Legato I 2023

2023.11.6.Mon-11.11.Sat
12:30-19:30*
*11.11.Sat until 17:00

阿久津 和子 石川 敏夫 磯部 隆 久保 佐栄子 伊永 和弘 
柴藤 須美子 髙橋 勝吉 トモエ O. ホリーズ 長野 哲也
広畑 卓司 本庄 未紀 三木 健司 矢口 圭子
谷津 夏未 吉成 浩昭 tomo yoda YOKO・田中

本展のタイトルである“Legato”とは音楽用語で、音と音の間に切れを感じさせず、滑らかに続けて演奏する方法のことをいうのですが、その語源はイタリア語で、紐でしっかりと結ばれた、つながれてひとつになったというように、「結ばれた」「つながれた」という意味を持っています。
現代アートというものは、様々な表現方法を駆使して、現代社会が持つ問題や現代社会に生きる人間の内面を多角的に読み解き、違った視点から表現し訴えるものであり、何より私たちにとって重要な身近な未来を予見し希望を伝えるものでもあります。
ひとりひとりのアーティストが柔軟な視点をもって、アートを通して伝達することの重要性や関係性を改めて見つめ、変わらなければいけないというメッセージを外部に送りだすのもアートの大きな役割であることを自覚する必要があるのかもしれません。
本展では、アート・ポイント選抜による中堅及びベテラン作家の多種多様な表現の作品により、現在の時代性と美術表現を展観し、次世代の方向性と可能性を探りたいと思います。

The word “Legato” is a musical term that means to play smoothly and continuously, but its etymology has the meaning of “tied up” or “connected” – to be tied up tightly or to be connected and united.
In contemporary art, each artists makes full use of various expression methods to understand the problems of modern society and the inner side of human beings living in contemporary society from various perspectives, and express and appeal from different perspectives. Above all, it also predicts the immediate future and conveys hope.
It is necessary for each artist to take a flexible perspective, re-examine the importance and relationships of communication through art, and realize that it is also a major role of art to send a message.
In this exhibition, the works created through such a process will be gathered together, and that the art will be connected in a social context. Through this exhibition, GALLERY ART POINT introduce artists artworks of various expressions and techniques.


  • 阿久津 和子<br>Akutsu Kazuko

    阿久津 和子
    Akutsu Kazuko

    〈妖精〉
    油彩

  • 石川 敏夫<br>Ishikawa Toshio

    石川 敏夫
    Ishikawa Toshio

    〈prayer〉
    油彩

    サロン・ドートンヌ展、昭和会展招待
    Artexpo New York招待(NY)
    東京セントラル美術館油絵大賞展
    日仏現代美術展等出品
    Artavita Contest First place(CA)
    現代洋画精鋭選抜展、二科90回記念賞
    現在、一陽会々員

    寓意的でシュールな油彩画を描いています。

  • 磯部 隆<br>Isobe Takashi

    磯部 隆
    Isobe Takashi

    〈鉄分の多い街〉
    アクリル

  • 久保 佐栄子<br>Kubo Saeko 

    久保 佐栄子
    Kubo Saeko 

    〈day by day〉
    Powdered mineral pigments on paper

  • 伊永 和弘<br> Korenaga Kazuhiro

    伊永 和弘
    Korenaga Kazuhiro

    〈山水図 -雪舟×Leonard-其ノVII〉
    岩絵具、墨、インク、アクリル絵具、紙、

  • 柴藤 須美子<br>Shibatou sumiko

    柴藤 須美子
    Shibatou sumiko

    〈春よ、来い〉
    アクリル、コラージュ

  • 髙橋 勝吉<br> Takahashi Katsuyoshi

    髙橋 勝吉
    Takahashi Katsuyoshi

    〈生の連鎖〉
    パネル、水彩紙、透明水彩

  • トモエ O. ホリーズ<br>Tomoe O. Whollys

    トモエ O. ホリーズ
    Tomoe O. Whollys

    〈それを癒すために-ラグリマ-〉
    鉄、珪藻土、蜜蝋

    1968年 東京都生まれ
    埼玉県在住
    ゼロケルビン展、磁力Infini、国際野外の表現展、BIWAKOビエンナーレ、
    現在進行形、我孫子国際野外美術展、日仏現代国際美術展
    その他、個展、グループ展、海外交流展、古民家での展示など

    この宇宙や地球、そして私たちの体の中にも満ちている鉄という物質に惹かれます。
    神話や祈りや信仰など、この三次元の世界に存在する人間の目には見えないものや
    ストーリーと、自分の中にあるイメージを、鉄という三次元の物質を通して形に
    変換することに興味があります。どこかの遺跡から発掘されたようなものが作れたら
    いいなと思いながら制作しています。

  • 長野 哲也<br>Nagano  Tetsuya

    長野 哲也
    Nagano Tetsuya

    〈夕闇〉
    木製パネルにワトソン紙、水彩

    1974年 静岡県生まれ
    静岡県在住
    2012 第97回二科美術展覧会絵画部 特選
    2014 公募 日本の絵画2014 佳作賞
    2016 公募 日本の絵画2016 佳作賞
    2020 全国絵画公募展IZUBI Final 入選
       上野の森美術館 第33回日本の自然を
       描く展 佳作賞
    2023 長野哲也個展 2010〜2022

