Prologue XIIIプロローグ

2022.8.1.Mon - 8.6.Sat
12:30-19:30*
*8.6.Sat until 17:00

安彦 凪 大西 智也 河合 正太郎 たけもと るか 
椿 渚 富樫 幹 松木 沙くら ラミ マイラ 

”Prologue-プロローグ”展は、若手作家の発掘・育成を目的とする日本でも有数の権威ある公募展「シェル美術賞」展の入選作家から弊画廊が選抜した作家により構成された選抜展となります。”Prologue-プロローグ”展は、毎年開催してきたものですが今年で13回目の開催となります。今年は昨年開催された「シェル美術賞2020」展の入選作家のみならず、よりオープンな展覧会を目指し「シェル美術賞2020」展の入選作家以外の作家もメンバーに迎え紹介します。
この将来の日本のアートシーンでの活躍が期待される作家を紹介することで次世代の日本の現代アートの方向性を可能性を展観します。メディア表現が多様化している今日、新進気鋭のアーティストたちが見据えるその先には一体どのような世界が待っているのか。本展のタイトル”Prologue-プロローグ”には序章、序詞、序幕という意味がありますが、アートシーンの”序章”を9人の作家たちの多種多様な表現スタイルを通じ展観します。

The exhibition titled “Prologue” is an exhibition composed of selected artists of the “Shell Art Award” exhibition, which is one of the most prestigious public recruitment exhibitions in Japan. The “Prologue” exhibition, which has been held every year, is the 11th time this year. This year, we aim for more open exhibition with introducing artists other than the selected artists from the “Shell Art Award 2020” exhibition. By introducing artists who are expected to play an active role in the future Japanese art scene, we will explore the possibilities of the next generation of contemporary Japanese art. In today media expression is so diversifying, what kind of world is waiting beyond the eyes of up-and-coming artists? The title of this exhibition, “Prologue”, means “introduction”, “biginning”, and “opening”. The “introduction” of the art scene will be seen through artworks by 9 artists.



  • 安彦 凪<br>Abiko Nagi

    安彦 凪
    Abiko Nagi

    Now printing.

  • 大西 智也<br>Tomoya Oonishi

    大西 智也
    Tomoya Oonishi

    Now printing.

  • 河合 正太郎<br>Shotaro Kawai

    河合 正太郎
    Shotaro Kawai

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  • 小林 葉太<br>youta kobayashi

    小林 葉太
    youta kobayashi

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  • たけもとるか<br>Takemoto Ruka

    たけもとるか
    Takemoto Ruka

    2017年 京都市立芸術大学 入学
    2018年 油画専攻 2 回生グループ展「17.」 /京都市立芸術大学アトリエ棟
    2019年 3 人展「チーキチキ武田物語~竹取の山本~」 /京都市立芸術大学大ギャラリー
    2020年 京都市立芸術大学 作品展 2020 同窓会賞受賞
    京都市立芸術大学大学院入学
    2 人展「LOVE MY NEIGHBOR」/大阪府立江之子島文化芸術創造センター
    「京都市立芸術大学大学院 油画専攻前期展」/京都市立芸術大学アトリエ棟
    個展「SAYONARA PARADISE」/京都市立芸術大学グラウンド横
    個展「Drifting Scenery」/大阪府立江之子島文化芸術創造センター
    シェル美術賞 2021 入選
    CROSS OVER Vol .35,37 / Pallet Art Space
    2021年 アート・ジャーナリズムの夜III:6 人の美大生と語る、美術のいま / 配信にて
    渉成小学校作品展 2022/ 京都市立下京渉成小学校
    個展「Get wet with sweet sweat」/JITUSUZAISEI
    個展「his substitution situation」/男木島名物倉庫「あいきえん」
    グループ展「個別の11人P」/京都市立芸術大学

    たけもとるかです。ジャニーズが大好きです。アイドルとファンの関係性を元に、絵画や言語の
    構造について考えています。この作品は紙粘土で作った人形の「ゴーレム」を紙粘土で作った
    支持体に描きました。ゴーレムの胸にはそのゴーレムが「何の」ゴーレムであるかの言葉が
    刻まれています。言葉はその粘土の塊が何であるかを定義します。
    「このゴーレムは、粘土と糊をこねて作った人間。・・・恐ろしくなった主人公たちは、
    額の名前から頭文字を消して、メット(彼は死んだ)にしてしまう。ゴーレムは崩れ落ち、
    再び粘土に戻ってしまう」(G・B・ショーレム「カバラとその象徴体系」より)
    恋する者は、二者の間の欲望を見ないようにするために、相手か自分を去勢しようと図ります。
    それを「愛」だと呼ぶには、誰しも下心を持って相手を見ているとは思いたくないのです。
    その去勢の一つの手段(そしてその失敗)が「ゴーレムが土に還ること」なのです。

  • 椿 渚<br>Nagisa Tsubaki

    椿 渚
    Nagisa Tsubaki

    2014年 『nagisa』展 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
    2016年 『武蔵野美術大学卒業修了制作』展 武蔵野美術大学鷹の台キャンパス
    2017年 『焚き火かいぎーBonfire Meeting』2016年武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻赤塚祐二クラス有志展  小金井アートスポットシャトー小金井2F
    2018年 『女と光と細胞』展 神楽坂パルスギャラリー 1F
    2018年 『Monster exhibition2018』渋谷ヒカリエ 8F
    2018年 『Independent Tokyo2018』 浅草橋ヒューリックホール 2F
    2019年 『4metaphors』 札幌ギャラリーHOMAGE 1F
    2019年 『第43回三菱商事アート・ゲート・プログラム』 三菱商事ビル
    2019年 『Monster exhibition2019』 渋谷ヒカリエ 8F
    2019年 『いい芽ふくら芽2019』名古屋松坂屋オルガン広場 1F
    2021年 『CROSS OVER VOL.30 In Thailand』タイ バンコク PALETTE ART SPACE 3F
    2021年 『シェル美術賞2021』 六本木 新国立美術館 1階展示室1B

