface-プリフェイス”とは物語の序章という意味があります。弊画廊の一年間の展示全てをひとつの物語として例え、年明け最初の展示をその物語の始まりとし、その始まりを予見させる序章(Preface)として本展を企画しました。本展では2021年の序章(Preface)を飾るのに相応しいと思われる弊画廊選抜による実力派アーティスト10人による選抜展となります。
2020年は、世界レベルで蔓延した新型コロナウイルスの感染拡大の始まった年として私達の生活に様々な変化をもたらしました。2021年はCovid-19との共存という新しい生活スタイルを模索する年となるでしょう。本展ではコロナの感染拡大によって生まれた新しい社会、人類の次のステージとしての序章(Preface)をテーマにアートポイント選抜によるアーティスト達の自由な表現作品を通してwith Covid-19世界の様々な様相を展観するとともに新しい価値観や世界観の提示を試みるアーティストを紹介することで次なる物語の序章(Preface)を予見しwith Covid-19世界のアートシーンについて考察します。
弊画廊の試みとして、ギャラリーにて実際の作品を観賞する方法とオンラインにて作品を観賞する方法、ハイブリッドな形式で展示を開催いたします。また、本展は弊画廊bisスペースで開催されるPreface IIとの共同開催となります。


The name of this exhibition, “Preface”, means the beginning of a story. The first exhibition at the beginning of the year is the beginning of the story, and we planned this exhibition as a preface that foreshadows the beginning of the story.This exhibition is a selection of 10 artists selected by our gallery who we think are worthy of decorating the Preface of 2021.
The year 2020 marked the beginning of the spread of the new coronavirus that has spread on a global level and brought about various changes in our lives. 2021 will be the year when we seek a new way of living in harmony with Covid-19.The theme of this exhibition is “Preface”, a new society born from the spread of corona, and the next stage of humanity, and we will show various aspects of the world with Covid-19 through freely expressed works by artists selected by Artpoint. We will also introduce artists who are trying to present new values and worldviews, in order to foresee the preface of the next story and to discuss the art scene in the world of with Covid-19.
As a trial for our gallery, the exhibition will be held in a hybrid format where visitors can view the works in person at the gallery or online.This exhibition will also be held in collaboration with Preface II, which will be held at our bis space.
  • 畦地 拓海

    畦地 拓海

    profile

    2015年 個展「RELATIONSHIP」WANGNA GALLERY
    2016年 「富山大学芸術文化学部×パタナシン芸術大学交流展」WANGNA GALLERY
        「漆芸の未来を拓く-生新の時-2016」輪島漆芸美術館)
        「あいづまちなかアートプロジェクト2016」福島県・松本家蔵
    2017年 「タイと日本と今のアート2017」富山ガラス美術館5Fギャラリー1・2
        「パタナシン×富山大学芸術文化学部交流展2017」富山ガラス美術館5Fギャラリー1・2
    2018年 個展「NEUTRAL」(富山、Gallery&Café Venere)
        「工芸の未来展―国際北陸工芸サミットを振り返る」富山県美術館TADギャラリー
        「GEIBUN展−富山大学芸術文化学部の卒業生と教員による作品展−」国宝瑞龍寺大茶堂
        個展「みえるもの、みえないもの」(京都、アートステージ567)
    2019年 ART BOX 第11回「畦地拓海-出逢い、忘れて、思い出す-」西田美術館
        「ビエンナーレTOYAMA2019」富山県美術館TADギャラリー
        「国際北陸工芸サミット〜北陸工芸の未来〜展」豪農の館 内山邸
        個展「弱きものたち」アートステージ567
        「高岡市美術家連盟創立70周年記念展」高岡市美術館
    2020年 「パタナシン芸術大学 富山大学芸術文化学部交流展2020」WANGNA GALLERY
        「畦地拓海漆芸展〜ある日の心象〜」五箇山和紙の里2Fギャラリー
        個展「非常を生きる」ギャラリーNOA
        個展「アライコダイ, アライコダイ1.5」geibun gallery
        「MONSTER EXHIBITION 2020」東京、渋谷ヒカリエ8/
        「国際漆展・石川2020」入選 しいのき迎賓館・石川県輪島漆芸美術館)
        個展「寄せては返す波のように」(京都、アートステージ567)
        他、グループ展多数参加

    statement

    日々を生きる中で沸き起こる感情や情景を記録するように、どこかで忘れてしまった事、失くしてしまった事を思い起こさせるキッカケとなるような作品を制作している。

  • 伊藤 遥

    伊藤 遥

    プロフィール
    1988年生まれ。島根県出身。無所属。
    幼少より絵を描くことが好きで、
    高校から美術部に所属し、油絵を描き始める。
    山﨑美術研究室、シード美術研究所にて油絵を学び、
    広島市立大学芸術学部美術科油絵専攻へ進学する。