    作家の目を通したエモーショナルな風景画を制作しています。

  • 広畑 卓司<br>Hirohata Takuji

    広畑 卓司
    Hirohata Takuji

    〈E線上へ〉
    油彩

    1942年 岡山県生まれ 東京都在住
     モダンアート協会会員
    (明日への展望展4回)
     上野の森美術展3回
     その他グループ展

    「日常生活の範疇からあふれ出たモノ(音・色・生命など)を素材として制作し、
    その制作過程が再び日常生活に響き合いながら一つの作品へと昇華していく。
    あふれ出たモノと日常生活が相互に作用しあう世界。

  • 本庄 未紀<br>Miki Honjo

    本庄 未紀
    Miki Honjo

    〈VOICE〉
    mixed media on canvas

  • 三木 健司<br>Kenji Miki

    三木 健司
    Kenji Miki

    〈球雲〉
    樟、黒檀、胡粉、膠

    1965 徳島県生まれ
    徳島県在住
    二紀展(1988~)
    個展 wake up gallery(徳島市2002)
        割石邸酒蔵(徳島県阿波町2004)
        キッチンマルシェ椿(徳島県阿南市2023) など
    グループ展 石見銀山小品彫刻展 など

    「空」のコンセプトのもと,雲の形を彫刻に表現している。
    実体がなく,常に変化するものを自由な形でつくりたい。
    空っぽの内部に視線を取り込み,内と外をつなぐことを考えている。

  • 矢口 圭子<br>Keiko Yaguchi  

    矢口 圭子
    Keiko Yaguchi  

    〈Lotus IV〉
    ミクストメディア

  • 谷津 夏未<br>Yatsu Natsumi

    谷津 夏未
    Yatsu Natsumi

    〈霑雨〉
    高知麻紙、墨

    1989 茨城県生まれ
       茨城県在住
       県内で個展、グループ展多数

    日々を過ごす中で、人智を超えた力を感じることがあります。目には見えなくても、先人がそこに神を見たように、確かになにかが存在していると思います。その存在をつかむために、雲や雨、その情景をモチーフに描いています。刻々と姿を変える雲や雨の様を、墨のにじみやぼかしなどの技法で表しています。

  • 吉成 浩昭<br>Hiroaki Yoshinari

    吉成 浩昭
    Hiroaki Yoshinari

    〈Presence〉
    oil on canvas

    2007年 東京芸術大学院修士課程修了
    2017年 個展 (光画廊)‘19‘21
    2020年 昭和会展(日動画廊)
    2022年 7人のみかた7人のしせん7人の油画展。(あべのハルカス)
    2023年 吉成浩昭油彩展(松坂屋名古屋店)
    2022年 第9回日展にて初入選・特選
    その他グループ展・個展多数
    日展会友・白日会会員

    見慣れたものほど、観察する人の視点の差が浮き彫りになります。
    どんな視点を持つのか。
    ただそれだけのことを探し、深めること。それが私の制作なのでしょう。

  • tomo yoda

    tomo yoda

    〈線の軌道〉
    キャンバスにアクリル絵具、インクペン

    武蔵野美術大学造形学部卒業
    以降国内外のグループ展参加

    2018 萱アートコンペ参加萱賞 受賞 
    2021、2023櫻木画廊個展
    2019 、2021ちいさなアート展NY参加
    mellow art award2020 コンペ参加審査員賞受賞
    2021 Gallery2511ミニアート展参加
    2021、2022 Luxembourg Art Prize 参加
    2022、2023 CROSS OVER
    Bangkok、香港参加

    SNS サイトhttps://ringobook.wixsite.com/0000 https://instagram.com/ringo_book

    探してきた細い描線で表現する世界観と伝統的な油画的な技法とを混ぜ合わせ制作した。
    モチーフとして登場する鯨は穏やかな大きな自然的存在感として象徴するもの。描線で表現する四角い建物の集合、また幾何学模様は私達のいる場所を表している。今、私を取り巻く全てから感じ取った事を言葉にはできない感覚をキャンバスに表現できたらと思っている。

  • YOKO・田中<br>Yoko Tanaka

    YOKO・田中
    Yoko Tanaka

    〈シャガールに恋して〉
    油彩画

作品ご購入ご希望の方は以下、ご連絡いただきますようお願いします。
また、実際に作品をご覧になりたい方は、作品により画廊にてご覧いただくこともできます。 ご希望の際は事前に御連絡ください。

問い合わせ先 (担当:吉村 義彦)
Mail : yy.artpoint★gmail.com(★は@に置き換えてください)
Tel : 03-6228-6839

Please contact us if you are interested in purchasing artworks.
In the case that you’d like to see actual artworks at the gallery, please contact us in advance.

Contact : Yoshihiko Yoshimura
Mail : yy.artpoint★gmail.com(Please change ★ to @)
Tel : 03-6228-6839