Day to Day 2024

2024.05.6.Mon - 05.11.Sat
12:30-19:30*
*5.6.Mon until 18:00,5.11.Sat until17:00

佐藤真優 髙田紗衣 中浦 香与子 中西 揚一

Day to day展では、人々の日々の生活の中に存在するさまざまな瞬間や風景、営みをアーティスト独自のフィルターを通して捉えた作品を通じて、日常の美しさや儚さにフォーカスします。
ともすればルーティン化してしまい普段見過ごしてしまいがちなもの達の中に美を見出し、鑑賞者に今生きていることへの素朴な喜びや感動を感じていただきたいと考えています。
また、かの偉大な物理学者ニュートンが庭のりんごの木から実が落ちるのを見て万有引力の法則を発見したように、歴史に名を残す学者やアーティストの多くが日常生活の何気ない光景からインスピレーションを得て新たな発見や作品を生み出しています。日常の美しさの再発見だけではなく、個々のアーティスト独自の視点・表現を通して生み出された作品により日常にあるありふれた光景を鑑賞者が異なる視点でとらえ、インスピレーションの核となるような自分自身との新鮮な対話が生まれることを目指します。

The Day to Day exhibition focuses on the beauty and transience of the everyday through works that capture the various moments, scenes, and activities that exist in people’s daily lives through the artist’s unique filter.
We hope that viewers will feel the simple joy and excitement of being alive in the present moment by discovering beauty in things that we tend to overlook because they have become routine.
As the great physicist Newton discovered the law of universal gravitation when he saw fruit falling from an apple tree in his garden, many of history’s famous scholars and artists have been inspired by ordinary scenes from daily life to make new discoveries and create new works of art. In addition to re-discovering the beauty of the everyday, the works created through the unique perspectives and expressions of individual artists will allow viewers to look at ordinary scenes from a different perspective , and create a fresh dialogue with themselves that will serve as the core of their inspiration.


  • 佐藤真優

    佐藤真優

    2023  京都市立芸術大学美術科油画専攻卒業 2022 三人展「またたき」 ANTIQUE belle(京都)
    2022 「キテミテ中之島」 中之島駅構内(大阪) 2023 
    「スクエア ザ ダブル16」フリュウ・ギャラリー(東京)
    2023  二人展「感覚写真」 kumagusukuSAS(京都)
    2023 「Limelight 2023」最終候補3組に選出 2024 
    「Anywhere but here VI」フリュウ・ギャラリー(東京)
    2024 「京都烏丸六角アートプロジェクト」 三菱UFJ銀行賞

    すぐそばにある景色から人が消えた瞬間、そこが「ここではないどこか」であるような不思議な感覚を覚えます。
    どこにでもある景色は私たちの記憶の中に堆積し、多くの人が共有する「特定の場所でない既視感のある景色」の記憶を生み出しているのではないでしょうか。
    人の深層にある曖昧な記憶と結びつけることをテーマに、イメージと画面の物質性が持つ「遠さ」を考えながら、絵画と写真を行き来する制作を行っています。

  • 髙田紗衣

    髙田紗衣

    2000年 大阪府生まれ
    2021年 第5回日春展 入選
    2021年 グループ展「京都市立芸術大学日本画専攻 古画研究の現在」上賀茂神社
    2023年「2022年度京都市立芸術大学作品展」 京都市京セラ美術館 山口賞受賞
    2023年 京都市立芸術大学 日本画専攻卒業
    2023年 個展「once upon a time」Art Spot Korin(京都祇園)
    2024年 公募「京都烏丸六角アートプロジェクト」京都建築事務所賞 受賞
    公募展やグループ展、アートイベント等に出展。

    制作主題である「人と植物の共生」を表現するため、主に庭園や日常の風景に焦点をあてて絵画制作を行っている。
    人と植物が相互関係を結びながら同じ場所・同じ時間軸に存在すること、人の心情に寄り添う自然がもたらす美しさを「人と植物の共生」として日本画材を用いて探求している。

  • 中浦  香与子

    中浦 香与子

    2019 近代日本美術協会展入選(~2022)
    春季展(2020推賞)
    四国展(2021理事長賞)
    本展(2021奨励賞)
    2021 二紀展入選(~2023)
    2023 二科展入選
    2024 春季二科展入選
    高松市美術協会展(奨励賞)
    個展「賑わいストリート展」開催

    私が描きたいのはアトリエでポーズをとる人物ではなく、街で生き生きと歩き働いている人々の内面からわき上がる美しさ、輝きです。レオナルド・ダ・ヴィンチの人体スケッチとクロード・モネの光と影に憧れ、多様な油絵の具の表現の可能性を日々探究しています。色彩の組み合わせ、相互乗り入れ、強弱、濃淡などの絵画的要素を制作に活かそうと思索と実践の毎日です。
    《日常生活のなかのふとした光景に心安らぐ》をテーマに人々の賑わう街並みを取材し、ほのぼのとした情景を構成しています。平凡で身近なところに、描きたいモチーフやモデルが溢れていることに気づきます。

  • 中西 揚一

    中西 揚一

    1960年 北海道生まれ。
    札幌を拠点に活動し、毎年春に開催する個展は
    今年で13回目となる。gallery CLAC主催の
    AVANTIST PROJECT(アバンティストプロジェクト)
    のメンバーとしても活動中。
    柔らかな色、光の効果、簡略化された形態で、
    「日常の1コマのようで、また何かの物語の
    1ページのようでもある」さり気なくて印象的な作品を描く。

    人々の日常を心の奥に投影して、誰もが持っている想いや願いを表現できるなら…と思っています。
    絵を描く時に、いつも思うことは
    自分の心の底にたどり着くことが出来れば
    そして、その場所で描くことが出来るなら
    その絵は必ず人の心にも届くはずだという事です。

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