Prism Ⅷ 2024- プリズム VIII -

2024.06.17.Mon - 06.22.Sat
12:30-19:30*
*06.22.Sat until 17:00

市場 勇太  坂本 大地   明井 夏哉  近江 亜門
寺前 有海   山田 俊行  大内 麻紗子   西山 貴倫

本展覧会のタイトルである“Prism” とは、光を分散・屈折させるための、ガラス・水晶などの透明な媒質でできた多面体を意味します。分光学では、太陽光をプリズムに通すと虹の帯が現れますが、プリズムというフィルターを通すことで複雑な情報や信号は分解され、光は、量や強度の順に規則的に並べられます。
アートをプリズムに例えれば、現代アートというものも現代社会の様々な側面を映し出すフィルターの様なものかもしれません。現代アートは、様々な表現方法を駆使して、現代社会が持つ問題や現代社会に生きる人間の内面を多角的に読み解き、違った視点から表現し訴えまた、何より私たちにとって重要な身近な未来を予見し、希望を伝えるものでもあります。ひとりひとりのアーティストが柔軟な視点をもって、アートを通して伝達することの重要性や関係性をあらためて見つめ、変わらなければいけないというメッセージを外部に送りだすのもアートの大きな役割であるのかもしれません。
本展では、そうした過程を経て生みだされた作品が一堂に会することで、アーティストによる一方的なアプローチが空間全体にプリズムを通した光、いわば虹のように広がり、アーティストから鑑賞者へ意識を反映・共有し、鑑賞者から鑑賞者へと意識を連続させることで、アートが社会的文脈でつながっていくことを期待します。



Prism is a transparent glass or plastic object that separates white light that passes through it into different colours. When the sunlight goes through the prism, you would see the rainbow, so prism is like a filter that takes away the complicated information and convert it into a simple order and the amount of the signals and the lights.
Contemporary art can be prism to our society. Contemporary art shows, questions and solve the modern issues and artists visualise what is inside of themselves from whole new perspectives; and this is a way of looking at our future. Each artists nowadays have to have flexible perspectives and tell their own stories and concepts through the works they produce. Sending out the messages not just to the art world but the whole contemporary society can be a huge part of contemporary art process.
The works produced through the process of “Prism” can spread like the rainbows and potentially be a key to make people wonder about the world they live in.



  • 市場 勇太

    市場 勇太

    名古屋大学大学院人間情報学研究科修了
    国立遺伝学研究所進化遺伝研究部門 (~'04)
    公益社団法人日展会友、一般社団法人日工会会員

    2004 日展(以後18回入選)、京展、全関西美術展 (佳作賞)
    2005 新進アーティスト作品展Ⅳ[富士市文化振興財団] (優秀賞)
    2007 とよた美術展 入選
    2012 京都美術・工芸ビエンナーレ (朝日新聞社賞)
    2023 工芸美術日工会展 (日工会会員大賞)
    個展:ギャラリーマロニエ(京都)、モンミュゼ沼津(沼津市庄司美術館)、松坂屋静岡店、他
    2009年、染めた手ぬぐいが若田光一さんとともに宇宙へ行きました

    「状態の移り変わり」を学生時代に研究題材としてから、ある一瞬々々が、物事
    全体の流れにおいてとても大きな意味を持っている、と考えるようになりました。
    子供の頃から身近にあった伝統工芸である型染めを用いて、「うつりゆくあるひ
    ととき」をテーマとした、身近な風景などの『遷移』を表現できたらと考えてい
    ます。

  • 近江 亜門

    近江 亜門

    2021年 第8回 彫刻コンクール 入選
    2022年 公募2022・ZERO展 入選
    2023年 公募2023・ZERO展 入選
        公募第79回 現展 入選
        グループ展「関西現展」茶臼山画廊
    2024年 公募2024・ZERO展 入選

    鉱石という自然発生した神秘的な造形をモチーフに、現代社会において必要不可欠な人工物を取り入れる手法を行なっています。
    資源として捉えられる鉱物を、加工された人工物などで表現することで、今までに見たことのない新しい鉱石「New ore」として一連の作品を展開しています。

  • 大内 麻紗子

    大内 麻紗子

    2022年 グループ展『ヒカリサク-伝統工芸に未来のヒカリを展』
         四日市市文化会館
    2023年  『Independent Tokyo 2023』東京ポートシティ竹芝
         小林真比古賞受賞
    『MUFG工芸プロジェクト「持続可能な未来のために
    ー工芸の伝統と革新ー」展』三菱UFJ銀行本館
    グループ展『Art&Graphic exhibition~創造のイノベーション~』
    RECTO VERSO GALLERY

    共感の時代といわれる今、私たちは自身を取り繕い、SNSでは共感を生もうと必死である。4月。京都へ行くと国籍など関係なく満開の桜を前に皆が等しく笑っていた。その様は純粋で、誰しも心打たれる桜は平和の象徴であると共に、共感の象徴だと思った。しかし切り取られた画面の中にその本質はなく、あるのは虚飾に満ちた姿である。私は桜の下に隠された本質を探したいと思った。

