VIEWs I 2023 – 視界 –- 視覚世界 -

2023.6.19.Mon-6.24.Sat
12:30-19:30*
*6.24.Sat until 17:00

相田麻里子 キクチユキ  佐野要三 しゃぽ。 庭田薫 廣瀬公美 福田裕理 tomo MI  Macaron 

本展覧会のタイトル” VIEW “は、”眺め、展望、視界、視点”を意味します。
現代アートというものは、様々な表現方法を駆使して、現代社会が持つ問題や現代社会に生きる人間の内面を多角的に読み解き、作家自身の心象として再構築し表現し、訴えるものであります。それは、何より私たちにとって重要な身近な未来を予見するものでもあり、アートの力を通じて社会に対する問いかけや啓発を喚起するものでもあります。
アーティストたちは、その独自の視点” VIEWs “により光や色彩、形態、運動などの要素を駆使して作品を創作し鑑賞者の新たな視点” VIEWs “を喚起します。
本展では、弊画廊選抜による作家の様々な技法とスタイルの中に映し出された心のうちに秘めた眺め(VIEWs-視覚世界)を紹介し、現代社会の一断面として考察、展観します。

The title of this exhibition, ” VIEW ” means ”perspective, field of vision, and point of view ”.
Contemporary art makes full use of various means of expression to interpret the problems of modern society and the inner workings of people living in modern society from multiple perspectives, reconstructing and expressing them as the artist’s own images. It is, above all, a foreshadowing of the immediate future that is most important to us.
Artists use their unique perspectives, “VIEWs,” to create works that make full use of elements such as light, color, form, and movement, and evoke new perspectives, “VIEWs,” for the viewer.
In this exhibition, we will introduce the hidden views (VIEWs-visual world) reflected in the various techniques and styles of artists selected by our gallery, and examine and exhibit them as a cross-section of modern society.



  • 相田 麻里子

    相田 麻里子

    2013年 サンフランシスコ芸術大学卒業
    2022年 GalleryArt Point グループ展 Preface Ⅱ
    2022年 Gallery Art Point 相田麻里子展
    2023年 Art Point Selection I グループ展

    私は現実社会で偶然見つけたモチーフや、自分の想像の世界などを中心に制作をしています。画材に関しては、油絵の具の特性を生かして、絵の具を層にする方法や、絵の具を重ねた時に発生する色味や発色に興味があり、色に重点を置いて描いています。
    現在社会は様々なものが進化をし続けていますが、絵画も時代の中で日々変化し続けて進化するものだと考えております。今後の目標として、油彩という古典的な画材を使用して、現代アートの分野で自分のオリジナルのスタイルを確立する事を目標に制作をしていきます。

  • キクチユキ

    キクチユキ

    2020年 嵯峨美術大学大学院 芸術研究科 造形絵画 修了
    2018年 個展「キューピー人形をガスバーナーで殺してみた。」アートスペース嵐(京都)
    2019年 個展「ぬけがらのような、」アートスペース嵐(京都)
    2021年 グループ展「人間やめたい展3」MEDIA SHOP gallery(京都)
    2023年 個展「キューピー人形は同じ顔をしていない」KUNST ARZT(京都)/他グループ展など

    月に一回やってくる流血に、自身の肉体の生々しさを見せつけられる。形にならなかった形を、存在しなかった誰かを、私を生かすために死んでいく細胞を想う。清潔に保たれた社会の中で、無名のまま沈んでいった誰かの痛みを想う。痛みを伴わない生などなく、そしてまた一つとして同じ痛みは存在しない。
    大量生産や大量消費による現代社会から掻き消されていく“個”の生々しさを、“痛み”を通して作品に表現する。

  • 佐野 要三

    佐野 要三

    1972年 札幌に生まれる
    2002年 創形美術学校卒業
    2003年 第17回多摩秀作美術展入選,青梅市立美術館
    2005年 第7回フィレンツェ大賞展入選,新潟県雪梁舎美術館
    2008年 個展, 銀座小野画廊
    2010年 第60回モダンアート展,佳作賞,日本画材工業賞、受賞
    2013年 個展,Elements展, 銀座櫟画廊
    2014年 Spectrum展, Gallery Art Point
    2016年 INFINITY展, Gallery Art Point
    2017年 New Year Selection展, Gallery Art Point
    2018年 Life2018展, Gallery Art Point
    VISIONs展, Gallery Art Point
    2019年 ART POINT in LONDON展, espaciogallery, London, UK
    2020年 VOICE 2020展,Gallery Art Point
    2021年 Prizm Ⅴ 2021展,Gallery Art Point
    第11回レッセドラ国際ペインティング&ミクストメディア
    コンペティションブルガリア, 3等賞受賞
    Tokyo International Art Fair 2021
    2022年 Beyond Ⅰ展
    Stream Ⅱ 2022 展, Gallery Art Point