    活動歴
    2015、2016、2018、2019年8月 
    島根県立美術館にてグループ展 「KUNIBIKI 」出展
    2019年 山陰中央新報
        掲載コーナー「月一美術館」にて掲載
    2019年 山陰の息吹展 
        ミライエギャラリーにて展示(大阪)
    2020年 日本文藝主催 
         文春ギャラリーにて展示(東京)
    ※以下展示予定
    2021年4月26日〜5月15日 
    島根県奥出雲葡萄園にて伊藤遥油絵作品展 個展開催予定
    2021年9月4日〜12月19日
    島根県サンドミュージアムにて二人展開催予定

    受賞歴
    2011年 卒業制作作品大学に買い上げ 優秀賞
         広島市市立大学芸術資料館収蔵
    2015年 東光展船岡賞
    2017年 松江市民展市長賞

    コメント
    作品を観てくださる方々に忘れていた思い出や、言葉にできない感情とリンクできたらと思っています。
    今回展示する 作品タイトル 永遠の華 について
    永遠ということは現実にはありえないことです。
    だからこそ、幸せなときが永遠に続いてほしい、この美しい景色をずっと見ていたい、別れがこなければいいのに、という思いが描いているうちに込められていきました。

  • 井上 純二

    井上 純二

    2016年より創作活動を始める。
    手書きによる独特なタッチの線画を得意とし、人物をモチーフにしたイラストレーション作品を多く制作。

    https://www.instagram.com/george.j.i/

    【活動】
    2019年:京都造形芸術大卒業制作展 奨励賞受賞
        STARBUCKS CupArtContestファイナリスト、
    2020年:MOUNTグループ展「NICE PEOPLE #7」、
        MONSTER Exhibition2020入賞

  • satoko saito

    satoko saito

    Profile
    1985年 二人展 SPACE YUI(青山)
    2009年 個展 山手234番館(横浜)
    2015年 三人展 Galleryまるまるわ(静岡県浜松市 )
    2017年 個展「命のきらめき」鴉珈琲(台湾台北)
        個展 梅舎茶館(東京池袋)
        グループ展(韓国 江陵市とソウル特別市)
        個展 折々Gallery(静岡県浜松市)
    2018年 個展「Mother Earth」道南館(台湾台南市)
        個展 梅舎茶館(池袋)
        グループ展 MDP GALLERY(中目黒)
    2019年 個展「Return to the Earth(土に還るもの)」道南館(台湾台南市)
        個展 梅舎茶館(池袋)
        ライブ「Return to the Earth」とのコラボ展 公園通りクラシックス(渋谷)
    2020年 個展「Gift from the Earth」貳月咖啡(台湾台北市)
         個展 梅舎茶館(池袋)
         グループ展 「Art of Giving vol.5」MDP GALLERY(中目黒)

    Statement
    タイトル「Gift from the Earth」の中の「Gift」という言葉には、「贈り物」という意味に加えて、「賜物(たまもの)」「神様から授かったもの」という素敵な意味があります。
    ステイホームを余儀なくされ次第に閉じてしまった心は、植物や作物の世話をしたり、小さな生き物たちを観察したり、光や風や匂いを感じたりすることで落ち着きを取り戻しました。自然の中には日々驚きと喜びそして時には悲しみがあり、人間はみな地球からたくさんの「おくりもの」を受け取っていることを私たちに気づかせてくれます。
    作品はどれも「コラージュ」という手法をとっています。下絵はなく、貼ったり剥がしたりしながら創っていくのはとても楽しい作業です。

  • 谷口 雄基

    谷口 雄基

    【経歴】
    2001年 京都府生まれ
    2019年 京都市立銅駝美術工芸高校 洋画専攻卒業
         京都造形芸術大学 美術工芸学科入学
         個展「存在と反映」(京都 同時期ギャラリー)
         グループ展「現代っコ展」(京都 同時期ギャラリー)
    2020年 グループ展「秋の0号展」(京都 ZINEギャラリー)

