Vague 2021- 存在の曖昧さ -
2021.9.6.Mon-9.11.Sat
12:30-19:30*
*9.11.Sat until 17:00
入澤 友香 大杉 好弘 岡本 彩江 官野 良太
小林 麟太郎 櫻井 あや乃 儲 靚雯 渡邉 豊弘
昨今のCovid-19の感染拡大による社会の変化は著しく、私たちの生活は目まぐるしい変化にさらされています。感染拡大による危機的状況の中で揺れ動く私たちの曖昧な感情や言葉、見えているようで見えない私たちのつながりと存在の曖昧さは、この先、どのように変化していくのでしょうか。私たちの日常は、今、不安や苛立ち、憤りがうっすらと見え隠れする形のない曖昧さに触れ合いながらぼんやりと進行しているようです。
本展では、with Covid-19世界の中に浮かび上がる私たちの存在の曖昧さ” Vague ”をテーマに弊画廊選抜による作家たちによる多種多様な表現スタイルを紹介することで現在の時代性とアートの可能性を展観します。
The title of this exhibition, “Vague”, means “ambiguity” and “blurring”.
The recent spread of Covid-19 infection has caused significant changes in society, and our lives are exposed to rapid changes. How will our vague emotions and words, the ambiguities of our visible and invisible connections and existence, sway in the crisis of the spread of the infection change in the future? It seems that our daily lives are now vaguely progressing, touching on the intangible ambiguity of anxiety, irritation, and resentment.
In this exhibition, with Covid-19, we introduce artworks of selected artists with a variety of expression styles by under the theme of “Vague”, which is the ambiguity of our existence that emerges in the world.
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入澤 友香 Irisawa Tomoka
1998 神奈川県生まれ
2021 多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業地を踏み 音に触れる
空を切り開き 風を聴く
そんな愛しい時間が溢れる瞬間を、
世界からの感動を、絵に込める
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Takahiro OSUGI 大杉 好弘
2015年 グループ展「群馬青年ビエンナーレ2015」群馬県立近代美術館
グループ展「Spinning Perspective -紡ぎだされる視点-」小牧市民ギャラリー」
グループ展「ワンダーシード2015」トーキョーワンダーサイト渋谷
グループ展「トーキョーワンダーウォール公募2015入選作品展」東京都現代美術館
グループ展「framing 鈴木雅明・大杉好弘2人展」ギャラリーnoivoi
2016年 個展 「TWS-EMERGING 2016 大杉好弘展」トーキョーワンダーサイト渋谷
グループ展「みのかもアニュアル2016」美濃加茂市民ミュージアム
グループ展 「アート大阪2016」ホテルグランヴィア大阪
個展 「不確かな現実、確かなイメージ」ギャラリーAPA
2017年 グループ展「Minimalism Gallery noivoi 5周年企画展」ギャラリーnoivoi
グループ展「APA BEST 10 vol.2」ギャラリーAPA
個展 「不確かな現実、確かなイメージ」ギャラリーAPA
2018年 グループ展「ワンダーシード2018」トーキョーアーツアンドスペース本郷
グループ展「みのかもアニュアル2018」美濃加茂市市民ミュージアム
グループ展「はじめてにふれる展覧会」ギャラリー耀
個展 「確かなイメージ、不確かな現実」ギャラリーAPA
2019年 個展 「objects,travel,image,reality」ギャラリーAPA
2020年 個展 「objects,travel,image,reality」ギャラリーAPA
2021年 個展 「encounter object,place,something」ギャラリーAPA
他、グループ展多数参加私は、私の生活空間に存在するオブジェや私自身が経験してきた旅先でのスナップ写真を、イメージの出発点として、直接的なペインティングと間接的なプリンティング、セラミックを使用したオブジェなどのアプローチから、イメージが現実のものとしてあらわれる際に伴う、不確かながらも、確かに存在する居心地の良い空気のようなものを表現したいと考えています。
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岡本 彩江 Okamoto Sae
1999 京都府生まれ
2017 埼玉県立伊奈学園総合高等学校 卒業
2021 東京学芸大学 教育学部 美術科 卒業
同大学 大学院 教科指導領域 美術科 在学
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Exhibitions
2017 「平成29年度埼玉県立芸術系高校卒業制作展」(グループ展/埼玉県立近代美術館)
2019 「アート農場」(グループ展/学内ギャラリー)
2020 「埼玉県立伊奈学園卒業生有志展 創」(グループ展/さいたま市ぷらざノースノースギャラリー2〜6人と人との関係性をテーマに作品制作をしています。油画や木彫などさまざまな素材での表現をしており、最近では、滲みを使った水彩画で制作をしています。
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官野 良太 Kanno Ryota
1988 神奈川県横浜市生まれ
2011 多摩美術大学 美術学部 彫刻学科 卒業
