Prologue XV 2024

2024.07.29.Mon - 08.03.Sat
12:30-19:30*
*08.03.Sat until 17:00

石松 由布 大西 智也 後藤 瑞穂
辛 春香 外山 雄太 なかやしきゆみこ
水越 千玻璃 宮本 慶子 横山 大祐

”Prologue-プロローグ”展は、若手作家の発掘・育成を目的とする日本でも有数の権威ある公募展「シェル美術賞」展の入選作家から弊画廊が選抜した作家により構成された選抜展となります。
”Prologue-プロローグ”展は、毎年開催してきたものですが今年で15回目の開催となります。今年は昨年開催された「シェル美術賞2023」展の入選作家のみならず、よりオープンな展覧会を目指し「シェル美術賞2023」展の入選作家以外の作家もメンバーに迎え紹介します。
この将来の日本のアートシーンでの活躍が期待される作家を紹介することで次世代の日本の現代アートの方向性を可能性を展観します。メディア表現が多様化している今日、新進気鋭のアーティストたちが見据えるその先には一体どのような世界が待っているのか。本展のタイトル”Prologue-プロローグ”には序章、序詞、序幕という意味がありますが、アートシーンの”序章”を9人の作家たちの多種多様な表現スタイルを通じ展観します。


The exhibition titled “Prologue” is an exhibition composed of selected artists of the “Shell Art Award” exhibition, which is one of the most prestigious public recruitment exhibitions in Japan.
The “Prologue” exhibition, which has been held every year, is the 15th time this year. This year, we aim for more open exhibition with introducing artists other than the selected artists from the “Shell Art Award 2023” exhibition.
By introducing artists who are expected to play an active role in the future Japanese art scene, we will explore the possibilities of the next generation of contemporary Japanese art. In today, media expression is so diversifying, what kind of world is waiting beyond the eyes of up-and-coming artists? The title of this exhibition, “Prologue”, means “introduction”, “beginning”, and “opening”. The “introduction” of the art scene will be seen through artworks by 9 artists.
  • 石松 由布

    石松 由布

    Profile
    大分県出身

    佐賀大学地域デザイン研究科芸術デザインコース日本画専攻在学中

    2021年 ドローイング展「u」(佐賀大学美術館)

    2022年 グループ展「グループ展(1)」(シルクロ、佐賀)

    2023年 グループ展「(a)cup of water」(gallery NOMA、佐賀)

        Idemitsu Art Award 2023 入選

    2024年 グループ展「ザ・9」(旧枝梅酒造、佐賀)

    グループ展「覚えてない紙」(PERHAPS、佐賀)

    Statement
    自身が目で見た記憶を主題として、日本画材を用いて絵を描いている。

    対象を見た時間と描く時間の間にずれを作ることで、描かれた表象は実際に見た風景よりも幾分か抽象化されている。事象を抽象化する絵画そのものが持つ性質と時間を経るにつれて薄れていく記憶の在り方、そして日本画材の特性が作品を通して連動していく様子に関心を持ち、制作を行なっている。

  • 大西 智也

    大西 智也

  • 後藤 瑞穂

    後藤 瑞穂

    経歴

    2001年 東京都生まれ
    2023年 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業
    2023年 女子美術大学大学院美術研究科博士前期課程美術専攻洋画研究領域入学
    2024年 現在、同大学院在学中

    コンセプト

    歴史的な出来事と⾝近なことがリンクするような絵画作品を⽬指し、「⼈は⾃分ではどうしようもない状況になったときにどのような⾏動をとるのか」という問いをテーマに制作している。
    大学3年次のころより、ナチ・ドイツによる東欧への侵略・⽀配の歴史の資料や取材を元に、最近はパレスチナから日本の植民地主義への考察からイメージを構成している。

  • 辛 春香

    辛 春香

  • 外山 雄太

    外山 雄太

  • なかやしきゆみこ

    なかやしきゆみこ

    プロフィール
    夙川学院短期大学美術科ビジュアルデザインコース卒業。
    その後デザイン事務所に就職。
    結婚後フリーとなり関西を中心に個展や作品展など出展、イベントでの物販、ワークショップ
    子供絵画教室などで活動中。

    「ジレンマ」
    ・密猟、地球温暖化による動物の絶滅の危機
    どうすることも出来ないジレンマを表現。
    「BALIに魅せられて」
    ・まだ行ったことのない土地であるバリへの憧れと夢をイメージして。

  • 水越 千玻璃

    水越 千玻璃

    2000 栃木県小山市出身

    2024 多摩美術大学卒業

    2023 Idemitsu Art Award 入選

    2019.05 個展「overlap」SpaceWAIZE

    2021.08 「多重露光」大崎 THT ギャラリー

    2022.07 個展「あるうた」 立川アートランド

    2024.01 「パレンテシ」room412

    作品コンセプト

    各々の個人性によって起きる社会との関わりや不可視な抑圧に興味をもち、絵画やインスタレーション等の視覚的美しさと問題の相互理解を試みて制作している。

  • 宮本 慶子

    宮本 慶子

    ・2015~2017年 :欧美国際公募展へ4回出品
    ・2017 :第22回OASIS展へ推薦出品
    ・2018~2022年 :JCAT-NY主催展示会、NY・PARISにて連続18回出品
    ・2019年 :カナダ・ケベック美術賞展出品
    ・2016~2023年 :パリ国際サロンへ8回推薦出品
    ・2019~2024年 :サロン・ド・アール・ジャポネへ推薦出品
    ・ルクセンブルク、アートプライズにて「芸術功労賞」授与
    ・国内団体展、海外団体展にてミニ個展出品

    私はずっと、具象・抽象を一枚のキャンバスの中で使い分け、ストーリ性のある作品作りにこだわっていました。しかし、ここ最近は、作品制作に取り掛かる際、常に心掛けていることに、
    「ちょっと素敵な」 「ちょっとモダンな」 「ちょっとお洒落な」 「ちょっといい感
    じ」
    を、基本コンセプトに置いています。
    作品を見ていただけた方が、瞬時にインスピレーションを通して“何か”を感じて頂ければ作家として成功です。 

  • 横山 大祐

    横山 大祐

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