    受賞歴
    2019年 『第43回三菱商事アート・ゲート・プログラム』 入選
    2019年 『いい芽ふくら芽2019』 入選
    2021年 『シェル美術賞2021』 入選
    2022年 『アートオリンピア2022』 佳作入選

    私は制作するシリーズの内の一つに、偶発的に起きる現象に叙情的な美しさを反射する媒体として、ガラス等の光沢を放つモティーフを比喩的に表現しています。
    ガラス特有の表面に映し出される情景は日々移ろい、『添え物』『装飾』『彩り』としてきらきらと空間を反射し、ディスプレイとして飾り立ててくれます。
    単なるガラス特有の光沢にそれ以上の意味も内容も持たず、あるのは表面上の輝きと華やかさ。どこか空虚であだ花のように儚い存在であることがより惹きたてられます。
    私は、日替わりで光と情景を映し出すが、誰にも存在を認知されない中身を伴わない美しさも表現できたらと制作しています。

  • 富樫 幹<br>Kan Togashi

    富樫 幹
    Kan Togashi

    1982 札幌市出身  
    2005 北海道浅井学園生涯学習システム学部芸術メディア学科卒業
    2017 東京都移転

    ■主な個展・グループ展
    2022 「池袋アートギャザリング」東京芸術劇場
    2022 「Composition」Gallery Conceal(東京・個展)
    2021 「シェル美術賞」国立新美術館
    2020 「WHAT CAFE POP UP SHOW with 100 ART WORKS」(東京)
    2019 500m美術館vol.30「思考するドローイング」(札幌)
    2018 「Extension」 Gallery Guernica(東京・個展)
    2017 「あらわれる世界」 space orbit(東京・個展)
    2014 「触覚的存在 / 移調」月光荘 画室二 (東京・個展)
    2009 「in Resonance」 to ov cafe(札幌・個展)
    2008 「触覚的存在 / 風景」CAI02(札幌・個展)
    2008 「Imaginari Drawing」CAI02(札幌・個展)

    ■主な参加イベント
    「Rising Sun Rock Festival (Raintope)」(石狩)
    「飛生芸術祭 / TOBIU CAMP」(白老)

    自然や音楽に影響を受けた抽象画や、
    独自の手法を施した風景画、
    時間軸を意識した人物画など作風は多様。
    またそれら平面画を用いたインスタレーションの展開の他、
    大画面のダンサーの即興描写、野外イベントや市街のクラブなどでのライブペイントも行う。
    点や線の錯覚や、円や三角や四角の死角に隠れし核を視覚に書くように果敢に感覚で掴んだ間隔を描く。

  • 松木 沙くら<br>Sakura Matsuki

    松木 沙くら
    Sakura Matsuki

    2019年 武蔵野美術大学日本画学科有志展示「章節」 コート・ギャラリー国立 武蔵野美術大学造形学部学部4年・修士課程2年合同展示

    「knock knock knock」 武蔵野美術大学
    2020年 令和元年度武蔵野美術大学卒業・修了制作展 武蔵野美術大学 2021年 二人展「andante espressivo」 GALLERY Gigi(神奈川県) 2022年 令和3年度武蔵野美術大学卒業・修了制作展 武蔵野美術大学
    武蔵野美術大学大学院修士課程日本画コース修了制作展 佐藤美術館

    鉱物の現象に「仮晶」というものがあります。外側の鉱物の形を保ちつつ、内側の鉱 物が別の鉱物に置き換わるというものです。 私はこの「仮晶」という現象をもとに実在する風景の形を”外側”として保ちつつ、”内 側”としてその風景をみて私が似たようなものを感じた鉱物の要素に置き換えます。 こうして新たな鉱物を創るように制作しています。

  • ラミマイラ<br>LamiMaira

    ラミマイラ
    LamiMaira

    東京都出身
    桑沢デザイン研究所スペースデザインコース卒
    武蔵野美術大学油絵学科版画コース卒

    2020年 第9回FEI PRINT AWARD 入選
    2021年 2021松涛美術館公募展 入選 2021年 第39回上野の森美術館大賞展 入選(日本画)
    2021年 The international contemporary miniprint of Kazanlak
    (Bulgaria)入選
    2021年 41st Mini Print International of Cadaqués(Spain)入選
    2021年 武蔵野美術大学 卒業制作優秀賞展
    2021年 第10回FEI PRINT AWARD 入選
    2021年 SCOPEs 2021 Gallery Art Point企画展
    2021年 第88回版画協会版画展入選
    2022年 ACT大賞展優秀賞
    2022年 個展 銀座巷房

    版画を複製技術としてではなく、芸術表現の一手段として考え、版画の色んなありかたを実験的に模索している。
    版を用いて紙に摺るという間接的な表現の制作過程では、自分自身の意識や意図とは異なる要素が介入し、プロセスが展開するにつれ、自身の主観を超えた未知なるものを創造する側面がある。
    作為的な中に生まれる予期せぬ偶然性によって進化していく、その結果を必然として受け入れ、視覚的インスピレーションをもとに色彩自体の表現力を探求している。

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