2013 東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 芸術学専攻 美術教育研究室 修了2012 東京藝術大学 安宅賞
「ストリート!2012展」/上野駅ガレリアBreak ステーションギャラリー
2013 東京藝術大学大学院 美術研究科 修士課程 芸術学専攻 美術教育研究室 修了
「第87回 国展」 国立新美術館 彫刻部入選 新人賞
「第36回 国展 受賞者展」 東京都美術館
2014 「第88回 国展」 国立新美術館 彫刻部入選 国画賞
2015 「第37回 国展 受賞者展」 東京都美術館
作品収蔵 神奈川県藤沢市もみじ幼稚園
2021 「旅/ここではないどこかへ展」 藝大アートプラザ
「いい芽ふくら芽 in Tokyo 2021」 松坂屋上野店 オーディエンス賞
「いい芽ふくら芽りた〜んず」 松坂屋上野店
「買える藝大」 MIYASHITA PARK&BASE
他、グループ展多数参加これまで乾漆技法などを用いて人体彫刻を10年以上制作していましたが、このコロナ禍や自身の公募団体からの退会など、様々な環境の変化をきっかけにして制作方法を改めて模索しました。
そこで、「美しいものの形を模倣するのではなく、生み出すことはできないか?」と考えたのが現在の制作に繋がっています。
アンフォルム(とるに足りないもの)を用いて、なにかを反映したり反射するイメージを持つ、光の彫刻を目指しました。
紡いで、温めて、待って、磨くというこの作品たちの制作過程は、大切な人と接するときと同じプロセスであると感じています。 -
小林麟太郎 Kobayashi Rintaro
1998 東京生まれ
2021 東京学芸大学卒業Exhibitions
2019 Solo Exhibition (gallery 美の舎, 東京)
2019 “You weren’t on may way home yeterday”-Solo Exhibition (cotton, 埼玉)
2018 “ASIA NETWORK BEYOND DESIGN” Group Exhibition (韓国)
2019 Kyoto Graphie 2019 KG+ NEW JAPAN PHOTO Exhibition (Hotel ANTE Room, 京都)
2019 “ASIA NETWORK BEYOND DESIGN” Group Exhibition (中国)
2019 “TOKYO/JAPAN” Selected Exhibition (Hotel The Knot Shinjuku, 東京)
2020 “ASIA NETWORK BEYOND DESIGN” Group Exhibition (中国)
2020 “PHOTO LABORATORY” Selected Exhibition (Hotel The Knot Shinjuku, 東京)
2020 “moment vol.3” Group Exhibition (Gallery 美の舎, 東京)Issues
2018 EINSTAIN STUDIO photograph magazine “TOKYO/JAPAN” 2019 EINSTAIN STUDIO photograph magazine “TOKYO/JAPAN”Awards
2018 Gallery 美の舎 学生選抜展 優秀賞受賞不鮮明と記憶との関係を手掛かりに写真を処理して得られた画像で制作している。
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櫻井 あや乃 Sakurai Ayano
1998 東京生まれ
2016 東京都立総合芸術高校 卒業
2021 武蔵野美術大学油絵学科油絵専攻 在籍
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Exhibitions
2016 「東京都立総合芸術高校第4回卒業制作展」(東京都美術館)
2018 「サーモ」(3人展/東京造形大学 mime)
2019 「ギャラリーへ行こう2019」(グループ展/数寄和)
「サーモ #2」(3人展/YERROW HOUSE 日本橋)
「残像に話しかける」 (武蔵野美術大学 芸術祭)
2021 「家系図を作成する」(3人展/武蔵野美術大学 FAL)自分を構成し・忘れられていく、新陳代謝のような図像や出来事や感覚を絵にしている。
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儲 靚雯 CHU LIANGWEN(チョ セイブン)
1996 中国浙江省寧波市生まれ
2021 東京藝術大学大学院絵画専攻在籍Exhibitions
2020.1 ポコラート全国公募展 vol.9/アーツ千代田3331
2020.10 学生選抜展2020/Gallery美の舎/奨励賞
2020.11 中美展/東京都美術館
2021.1 第15回藝大アートプラザ大賞展/藝大
2021.4 個展/ギャラリー美の舎
2021.6 絵画の筑波賞展 /スタジオ’S
2021.6 絵画の筑波賞展/西武池袋本店
2021.7 群馬青年ビエンナーレ/群馬県立近代美術館
2021.7 SDGs x ARTs展/東京藝術大学大学美術館
2021.9 創作の場/小原流会館
2021.12 裂織日常展/旧平櫛田中邸アトリエ現在の社会における都市環境、そこに起こる人間の心理を分析し、視点や思考をずらしたりひっくり返して絵画作品及びインスタレーション作品を制作しています。
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渡邉豊弘 Toyohiro Watanabe
1997 大分県に生まれる
2017 多摩美術大学 美術学部 油画専攻 入学
2021 同校卒業Exhibition
2018 Group Exhibition: EPIC PAINTERS Vol. 5 @the blank gallery
2019 アートオリンピア 2019展覧会 @東京都美術館
2020 個展「untitled」 @gallery b.tokyo
2021 Group Exhibition:VIEWS and FACES Vol.2 -風景と人物-何かが起きている瞬間を描いています。それはスマートフォンの画面越しに見ている風景だったりどこかでみた記憶のある風景だったり夢でみた風景だったりします。それは結局画面に絵の具を置かせるきっかけに過ぎず意味を持たないかもしれないし、1つのストーリーになってるかもしれません。
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Tel : 03-6228-6839
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