  • 坂本 大地

    坂本 大地

    1995年大阪生まれ。藍で染め上げた布に彫った型紙を置き、脱色糊を用いて藍色を抜き白を表す「藍抜染」を使用し、型紙を用いることによって生まれる、くり返しによる統一感やリズム感から、小さなものが身を寄せ集まることで大きな姿を見せる魚の群れや水の動きなどを表現する。活動は東京のビッグサイトで行われたNIF・YOUNG TEXTILE 2019やJTCテキスタイルの未来展in宝塚、京都にて染・清流館新鋭染織作家展にて作品展示、2023年には初個展となる「DEEP BLUE」を京都のGallery MARONIEにて行う。République des Artsにて作品掲載。

    日本の祭りの遊びである金魚すくいに使用するポイに、金魚の模様に抜染した布を張ったものを壁に展開した作品である。一つ一つのポイの中に小宇宙を、それらの小宇宙を大量につくり展示会場にあわせて大宇宙をあらわした作品

    「小さなもの達は集まって大きなものになりすまし、より大きなものから身を守る。それは大きなものへの抵抗になるが一網打尽にされる危険もある。それでも小さなもの達は同じ抵抗を続ける。」

  • 寺前 有海

    寺前 有海

    2017 東京藝術大学 美術学部 工芸科 入学
    2020 「美 × 音 うたをみる」展 出展 神田
    2021 東京藝術大学 美術学部 工芸科 彫金専攻 卒業
    2021 東京藝術大学卒業修了作品展 出展 上野
    2021 東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻彫金 修士課程 進学
    2021 FIDEM TOKYO 2020 国際メダル展 特別審査員賞 受賞
    2022 「美 × 音 うたをみる」展 出展 羽田空港
    2022 東京藝術大学大学院 美術研究科 工芸専攻彫金 修士課程 在籍
    2022 Yumi Terasaki 個展「shape of individuality」
    2022 「2022年度 日本芸術メダル協会アートメダル展」
    2022 アートライン柏「共昌展」
    2022 「日本芸術メダル協会アートメダル展」 出展
    2023「共晶点」 出展
    2023 「ワクワクフェア」出展 (MODI)
    2023「ワクワクフェア」出展(高島屋)

    受賞歴
    2021 FIDEM TOKYO 2020 国際メダル展 出展 目黒
    2021 東京藝術大学卒業修了作品展 台東区長奨励賞 受賞
    2022 NFTクリエイターコンテスト2022 最優秀賞

  • 西山 貴倫

    西山 貴倫

    1984 鹿児島県出身
    2007 崇城大学芸術学部洋画専攻卒業
    2022 高岡修 主幹『形象』(表紙画)
    2023 西山貴倫 アイラブ児童・幼児ART教室展 - 色彩の風 - 不知火美術館 一般展示室(熊本県)
    2023 abstraction Ⅲ GALLERY ART POINT.bis(銀座)

    主に『時 - みえないものとの対話 -』をテーマとして制作しています。様々なマチエール、質感に寄り添うような表現を目指しています。

  • 明井 夏哉

    明井 夏哉

    1979年生まれ 富山県出身 大阪府在住

    宝塚造形芸術大学(現:宝塚大学)造形学部(専攻:絵画)卒業

    木質ボードをレーザカットしたシェイプト・キャンバスを支持体として主にアクリルで着彩。
    神話や伝説上の生き物をモチーフとして、現代社会の出来事に対してのメッセージを発信することを
    テーマに作品制作に取り組んでいます。
    日々、世界で起きていることを作品のコンセプトに組み込むことで、今の時代を生きる人々に対して
    強い共感性を生み出すコミュニケーションツールとして成立する可能性を意図的に内包させています。

    2021年 Artists from Japan Series VIII 2021(ニューヨーク)グループ展
    2021年 Super! fine Art Fair 2021(ニューヨーク)
    2022年 Independent Tokyo 2022(東京港区)
    2022年 Artists from Japan Series IX 2022(ニューヨーク)グループ展
    2022年 GALLERY ART POINT(東京銀座)グループ展
    2023年 Independent Tokyo 2023(東京港区)
    2023年 GALLERY ART POINT(東京銀座)グループ展
    2023年 UNKNOWN ASIA 2023(大阪北区)
    2023年 Study:大阪関西国際芸術祭 (大阪・北区) コンペ入選展示
    2024年 Galleria Cael (イタリア・ミラノ) グループ展
    2024年 GALLERY ART POINT(東京銀座)グループ展
    2024年 Affordable Art Fair (オーストラリア・メルボルン)

  • 山田 俊行

    山田 俊行

    1993年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修了
    個展(現在まで20回開催)
    2023年 滋賀県立美術館ポップアップ・ギャラリー(滋賀)
    2022年 滋賀県立美術館ポップアップ・ギャラリー(滋賀)
    2019年 ギャラリー16(京都)

    その他
    2006年 シェル美術賞展2006

    好きなことに夢中になり、胸が熱くなることは多くの人が経験しているかと思います。
    私はそのような気持ちを、絵画として色と形で表現し、人々と共有したいと考えています。

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