  • しゃぽ。

    しゃぽ。

    2017年 グループ展に初出展 以後、毎年複数のグループ展に参加
    2021年 「Rêve レーヴ 夢」GALLERY ART POINT
        「えんぎもの」ギャラリー&カフェ「ならまち村」
    2022年 「Fantasia 2022」GALLERY ART POINT
    「ソラトフリーウォール3」ギャラリーソラト
    「Stream 2022」GALLERY ART POINT
    2023年 「純麗大和幻綺譚 第拾弐章」ギャラリーソラト

    色鉛筆や鉛筆で絵を描いています。
    歴史が大好きで、小説や古典芸能を題材にした作品が多いです。
    また、サークル「ましろ文庫」で友人と絵本を作り、文学フリマなどのイベントで販売しています。

    blog: https://glkt-nt.hatenadiary.jp

  • 庭田  薫<br>にわた かおる

    庭田 薫
    にわた かおる

    2015年 筑波大学芸術専門学群美術専攻洋画コース卒業
    2013年 第68回二紀会 初入選
    2017年 第13回世界絵画大賞展 協賛社賞 受賞
    第19回フィレンツェ賞展 佳作 入賞
    2018年 第12回全国小品部門コンクール 優秀賞 受賞
    2019年 第14回春季ニ紀展 出品
    2022年 「legatoⅡ」GALLERY ART POINT

    見るたびに印象が変化し続ける、微細な光の表情を捉えるため、フロッタージュとスフマートの手法を組み合わせた描画方法で制作しています。
    「光の形・影の彩」に魅力を感じる対象が、主なモチーフです。
    細かい凹凸を付けた画面に、何層も擦り込みながら色を重ねることで、様々な色が見え隠れし、単色では出せない繊細な色調の空間を作り出します。

  • 廣瀬 公美

    廣瀬 公美

    2008 第44回神奈川県美術展 / 準大賞
     
    2017 Grant Recipient / G25N Virtual Online Gallery, New York, NY
    2018 Colorida and Kumi Hirose / Colorida Art Gallery, Lisbon, Portugal
    2019 Kumi's World 2 / Rabbit House, New York, NY
     
    Kumi's World 3 / Greenpoint Gallery, Brooklyn, NY
    2020 2nd Prize by Paulina Pobocha, Curator of MoMA / WAH Center, Brooklyn, NY
    2021 Achievement Award by Paulina Pobocha, Curator of MoMA / WAH Center, Brooklyn, NY
    2023 第27回 JAA ニューヨークで活躍する日本人・日系人美術家展覧会
    他、個展、グループ展多数参加

    私は、NYを拠点とした、キャンパスで絵を描く画家です。
    アクリル画、油絵、ミクストメディアを専門としています。
    私の作品制作のコンセプトは、作品を鑑賞した人々が、「元気になる」、「かわいい」、「面白い」、「美しい」、「かっこいい」といった、ポジティブな感情を持つ世界観を表現し、「良い元気」と「良い気分」を与えるような、人々の心を喜ばせることができるアート作品を作りたいと思っています。

  • 福田 裕理<br>FUKUDA Hiromichi

    福田 裕理
    FUKUDA Hiromichi

    1998.1  福井県小浜市に生まれる
    2020.3 福井大学教育学部美術科 卒業
    2022.2 福井県文化課からの助成を受け、銀座で個展
    2022.3 福井大学教職大学院教職専門性開発コース(美術) 修了
    2022.11 福井県ふるさと納税返礼品に指定される
    現在も学校勤務をしながら、主に福井·東京で作家活動を続ける。

    主にりんごを、果物をモチーフに制作しています。
    果物というものはごく普遍的で、日常にもありふれているモノであり、凝視しなくてもイメージが浮かぶものです。
    身近であるモノほどぼんやりと見える現状でも、「そうに違いない」と信じ、普遍的なイメージとして定着します。
    それを様々な角度や距離感で見ると、可視できるものが絶対ではないと知ることになります。
    形骸的で曖昧なものたちをただ見つめていく理性が必要と考えます。

  • tomo.MI

    tomo.MI

    決して不幸ではない日常の
    些細な違和感

    靴に招いた小石
    耳障りな噂ばなし
    不明な着信
    間違えられた届きもの

    意図的では無いそれらの
    にわかな居心地悪さ

    微笑みにはならなかった
    その様な時を描いてみました。

  • Macaron

    Macaron

    作品を製作するときの視点や思いはただ一つ、それは「永遠の中二病」。

    日々、迷いながら生きています。その葛藤を作品として形にすることで、日々生きています。

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

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