    【作家プロフィール】
    谷口は図形や骨といったモチーフを「白」という日本人の感性に見立て、自他の魂が入る容器として描いている。

    【コメント】
    2021年はコロナの作った新しい価値観と共生する年になると思います。まだ見ぬ物語の序章に対して、希望を感じる人や不安を感じる人もいると思います。
    今回はそういった、あらゆる人の声に傾聴する心の受け皿となるような作品を制作しました。皆様にとっての新しい生活に「白」を置いていきます。

  • 鄭 聴泉

    鄭 聴泉

    Profile
    _____________________________________________________________
    1997年 中国浙江省台州市に生まれ
    2018年 『ヨーガ∙スートラ』挿絵担当
         『心∙三才物語』挿絵担当
    2019年 杭州師範大学水墨画コース 修了
    2020年 武蔵野美術大学日本画大学院 在学中

    Statement
    ____________________________________________________________
    社会特性や肉体を除いて、文字で表しにくい、画像で表現しにくい「我」は一体何だろう。
    私はずっとこの疑問の答えを見つけ出したいと思っている。
    私が創作した作品は、痕跡と「我」が合流するところに生まれたと考える。
    これらの作品は私が距離を置き、「我」を見つめなおす媒体である。したがって、私の心を動かす痕跡を捕まえ、絵にすれば、疑問の答えが見つかると思う。

  • 羽田野 令也

    羽田野 令也

    Now Printing

  • 藤原 採歌

    藤原 採歌

    【プロフィール】
    2016年
    東北芸術工科大学 美術科工芸コース漆芸専攻 卒業
    2018年
    第41回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
    2019年
    第42回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
    第43回三菱商事アート・ゲート・プログラム 入選
    2020年
    さいたまアートプロジェクト 入選
    月ノ出画廊「カラフルシャワー展」
    月ノ出画廊「虫展」

    【コメント】
    私は、古くから塗料として用いられてきた木の樹液である 漆 を用いて制作を行なっています。
    私が日々の生活の中で愛おしさを感じた瞬間から発想を膨らませ、貝殻の真珠層を薄く加工して加飾に用いる「螺鈿」や、刀剣の鞘に施されたことで発展した「変塗」などといった伝統的な漆芸の技法を用いて表現しています。
    素材の持つ可能性・多様性を追求し、漆に対するイメージが新しく広がるような作品づくりを目指しています。

  • Mackey Suehiro

    Mackey Suehiro

    Profile
    2018年 グループ展「絵美展」名古屋 SCALA 出展
    2019年 アートフェア「UNKOWN ASIA」大阪 グランフロント 出展
    2019年 アートブック「BOYS」 出版社artbook事務局 掲載
    2020年 「第一回文化藝術展」東京 ヒルトピアアートスクエア 出展
    他、大阪市内 Bar, Restaurant, Salon 等に 展示中

    Statement
    大阪府出身。音楽、アート、スポーツを愛する私は、アパレル企業の元デザイナーで現在パタンナー。2O16年より絵を描き始め、2O19年より作家活動に身を入れます。主にアクリル画を中心とし、人物画から抽象画まで多岐に渡ります。モットーは、クールで粗野で遊び心を忘れないこと。クールには技術が、粗野には素直さが、遊び心には余裕が、必要になります。そのバランス加減を模索しながら制作しています。とにかく自分が楽しむこと、そして今を大切にすること。手が線を描き、心が色を選び、無心で描けた時は、何にも代えがたい至極の時であります。作品を通じて、何かワクワクするな、と感じて貰えたら嬉しく思います。

    今回の展示のテーマは「Preface」。
    昨年からのコロナの影響で人々は距離をとり、息を潜め、時間が止まったかのようです。それでも時は流れ、季節は巡り、また再び春がやってきます。ひとつまた年を超え、少しづつ変わってゆくように、素敵な春を迎えられますように、祈るように描きました。曙、桜、飛翔、未来、あなたの心にも届きますように…

  • yama_collage

    yama_collage

    生まれ 群馬県 桐生市
    生年月日 1992.7.7
    経歴 桐生工業高等学校
    2014 年からコラージュ表現を主にして、群馬を拠点にアーティスト活動を行なっています。 近年ではグループ展や海外展示など積極的に参加しています。
    DESIGN FESTA vol.49 出展
    DESIGN FESTA GALLERY east art piece コラージュ展 2019 出展 UNKNOWN ASIA2019 出展
    DESIGN FESTA GALLERY east art piece コラージュ展 2020 出展 エルスウェア紀行 CD ジャケット制作
    CROSS OVER vol.25 in 台湾 出展

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問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
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Tel : 03-6228-6839

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